鋼のアルヴェンタイン

魔法が世界の戦場を支配していた時代は、もう終わる。
新たな戦争の主役となる武器、それが「ラグニア二号」。
魔力を撃ち出す銃――誰でも、どこでも、魔法のような遠距離攻撃が可能となる。

若き社長タリヴァス・アランティは、自らの発明を証明するために軍関係者をダンジョンへと招く。
そこで繰り広げられるのは、新時代の戦い方。

剣も魔法も必要ない。
ただ、引き金を引けばいい。

魔力を撃ち出す銃、「ラグニア」がもたらす戦争の革命。
これが、次世代の戦闘兵器が誕生する瞬間の物語！

魔法以外に近代的な人型ロボットや兵器（ただし動力は魔力的なもの）がものを言う世界で、主人公：タリヴァスは武器製造・開発する会社の若き社長であり、優秀な技術者でもあった。

彼はいつものようにダンジョン内で開発した兵器の実演を軍人たちに披露し、その商談をまとめるための移動中、謎の子供・少女、女戦士に襲撃され、誘拐されてしまう。
タリヴァスが囚われたのは、薄暗い部屋で、そこに現れたのは屈強な女戦士だった。
彼女はタリヴァスに「ゴーレムを百体作れ」と命令する。言うことを聞かなければ殺すという。

タリヴァスは生まれつき両方の膝から下が欠損しており、義足を付けていたがそれも襲撃の折に片方無くしてしま…続きを読む

ダンジョンのある剣と魔法の世界の異世界ロボットバトルモノ。
巨大な騎士鎧が戦う世界で職人を取りまとめ会社を経営する不具の主人公が誘拐される。
陰謀劇にも巻き込まれたらしい。
なかなか色々手広く相手にしている主人公だ。

大変よろしいと思います。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（190文字）