本作を公開する時には、お星さまがつくのかね・・と自嘲しながらスケジューラーを設定していた自分を振り返っております。
カクヨムコンも始まっており、長編・短編のどちらにも寄っていない五万字という文量。
皆様から温かい眼差しを送って頂いた他作品に及ばない結果を覚悟していた年末でした。
時に予想と反したことが起きる。
他人様の話として聞いておりましたが、そうしたことが本作で起ころうとは思ってもみませんでした。
予想外にも、初作に頂きました星数を越え、喜びと戸惑いの中、新たにレビューコメントを寄せていただきました。
綾邦 司 様より
https://kakuyomu.jp/works/822139840093537323/reviews/822139842591440335――音もなく降る雪のような
このコメントタイトルの美しさ、綾邦 司様ならではと見入ってしまいました。
それ以上に、本作を要言不煩に表されておりまして、ふわっとした雪玉を正面から顔で受け止めた思いがいたしました。
本作の登場人物達は、名を遺すでもなく、それぞれに淡々と暮らしつづけております。
庶民の暮らしが歴史に残ろうはずはありませんが、
もしかしたら、どこかでこんな様子があったのかもしれない。
そんな風に受け止めてもらえたらという気持ちで書いた一幕でした。
こうしたこちらの想いまでが投影されたように見えて、深く御礼申し上げます。
この綾邦 司様の御作より、ご紹介いたします。
『精霊に愛された少女は《物語り》と共に果てなき森を歩む - その旅びとは謎が多い・第一部/第二部』
https://kakuyomu.jp/works/16818093074826293729『緑陰の記憶を胸に《物語り》と少女は戦火を駆ける - その旅びとは謎が多い・第三部/第四部』
https://kakuyomu.jp/works/16818093092957255574カクヨミでこれ言うには憚れますが、実は私、余りファンタジーを読む方ではないのです。
それでもこの作品には、引き込まれてしまったのですよ。
タイトルどおり、少女を連れて旅をする《物語り》には謎が多い。彼らが旅する森の世界も雄大で、留まる村々での習慣にさえ風土の差異があり、読み飽きる隙を与えません。
この丹念に形成された世界観を堪能して頂きたい。
第一部/第二部より読み始めるのもよし。
一旦飛ばして第三部/第四部より読み始めても、遜色がなさそうと思えます。
旅をする主人公達が芯となって、短編的な各エピソードが数珠つなぎとなっております。そのエピソード達も一万字程度かしらという読感なので、非常に読みやすいのです。
このような構成が作れるというもの、すごいですよね。
まだ、拝読真っ最中ですが、カクヨミコン開催中には読了を目指している作品です。
まだ目を通されていない方は、是非ともご一緒に、こちらはおすすめですよ。