概要
真字名を授からずば人に非ず
神名下(みなもと)に生まれた人はまず、音のみの名前である仮字名(かじな)を名づけられる。長じて後、仮字名に当てはめた文字――真字名(まじな)を与えられ、これをもって成人と見なされる。男女を問わず、貴賤を問わず、人は真字名を授かって初めて一人前の大人となる。仮字名のままで年を経れば無名者(むめいもの)として蔑まれ、人間扱いさえされない。
大貴族・神内家の三男タケアキラは、齢十六に達してもなお、父より真字名を授かれずにいた。父から見放されたと荒むタケアキラは暴挙に及んだ挙げ句、山奥のあばら屋に追放されてしまう。そこでタケアキラは野卑な男サグロに出会う。
大貴族・神内家の三男タケアキラは、齢十六に達してもなお、父より真字名を授かれずにいた。父から見放されたと荒むタケアキラは暴挙に及んだ挙げ句、山奥のあばら屋に追放されてしまう。そこでタケアキラは野卑な男サグロに出会う。
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