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メンテナンスの動向にハラハラ

錦戸には、ちょっとした事件です。

よく大学のリポジトリから、史料や論文を探すことがあるのですが、このところ、ずっとメンテナンスが続いています。

変だなぁと思って、AI坊に調べてもらったところ、大学が公開論文を登録している共通基盤サービスが、長期メンテナンスを実施しているとのことでした。
それなら仕方のないことです。

ただ、不安な点が一つあります。

運営団体が、2026年度中に、ファイルへアクセス制限をかけ、条件を満たした人だけにダウンロードを許可する機能を本運用予定にしているらしいのです。

当然、私は学生でも、どこかの学府に所属している研究者でもありません。
一般公開されている論文であっても、その条件を満たさない側になってしまうのではないかと、少し心配になったというわけです。

もちろん、論文の著作権や、公開にあたって必要な管理があることは理解しています。
技術系の研究、企業との共同研究、出版との兼ね合いがあるものなど、制限が必要な資料もあるのでしょう。

けれど、時代物を書く時、私は無学なものですからね。
史学・文学系の大学紀要や公開論文には、かなり助けられています。

いくつかの論文を読んでも、原稿に書き入れるのはほんの数語だけ、ということもあります。
挙句の果てには、「へぇ、そうだったんだぁ」と一人で納得して終わることもあります。

もう、ここまで来ると、調べること自体が楽しい状態にハマっているだけですね(笑)

それでも、世界観や民俗的な肌触りを立ち上げるためには、こうした論文が本当に大きな支えになります。
私のような、特に収入になるわけでもない乱筆家にとっては、専門書を次々に買う余裕などありません。

その点、公開されているPDFの論文はとてもありがたいのです。
PCとスマホで共有しておけば、休憩時間に読むこともできますし、資料としても、創作の入口としても、ずいぶん助けられています。

趣味の一つとはいえ、極貧作家にも手の届く公開が、これからも続いてほしい。

そんなことを、少しハラハラしながら考えた朝でした。

14件のコメント

  • 20年以上前に乱読した本の知識が学説とか変わって、あちこちで全然違う話を聞きました。
    真面目に、資料で読むなら大学にある論文とか最前線ですんで、確かに良いでしょうね。
    規制規制で段々、生きにくくなるのも辛いですね。
  • あらら、そんなことになっていたんですね。
    調べものをしてしない時期だったので、気づきませんでした。
    国会図書館みたいに、利用者登録をすれば資料が読めるんならまだいいですが。
    ネットに散らばっている文章を参考にする場合、とっても窮屈な縛りになりますね。
    許可をもらっている間に、イメージがどっか飛んでいっちゃいそうです。

    マンガ家のしげの秀一先生だったかしら。専門書を集めて、次の作品で不要になったら全部処分していると読んだような。
    置き場所問題や、たとえ置けてもお家の床が抜けるとか、終活を阻む難敵になるとか。
    電書やPDFだとその点メリットが大きいですが、利用制限をかけられたらアウトですね。

    しかし、そこまでしっかりお調べだったんですね。
    やっぱり。
    琴音さまの作品は世界観が破綻なく構築されているから、読み手は安心して内容に浸ることができるのでーす。
    ご苦労お察し致します。

    私も以前、専門本を買ったのですが…
    背景への理解があるとないでは厚みが違ってしまいますので、がんばって。
    参考に二行くらい使い、書いたものは落選して終わりました(笑)
    元を取ろうとか思うと、肩に力が入っちゃって。
    気軽に無料で自由に利用できるのがいいですよねえ。
  • こんにちは

    資料問題はありますね!
    今はネットやAI便利ですけど、ある意味どころか全然信用できませんので
    いわゆる裏が取れていない、あるいはエビデンスが云々てやつで💦
    大学のそれなんかは確かにかなり信憑性も高いですものね

