光と闇が交錯する──姉妹の贖罪と陰謀のダークファンタジー
- ★★★ Excellent!!!
重さとスリルが同居する
濃密なダークファンタジー!
まず〈光/闇〉と〈太陽/月〉の
対比を骨組みに
自由や贖罪を問うテーマが芯で響きます。
二人の〝姉妹〟の
コントラストは造形が鮮烈で──
視点を切り替えるたびに
人物像の陰影が増す構成が巧み!
宗教権力と軍の思惑が絡む政治劇は
会話だけで緊張が立ちのぼり
世界観の厚みを自然に読者へ浸透させます。
儀式・騎士・魔術など定番の要素も
語彙選びと設定の整合で
〝既視感〟を越えてくるのが嬉しい作品です
アクションは体感的で
技や道具の理屈が示され説得力が高い一方
叙情的な独白が挟まることで
物語が単なるバトルに堕ちない!
章ごとの引きも絶妙で
頁を閉じる間もなく次を求めてしまうはず。
ダークでありながら優しさの余白があり
読むほどに〝光〟の意味が変わっていく⋯
続きが楽しみです!!!