表題作がKADOKAWAメディアワークス文庫さまから2月25日に刊行されることになりました。
話を頂いて死角から飛んできたミドルにやられたような感じになっていたというのはさておき。
「その喩え、さっぱりわかんないからね…?」と思ったあなた、それで人生正しいです、というのも置いておいて。
と、まあ、こんなふうなので、三巻に到ったのは応援してくださった皆さまと、書籍化にあたって様々ご助力くださった皆さまのおかげだと真剣に思っています。
あと、続きについて言及くださった方、濁しててごめんね、公式サイトで公開されるまで話せなくて。
さて、以下概要です。
次の舞台は、web版フェルドリック視点や第一巻に名前だけ出ていた隣国カルポ王国の山間部、某公爵家の領地です。
助けを望む、公爵家兄妹の妹の思い込みによって攫われ、公爵家をめぐる政争に巻き込まれたソフィーナ。
カザックに帰るに帰れない中、保護してくれた兄公爵から、結婚を申し込もうとするぐらい憧れていたと聞かされて困惑するソフィーナを、「それ、やっちゃダメなやつ…!」と彼女やアレックスが蒼褪めるやり方で、フェルドリック(※悪質←今更と言う説もある)が救出を計って……というもの。
色々あってweb版/前巻終了後からほぼほぼ進んでいない二人がどう変わっていくかという話かと。
15万8千字弱。「長!」って引いたあなた、仲良くしてください――ではなく。
これ、もう逃げていいんじゃ…?と何回呟いたか(←基本ダメ人間)――でもなく。
それでも書き切れたのはあなた方のおかげです――ってこれは本当。
なんせ、それはそれで楽しいかもと思われたら、手に取っていただけると幸せです。
なお、カバーイラストは前二巻に引き続き、斬さまに手掛けていただきました。
今回も心底素敵なのですが、まだ公開されておりませんので、出版前後に改めてお知らせします&その際にまたのぞいてやっていただければ嬉しいです。
ついでに何かおもしろこと、できるといいなー。