あしひきの 山の木末もとどろまし──。

山の木々が騒ぐように、わたしたちの肌も震え上がってしまいそう……!

主人公の語り口で進んで行く物語に、平安を思わせる難しい言葉の数々……読み解くのは少し難しいかもしれません。

けれど、それも主人公が解説してくれるので、大抵の事は気にせずに読み進めることができます。

貴族らしい自分本位な話のくだりや、話の飛躍の仕方も面白いものです。

平安だからこそ織り成されるミステリーを、ぜひご覧になってください!