これは果たしてフィクションなのか?
- ★★★ Excellent!!!
パリの地下に張り巡らされた地下洞窟『カタコンブ・ド・パリ』。
『地下納骨堂』と呼ばれるそこには、500年以上に渡って600万体もの遺体が埋葬されているという。
冒頭のその説明を読み進んで行くと、まるでノンフィクションを読んでいるような感覚に襲われる。
そして読み進むうちに、やがてこの物語が非日常を描いたホラーであることに気づかされ、いつの間にか主人公と一体化して不条理な恐怖を体験する。
そして最後にはやはり、この物語はノンフィクションなのではないかという感覚に再度襲われてしまった。
不思議な読後感である。
是非体験してみて欲しい。