繊細で頑なだった、ある少女の物語

何故、その選択をしたのか。

そう問いたくなるような、そんな選択をしてしまった少女の物語。

いや、その過程を描いているのだから、分かりはするのです。
その選択を、彼女がどうしようもなく選んだしまったことも。

それでも、やはりその前に出来ることはあったのではと思ってしまう。
ですがそういった研磨されたように鋭く狭くなった視野と、そこまで思いつめるほどに一点を見つめるような想いこそが、人の心を揺さぶるような作品を描く原動力だった、とも言えなくもなく。

最後の明るい青空とは別の何を、心に残すような作品でした。