小説を書くために読み込まれた資料の数々。作家としての姿勢に敬服します。

内容については、すでに先にお書きになっている皆様の素敵なレビューがありますので、そちらをご覧いただければと思います。

まず読んで気づかされたのが、設定の奥深さでした。
平安時代という実在の歴史の中に構築された、虚実ないまぜの世界観。そこへ自然と読者を誘う構成に、冒頭から引き込まれました。

読みやすい文体と、今にも動き出しそうなキャラクターの造形も相まって、気づけば最新話まで一気に読了していました。

さらに作中で触れられていた参考文献の数々から、この作品を執筆するにあたり、どれほど真摯に物語と向き合ってこられたのかが伝わってきます。

いち書き手として、その姿勢に深い尊敬の念を抱かずにはいられません。

あまりの感動にレビューを書こうと思い立ったものの、実のところ、これまでレビューを書いた経験がほぼありません。

先に拝読した皆様の素晴らしいレビューに気後れし、作品内容そのものではなく、書き手として感じたことを綴らせていただきました。

これほど読後感の心地よい物語に出会えたのは久方ぶりです。
素敵な作品をありがとうございました。

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