概要
ただそれだけが、私の幸福だったのです。
殺人鬼に育てられたある一人の女性の物語。
※一部残酷描写と暴力描写が含まれます。苦手な方は読まないようお願いいたします。
読まれる場合は自己責任でお願いいたします。
過去作
※一部残酷描写と暴力描写が含まれます。苦手な方は読まないようお願いいたします。
読まれる場合は自己責任でお願いいたします。
過去作
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!純愛と呼ばずになんと呼べるか
満月の下であまりに美しいネエネエの姿に魅了されるのは、そこに信じた愛があったから――。
まず引き込まれるのは手紙調という物語の進行。
この一方通行な視点だからこそ「ネエネエへの崇拝」をここまで緻密に表現しきった筆力にまず唸らされる。
絶対の愛をもつネエネエ、愛を放棄した親、愛を与える母、愛を信じる勝太。そして、愛しかたを知らない「わたし」
そんな「愛の形」を主軸に、回を進める度に人物たちが捻れるようにひとつの糸となり終息する構成力は、圧巻としか言いようがない。
各話のフック、モチーフの印象も強烈。
続きを読まずにいられない数多のフックと回の区切り。
そしてモチーフのセンスも素晴らしく満…続きを読む