概要
圧倒的筋肉パワーで全てを粉砕する異物。その恐怖を周り目線で描く。
血で血を洗う宗教戦争の泥濘のなか、人の価値が塵芥のように著しく低く扱われていた時代があった。
お互いが掲げる、傲慢な『正義』や『信念』という名の大義名分のために……。
――ドンっ。
頑丈な木扉が開くたびに、戦場に絶望のレイヤーが爆速で重なっていく。
燃え盛る街の炎の中から、己の身長を超える大鉄板を引きずりながらゆっくりと姿を現した、人の形をした異物。
本作において、死神の目線は一切存在しない。
圧倒的な筋肉のフルプレートアーマーをまとった怪物。
その絶対的な恐怖を、ただ腰を抜かして見上げる人達の視点だけで冷徹かつ生々しく描き出す。
既存の消毒された優しいテンプレファンタジーを、圧倒的な物理解決で粉砕する。
重重しいミリタリー・アクション・ホラー、ここに開幕。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!巨大な剣と圧倒的な筋肉。異物の目撃者となれ。
「こいつはいったい何者なんだ?」
読んでいる側にも、作中の目撃者たちと同じ疑問が浮かんでくる。
宗教戦争によって荒廃した戦場。
そこへ現れたのは、己の身長を超えるほどのクソデカ剣を引きずり、正規軍を一合で壊滅させる謎の『異物』。
しかし、物語のキーパーソンである異物自身の視点は、この物語には存在しない。
目撃者たちが恐怖し、逃げ惑い、噂を語る。
そのたびに「いったい何なんだ、こいつは」と、読者の期待まで膨らんでいく。
描写される異物が纏うのは……
筋肉のフルプレートアーマー。
クソデカ剣だけでも十分なのに、筋肉まで武装扱いされている。
そして放たれる一言、
「筋肉が足らん。…続きを読む