自分には書けない、そして多分頼まれても書きたくない、そういう類の強烈なインパクトのある作品です。
この「女叩きブログ」のパワーワードよ。
もう、見るからに悪辣な雰囲気がして、心が荒んでいくのを感じます。
そんな悪性の魅力のようなものに一撃で「読まされてしまった」わけですが、これまた内容もなかなかに痛烈です。
「社会風刺」のタグが示すように、エグイ鋭角の切り口であんまり見たくない汚い部分を見せつけられます。
そして、最終的に本作のキャッチコピーである「要するに、世の中には月1000円払って女の悪口を読みたいバカがいるの。」という一文に戻ってくるわけです。
上手いなぁ。
この作品を読むことによって、人それぞれで様々な感想が出てくることでしょう。
中には不愉快な類の感想も抱くかもしれません。
それぞれ正解だと思います。
だってこの作品は一つだけの見方で終われるような作品ではありませんから。
あなたはどんな感想をこの作品に抱くでしょうか。
是非ともご覧になってみてください。
怪作である。
一読したところ、きれいに整った短編である。
論理構成に矛盾はない。主人公の動機も明確。
そして、話のオチもついている。
だが、その結末は、文字通りに受け取ってよいのか?
「ああ、これはそういう意図の話なのだ」
そう自分を納得させた後も、なお疑問が残る。
そして読み返す。
短編だから、15分もあれば読める。
二度、三度と読むなら、話の筋などほとんど覚えてしまっている。
だが、何か引っかかる。
丹念に筋を読む。行間を読む。
そこに記されている内容の意図を裏読みしようとする。
謎があるのかもしれない。
もしかしたら、それは自分の妄想かもしれない。
禁じ手だと思ったが、AIに読ませて、要約と解釈をさせてみた。
うん、みんなが思っている通りの素直な内容だ。
大多数が、普通に考えて至る結論がそこにはある。
どうやら自分は思い過ごしをしていたらしい。
だが、何か違和感がある。
皆が行きつく、その解釈は本当にあっているのだろうか?
一度読んでみてほしい。
この違和感、あなたに解ってもらえるだろうか。
この話の、真の敵はだれか。