概要
「薔薇色の人生」とは一部の人しか得られないものなのだろうか?
父の危篤の報せに、佳代子は父の元へ駆けつける。そこで聞く、父の人生。それは、「ラ・ビ・アン・ローズ」と言えるものだったのだろうか?
私の拙い文章を読んで下さってありがとうございます。皆様の応援のおかげで、頑張れます♪
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!自分の人生がつまらなく思えた時に。
誰もが羨む幸せな人生。
薔薇色の生活。
そういうものと無縁に平々凡々な人生を歩んでいる自分は、つまらない人間のまま終わるのか……。
ふとした瞬間にそんな思いが過って、生きていることが辛くなった時に、ぜひ読んでいただきたいお話です。
人と人が出会うこと。
愛し合って家族になること。
子供が生まれ、長い日々を共に歩き始めること。
やがて振り返る日が来ること。
一つ一つの平凡な出来事が、掌に乗る薔薇の花のように、深い色合いで芳しい香りを放っていることに、きっと気が付くでしょう。
誰もが持つ薔薇色の人生の芽のありかを、そっと寄り添って教えてくれる、とても素敵なお話です。
人の温もりと本当の愛と幸…続きを読む