概要
ゴミ袋から聞こえてきたのは、母の声でした。
捨てるはずだった古いラジカセから、聞き慣れた声を耳にする。
電池を抜いても、その声は止まらない。
それでも私は、もう少しだけ話していたかった。
『聲』《コエ》―――去りてなお、残る音。
ーーー
気に入っていただけましたら、★評価やレビュー、ご感想などいただけると嬉しいです。次の作品を書く励みになります。
もちろん、あくまで面白いと思っていただけましたらで。
また、こちらとはだいぶ毛色の違う長編ホラーもあります。
カクヨム・ホラーランキング最高 日間1位/週間4位
ミステリー&ホラー小説コンテスト・長編ホラー部門 最高2位
『■警告■ 愛媛県松山市全域において『呪』の発生が相次いでいます。』
電池を抜いても、その声は止まらない。
それでも私は、もう少しだけ話していたかった。
『聲』《コエ》―――去りてなお、残る音。
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もちろん、あくまで面白いと思っていただけましたらで。
また、こちらとはだいぶ毛色の違う長編ホラーもあります。
カクヨム・ホラーランキング最高 日間1位/週間4位
ミステリー&ホラー小説コンテスト・長編ホラー部門 最高2位
『■警告■ 愛媛県松山市全域において『呪』の発生が相次いでいます。』
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「おかえり」を教えて
「私」のために残された音声なのだと思って読んでいると、ある時から母の声で「おかあさん、おかあさんどこ?」と尋ね始める。読み進めると、母自身がラジカセに語りかけ、言葉を教えるように録音していたことが分かってくる。つまり、このラジカセは「私」が家を出たあと、孤独を紛らわせるために言葉を覚えさせていたものだった、のかもしれないということ。ここで感じるのが、母の寂しさと、母を失った「私」の寂しさ、そして同じように取り残されたラジカセとの不思議な共通性です。そこから始まる「私」とラジカセの奇妙な交流がとても良い。最初は恐ろしく、噛み合わなかった会話が、少しずつ互いの寂しさを埋める時間になっていく。そし…続きを読む