知ってたか?センターマイクっちゅうのは、真ん中にあるからセンターマイクなんや。そう言って彼はこちらの様子お構いなしに話し続ける。学生の頃の話、大学の話。ノリと気合いでコンビを組んで会場を沸かせるために頑張ったこと。彼は懐かしみながら、時々ボケとツッコミを織り交ぜて愉快に話す。これは、一人のボケ役の独白。届かぬ思いに残酷な過去を乗り切ろうとするものの、未だ脳裏をちらつく顔。前向きな思いとは正反対の思いがどうにももどかしく絡み合うヒューマンドラマである。
センターマイクに使用される三八マイク( SONY C-38B)は超高性能でステージ上での音の収音の範囲が広いんだ。センターマイクは、漫才師が2人並んで身長の小さい方の顎の高さにマイクのてっぺんが来るように設置されるんだ。
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このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(192文字)
あえて一人称で進む話ですが、主人公は相方なのかもしれないと感じる所がなんか、優しさと切なさを感じました。関西という設定も嫌みがなくて入りやすいです。
この作品はレビューに何が書いてあるかとか、そういう事ではないと思います。ご覧になって、感じたことが全てだと僕は思います。
いや、面白かったです。短い文章に、二人の関係性も、人物の描写も、葛藤も哀しみも全てがありました。逆から言うと、無駄なものが一つもありませんでした。深く語るとネタバレになってしまいますので、もう、とにかく読んでくれとしか言いようがないです。損はさせません。色々な感情をいただけます。ご一読を!!
杜侍音様の作品は短くてもどれも内容が詰まっていて素晴らしいですね。タイトルの回収も見事でした!!^^
明るい雰囲気で書かれています。しかし、今は、相方はどこにいるのだろう?写真の中の相方は、確かに笑っている。あの時、子供を助けるため、道路に飛び込んだ?泣いている子供を俺は、見た。俺は、会い方に向かって言います。「帰ってこい。」と。また、一緒になって、センターマイクを挟む2人でありたい俺の気持ちが、作品前面から、伝わってきて、「相方との絆はある。」と思い、この物語と作者さんの書き方の魅力を感じました。読んだ後も、とても興奮しています。
ただただ、読み進めることをやめることができませんでした。一度文章に目を通してしまうと、最後まで読んでしまう魔法にかけられたようです。単純に話のテンポ感がよいという言葉で終わらすことができないぐらいに面白かった!もう一度言いたい面白かったです!!!素晴らしい作品をありがとうございました。
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