気が付けば暫くやっていなかった「本の栞とお礼と宣伝」です。
コロナに罹患後暫くPCから離れていたので、栞の数は少なめになるかと思いきや、それなりに間が空いてしまったのでそこそこの量になりそうです。
本の栞
☆海の向こうからのエレジー様
〇Symphonie Un autre monde~異世界でタクトを執る少女 https://kakuyomu.jp/works/16818093089021071233
チャプター3まで読了済み。
「異世界転生」✕「クラシック音楽」による「異世界交響曲」――はキャッチコピーより。
クラシック音楽はショパンを「なんかこれ、すげぇな。大変そう」みたいな感じで聞くことがある程度なのですが、作中で登場する曲を聴くようになり、新しい世界をこの年にして知ることが出来ました。やっぱり凄いよクラシック音楽。
因みにアルトゥール・ルービンシュタイン氏のピアノが個人的には一番好き。浅い言葉ですが、深みがスゴイ。
タクトを振る指揮者の事は、時折CDショップのクラシック音楽コーナーで見かける「カラヤン」位しか知りませんでした(よく見る名前だなー、位の認識)。
ですが、この物語を読み進めるにつれて楽団が演奏を行うにあたり、必要不可欠な存在であることを改めて知ることが出来ました。また、タクトを振るにあたりどのような心情であるか、その一端に触れることが出来たとも思っています(思い上がりも甚だしい)。
物語の人物、内容も素晴らしく、クラシック音楽に興味の無い方が読まれたとしても、一つのお話として十分に満足できると思います。エピソードの最後に語られる注釈がとても有難いです。
まだまだ書き足りないことが沢山ありますが、何時までも書いていそうなのでそれは次回にでも。
皆様も是非読まれては如何でしょうか?
☆橄欖石 蒼様
〇花産霊の姫と冷徹当主 https://kakuyomu.jp/works/16818792437266185065
鎌倉時代〜室町初期の世界観で語られる、静かで美しい物語。
第三章まで読了済み。
言葉や表現が本当に美しい。微に入り細を穿つ文章と言うのは、この物語の事を言うのでしょう。
契約結婚をした二人が何時しかやがて、本当の夫婦へと成り行く様が描かれる(誤字ではなく、その描写が緻密過ぎて本当に思わず目に浮かびます)この物語は、良ければ是非皆様もお読み頂ければと思います。
最近流行りの異世界物や、戦記物などに疲れた方は是非是非。
☆春日七草様
〇勇者のいない勇者譚 〜心をなくした少女と、心をもたぬ少年の物語〜 https://kakuyomu.jp/works/822139837107559759
勇者はいない。けれど――彼女は、誰かの勇者だった。――キャッチコピーより。
群像劇で進んでゆく少年と少女達の物語。目まぐるしく変わる場面が繋がり、一つの大きな流れが出来ていくのでしょう。2章4話まで閲覧済み。
魅力的なキャラクターと、テンポよく進んでゆく物語は爽快感抜群です。
現時点での感想は、あちこちに散りばめられる謎や少しほろ苦い恋心等がこの先どうなってしまうのか?と、勝手にドキドキしています。
作者様の執筆速度も速く、読み進めるよりも先に更新が続いております。何と羨ましい……(毎日の更新大変だろうなぁ、と思ったり)。
どのような結末に至るのか、楽しんでいきたいと思っております。
私の感想なんかでは御座いますが、ご興味を持たれましたら是非お読み頂ければ!
☆鰐淵 荒鷹(わにぶち あらたか)様
〇異世界リング伝説 ―Queen Bee― 異能バトルプロレス開幕! https://kakuyomu.jp/works/16818792437967351726
久しぶりに辿り着いたプロレスもの‼‼‼
嬉しくて短いコメントを遅らせて頂いたのですが、作者様よりとても丁寧な返信が届いてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。見て下さるかは分かりませんが、こちらで返信への返信を。
作者様もプロレス自体が大好きで、特に80〜90年代プロレスに強く惹かれていらっしゃるとのこと。
深夜小さなブラウン管テレビに映し出される新日本プロレス、全日本プロレスを毎週布団に隠れながら見ては怒られ、それをビデオテープに録画をして、擦り切れるまで友達とそれを見ていたのを思い出します。ゴールデンタイムに放送されるプロレスも見てみたかった……。
中学生の頃、実際に獣神サンダーライガーを見た時に「ジュニア級?ジュニア級ってこんなにデカいの?」と戸惑い、握手をしてもらったその手の分厚さ、大きさに心を奪われたことを思い出します。
最近のプロレスの華々しさも良いとは思いますが、剛腕から繰り出されるただのラリアットであったり、高角度から放たれるただのバックドロップであったり、グラウンドで口角から唾を吹き出しながら極められる脇固め。そして体固め。
それだけで良かったし、何より説得力が凄かった。もう、立ち上がれないだろうと思ったし、だからこそ立ち上がるプロレスラーはやはり超人なんだと、感情が理解をした。私の中では、プロレスラーこそが最強なのです。
そんな、今見ると一寸ばかり見栄えが悪く、泥臭いプロレスの空気感が、この物語にはみっちりと超人達の筋肉の如く詰め込まれています。
キーワードたる、異能の力がどうなるのかはこの先を読み進めさせて頂こうと思います。もっとプロレスもの、出てくれればいいのになぁ。
お礼
更新したエピソードに毎回♡を付けて下さる方々には本当に感謝しております。
コロナに罹患をしてしまい、更新が止まってしまった中でもお読み頂いていたことが、療養の中の私の元気になりました。重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。
新作の「鏡の中の神様」もお読み頂き、有難う御座いました。
以下は宣伝となりますので、お読みいただかなくても大丈夫ですよー。
宣伝 カクヨムコン11
今回のカクヨムコンには長編のラブコメ・美少女部門(何故普通の恋愛が無いのだろう?)に「ふじの湯へようこそ。三助とペンキ絵師の日常。」をエントリー。
ラブコメ要素はあると思うけど、美少女ではないしなぁ、ともやもやしています。一応大人の恋愛物で考えており、コメディ要素はおまけ(のつもり)。ヒロインが割とおかしい。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893854069
短編部門では少し欲張って5作品をエントリーしています。
簡単な物語の説明を書きましたので、ご興味が湧きましたらお読み頂ければ嬉しいです。
〇El Condor Pasa https://kakuyomu.jp/works/1177354054887523519
輪廻を書いたかなり昔の作品。最後まで読んで頂ければ一寸した仕掛けが。
〇真冬のイタリア料理店はひさしぶりと声をかける https://kakuyomu.jp/works/1177354054888187921
彼氏と一緒にご飯を食べに行きました。どこにでもあるありふれた日常風景。
〇追憶の夏祭り https://kakuyomu.jp/works/1177354054890417854
おじさんがふと初恋を思い出す物語。
〇オータムフェストと忘れ物 https://kakuyomu.jp/works/822139836587763246
札幌で開催されるオータムフェストで男が忘れ物を届けるために、約束も何も無い君を待つ物語。
〇不思議の国のシンデレラ https://kakuyomu.jp/works/1177354054887760388
失恋の物語。有名なジャズのナンバーから。
でわでわー