概要
氷弓の少女と雷の王女は、二人で運命を変えていく
弓道の全国大会で優勝した高校二年生・弓田綾は、末期の食道がんによって十六歳で命を落とした。
次に目を覚ましたとき、彼女は大好きだったRPG《マナアース》の世界で、十歳の少女ミルロに転生していた。
しかし、ミルロは物語の主人公ではない。
悪役令嬢の取り巻きとして国外追放され、帝国の兵となって一度死亡。さらにはゾンビ兵として蘇らされ、主人公たちに再び倒される――そんな悲惨な運命を背負った、名もなき脇役だった。
「二度も死ぬなんて、絶対にお断りよ」
雪と氷を司る精霊ユキメと契約し、前世で磨いた弓の技術を武器に、ミルロは決められた物語から逃げ出すことを決意する。
そして彼女が出会ったのは、完璧な兄と比べられ続け、やがて帝国に利用される運命を持つ第一王女メイ。
金色の雷をまと
次に目を覚ましたとき、彼女は大好きだったRPG《マナアース》の世界で、十歳の少女ミルロに転生していた。
しかし、ミルロは物語の主人公ではない。
悪役令嬢の取り巻きとして国外追放され、帝国の兵となって一度死亡。さらにはゾンビ兵として蘇らされ、主人公たちに再び倒される――そんな悲惨な運命を背負った、名もなき脇役だった。
「二度も死ぬなんて、絶対にお断りよ」
雪と氷を司る精霊ユキメと契約し、前世で磨いた弓の技術を武器に、ミルロは決められた物語から逃げ出すことを決意する。
そして彼女が出会ったのは、完璧な兄と比べられ続け、やがて帝国に利用される運命を持つ第一王女メイ。
金色の雷をまと
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!面白い!!!
第一話を読みました。面白かったのでレビューを書かせてもらいます。
最初からかなり切ない始まり方でした。ゲームの中で聖女アリアが一度は命を落としながら、精霊の力によって生き返り、大切な人と結ばれる結末を見届けた綾。その直後に、自分自身が難病と闘っている現実へ戻される構成が印象的です。ゲームの中では仲間を救うために最善の手を選べるのに、現実の病気だけはどうにもできないという対比が、綾の「生きたい」という願いをより強く感じさせました。
特に、手術の直前に「もう一度、弓を引きたい」「もう一度、自分の足で射場に立ちたい」と願う場面が良かったです。全国大会で優勝するほど弓道に打ち込んできた少女だから…続きを読む