概要
祠がデリシャス! 神様もサイコ―! みんな残さず、ペロリンチョ!!!
森の中で発見した祠は、なぜかお菓子で出来ていた。
食べた瞬間、天にも昇る心地がした。美味しい! あまりにも美味しすぎる!
でも、これはやはり良くないものだった。祠を食べてしまった日から、僕の周囲の世界が変化し始めた。電信柱やアパートの家具などが、少しずつお菓子に変わって行ってしまっている。
あの祠はきっと、『異界』に属するものだったに違いない。それを食べてしまったから、僕は少しずつ異界の住人になっているらしい。『お菓子の国』という別世界の。
けれど、怖いとは思えなかった。帰らなきゃいけないとはわかっていた。
でも、やめられない。
だって、美味しいんだから!
食べた瞬間、天にも昇る心地がした。美味しい! あまりにも美味しすぎる!
でも、これはやはり良くないものだった。祠を食べてしまった日から、僕の周囲の世界が変化し始めた。電信柱やアパートの家具などが、少しずつお菓子に変わって行ってしまっている。
あの祠はきっと、『異界』に属するものだったに違いない。それを食べてしまったから、僕は少しずつ異界の住人になっているらしい。『お菓子の国』という別世界の。
けれど、怖いとは思えなかった。帰らなきゃいけないとはわかっていた。
でも、やめられない。
だって、美味しいんだから!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お菓子の祠…ちょっと食べてみたいな★ とか生まれて初めて思いましたよ!
「お菓子の家」ならぬ「お菓子の祠」、何とも恐ろしい発想力に震えつつ、読んでみると「その祠を美味しそうに食べる主人公」という更に震える展開!
何より工夫を凝らしているのが、それぞれに違った「味の描写」……いえ本当、ちょっと「祠、食べてみたい」とか生まれて初めて思いましたし、まず他で考えることはないはず。一期一会とは、このこと……?
後編にあたる第二話では、祠食いが更に進化して、何とも驚くべきものも食べちゃっています。一話で確実に引っ張られて、二話まで一気ですので、是非ともご一読いただきたいです……!
……やっぱりタルタロスとかなら、洋食っぽい味がするのかな……じっくり煮込まれている…続きを読む - ★★★ Excellent!!!地獄の〝味〟を堪能する
祠を「壊す」物語は数あれど、祠を「食べる」作品は唯一無二。
森に迷い込んだ「僕」がたどり着いたのは、ヘンゼルとグレーテル的なたべれる「祠」。ヘンゼルとグレーテルでは、バツを受けましたが、果たしてこの物語は……?
祠は、ランドグシャのクッキー、ラズベリー味のマカロンといかにもおいしそう。
主人公が祠を食べていくさまは、ファンタジックかつリアリティがあって、マジックリアリズム文学的。
そして、お菓子の祠=異界という仮説から検証に入る流れは、作者の黒澤さんが得意とするミステリー展開的です。
さて、主人公の置かれた境遇やいかに……?
読まれた方は、かつて味わったことのないテイストを堪能するこ…続きを読む