善悪や救済を安易に用いず、徹底して憎悪を原動力に物語を進める構成が印象的です。その一貫性が物語を強くし、カタルシスを拒絶する姿勢に惹かれます。
娘と一緒に新しい事に挑戦し始める為に投稿始めました。 よろしくお願いします。
ネタバレは無しです。作者様の好きというか、もはや『愛』がふんだんに取り込まれ、それがひとつの物語として見事に昇華…、結晶となって、その筆力に圧倒されました。そして、それを彩る美しい響きをもっ…続きを読む
血が繋ぐ関係というのは、切っても切れないものがある。例え兄弟と確執があろうとも、大切な兄妹を奪われようとも、その赤が消えることはない。他人には抱けない、特別で、複雑な感情。何よりも赤いその結び付きが…続きを読む
エドウィン、メイナード共に悲惨な出来事が起きてもそれに屈しない強さ、ひたすらに「妹に会う」という強い希望と肉親への思いが強く家族に対する愛を感じた作品でした。メインキャラ枠でないキャラクターの描写…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(423文字)
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