宮野　大

先ず、感謝をお伝えさせて頂きたい。 碧月さん、この作品を書き上げてくださり、本当に有難う御座いました。 一作目から数日間をおいて読みましたが、一切のストレス無く読むことが出来まし…続きを読む

純文学の巨匠からの引用で始まったとは思えない読みやすさ。 若き作者の温かな文脈がホットミルクの様に優しく心に広がります。 実はあまりこういったテイストの作品は読まないのですが、…続きを読む

たったこれだけの文字数で切ない恋を伝えきる圧巻の文章力。 動画を見ているかの様に目の前に広がる情景。 是非長編で読みたいと思わされる余韻。 作者のレベルの高さが窺い知れます。…続きを読む

地の文がとても丁寧で情景が浮かべやすいのがとても好印象でした。 主人公の理性と感情の狭間で揺れ動く様子は、思わず手に汗を握り、「これ…自分だったらどう判断するだろう…」と真剣に考…続きを読む

暖かく、親しみ易い文脈のお陰で、感情移入する迄に長く時間は掛かりませんでした。 主人公の少女が、大人の女性へと成長していく過程が丁寧に紡がれていて、思わず応援してしまいます。 …続きを読む

ごく自然に頬を涙が濡らしました。 たった数千字の中で、登場人物に名前すら与えず感情・情景・空気感や色彩をここまで表現している事に作者の感受性・表現力の高さをひしひしと感じます。 …続きを読む

冒頭から作者によって繊細に紡がれた美しい言葉達から美しい春の情景が浮かび上がります。 まるでショートムービーのように。 淡く揺れる恋心が美しい情景と重なり、自然と物語に引き込ま…続きを読む

空き時間にもスッと読み易い恋愛短編集。 重たいシーンのバランスの取り方が絶妙で思わず引き込まれます。 遠く離れた恋人との『愛』… 失った伴侶への『愛…』 それぞれのパートナー…続きを読む

自分だったらどうするか… 胸が締め付けられる思いでした。 大切な人へ突如降り掛かる災難。 必死に向き合おうとする主人公の実直さに心打たれる純愛短編。 「この後が知りたい…」と…続きを読む