【皇八島に】僕は13歳で王子になった【おいでませ】
- ★★★ Excellent!!!
生まれた直後に魔者の襲撃によって行方不明となり、13歳で見出された王子ロワメール。
使命のために氷漬けで眠っていた、最強の魔法使いセツ。
二人の絆と、王子ロワメールの夢と野心が物語の縦軸です。
ここまでは予想されたと思います。あらすじに書いてあります!
さて、この物語には横軸があります。
それは、少し昔の日本を思わせる「皇八島の風景」。
旅の途中で、山があり、海があり、町があり、瓦屋根があり。
人々がいて、美味しそうな名物料理があり、温泉があり。
ファンタジーの風景なんですが、どこか懐かしいような気もしてきます。
それがトゥーマッチにならない絶妙な描写なんですよ。
作者様によると、八島にはモデルになった地域もあるようです。
あっともう一つ大事なことが。
悪役の魔主も萌え要素があります。
ちょっと和風の世界で、王子ロワメールと魔法使いセツの旅の同行者になりませんか?