概要
未来の歌を持ち込んだ。だがしかし、歌姫が行方不明・・
2026年を生きていた五十代の男・山吹互識は、相棒のAI「アオ」とともに、なぜか1990年へタイムスリップした。
気がつけば、身体は若返り、未来へ戻る方法も分からない。
持ち前のタスク処理能力とリスク管理で、この時代での生活基盤を整えた彼は、暇つぶしとしてアオと音楽を作り始める。
未来の感覚を少しだけ混ぜた曲。
アオが歌う、存在しない女性歌手。
それを一本のカセットテープに録音し、知人へ聞かせただけだった。
……まさか後になって、
「この歌手を紹介してほしい」
と迫られることになるとは思わずに。
問題はたったひとつ。
その歌姫は、最初から存在していない。
気がつけば、身体は若返り、未来へ戻る方法も分からない。
持ち前のタスク処理能力とリスク管理で、この時代での生活基盤を整えた彼は、暇つぶしとしてアオと音楽を作り始める。
未来の感覚を少しだけ混ぜた曲。
アオが歌う、存在しない女性歌手。
それを一本のカセットテープに録音し、知人へ聞かせただけだった。
……まさか後になって、
「この歌手を紹介してほしい」
と迫られることになるとは思わずに。
問題はたったひとつ。
その歌姫は、最初から存在していない。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!五十代の俺と毒舌AIが、一九九〇年を生きる。
通勤途中、ふと気づけば街並みは三十数年前。五十代のおっさんが、なぜか若い体で一九九〇年に放り出されます。頼りは、毒舌でどこか憎めないAI「アオ」だけ。この掛け合いがとにかく最高で、思わず声を出して笑ってしまいました!
ぼやき混じりの軽快な語り口がクセになり、「リスク管理」という口癖すら愛おしくなってきます。懐かしい時代の空気や手触りの描写も丁寧で、楽しい読み心地。ひょんなことから始まる音楽の物語は、読み進めるほどにワクワクが膨らみます。
こんな方におすすめ
タイムスリップものが好きな方/テンポのいい会話劇に癒やされたい方/昭和・平成の懐かしさに浸りたい方/おじさん主人公を応援したい方