地に足のついた獣人ものを求める層にしっかり届く作品です。

獣人社会に根付く“見た目格差”や、属性ひとつで扱いが露骨に変わる現実がいいですね。甘さや「ケモかわいい」だけではない、地に足のついた獣人ものを求める層にしっかり届く作品です。

とりわけ 「狼人=人寄り」「猫人=獣寄り」 という外見差が物語の芯になっているのがいいですね。単なるビジュアル設定に留まらず、社会的な視線・嘲笑・低い期待値といった圧が、“獣人であること”のコストとして機能しているのがいいです。

主人公が「立って歩く猫」の姿で、周囲から最初からなめられている――このスタート地点が、獣人好きにとって“おいしい逆境”になっていました。

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