わたしたちはまた、あの古く重々しい書を開いた

久しく読み応えのある、重厚な作品だった……!
その場限りの話ではなく、しっかりと考えられた歴史が再び読まれているような……そんな感覚だとも!

難しい言葉が度々出てくるがゆえ、読みづらいという者もいるのだろう。
けれど、それらがまた、コレが古いお話であることを強調するように、この残酷な世界に溶け込んでそれなしでは語れないものになっているんだ。

時が飛ばず、淡々と……しかし鮮烈に刻まれていく秒針。この1枚の項を捲る手すら、重々しく感じるような……それはきっと、終わりに向かうことへの恐怖だろうか?

ああ、この文を噛み締めたい。だと言うのに、いつかは終わりを迎え、その先に花が咲くような笑顔がないのだと悟ってしまうと、些か淋しく思うんだ。

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