    ちなみに私も一次資料的なものをさかのぼってさかのぼって調べることはよくあります
    ファンタジーものでもけっこうあやふやなの多いですから
    歴史・民話とかなるとなおさら
  • 平 一悟 様

    コメントありがとうございます。

    確かに20年もあれば、研究が進んで、それまでの常識が変わるってことがよくありますね。
    未だに、私は聖徳太子は聖徳太子のままですw

    ただ、学説に触れるということは、それだけ違う視点や見解を得られるので、公開性は保持してもらいたいなぁと思います。
    無論、運営団体もそうした理念の下にあるので、悲観するまでのことでもないかなと期待はしています。
  • ふぁ……
    コメントの方々も含めて、やはり皆さんよく文献をあたられているんですね。
    「調べるチカラ」というのは執筆するうえで重要な能力だと思います。羨ましい……!
  • イエロウ 様

    コメントありがとうございます。
    今回の広域メンテナンスは、システム障害も絡んでいそうですね。
    その中で、こうした動きを知ったわけなのですけど……

    背景への理解があるとないでは厚みが違うと、まさに仰るとおり!
    地方史などの専門書も、購入したりもしたのですが……
    これが廃版だったりすると、捨てるに捨てられない現実に震えています。
    この点、PDF資料は使い勝手のいいところがあります。
    ただ、あまりにモニターを眺めていると、これが辛くてw

    資料の扱いにも良し悪しがありますね~
    じたばたしながら、がんばりますわ☆彡

    お励ましに感謝いたします♪
  • 歩 様

    こんにちは♪
    ネットにある情報が全て一次資料に基づいているわけではないので、必然、AIの情報や分析にも狂いが生じてしまいがちですね。

    潤沢な資料があれば、まだいいのですが……
    これが乏しい史料や民俗・伝承となると、出てくる資料を比較して、こちらで推論を立てるようなことにもなりますね。
    正直、AIはこの一年だけでも、一層に推論を避けるようになっている気がします。

    その癖、思いもしない飛躍が飛び出してくるので、本当に注意が必要ですわ(苦笑)
    その点、大学の論説は、提示された引用や資料から、一次資料に辿り着きやすいですし、見識のある論点から視野を広げてもらえるので、解析度が高くなりますよね。

    特に、民俗的なものは、時代の遷移にも影響を受けやすいと思います。
    この読み解きは、大変な作業だろうとお察しいたします。

    コメントありがとうございました。
  • 志乃亜サク 様

    いらっしゃいませ~
    コメントありがとうございます。
    「調べるチカラ」も大事ですが、いい加減にしておかないと、
    私の場合では文速を遅らせてしまうので、
    考えものです(;^_^A アセアセ・・・

    今や、亀のごとしというよりも、カタツムリみたいな歩みw
    知人からは、調べ物で遊ぶなと突っ込まれております(内緒)
    そのわりに、満を持してという仕上がりにもならないので、
    精進しているのか、遊んでいるのやらw
    実はそんな感じです。
  • すでにご存じかもしれませんが、『国立国会図書館デジタルコレクション』でも部分的に資料・論文などが閲覧できます。
    あと情報教育分野(ICT-Education)に偏るのですが、教員たちによる情報提供の場があるので、WEBマガジンなどから参考になるものがあるかもしれません。とある教材出版社のHPには、過去に私が残した教材を紹介したバックナンバーがいまだに公開されています💦
  • PDFの資料は使い勝手がいいですよね。
    ボクもPDFは重宝しています♪
    で、アクセス制限! 気になりますよね! 何とかならないものでしょうか💦
  • 中里朔 様

    情報ありがとうございます。
    これまで、大学リポジトリからも資料が得られていたので、
    未登録でも読めるものを探したりしておりました。
    今回のことで、国立国会図書館デジタルコレクションの登録も
    しておいた方がいいかもしれないと思い始めています。

    それにしても、ご自身の教材が今も紹介されているのはすごいです。
    なるほど、道理で文章が綺麗なはずです。
    どこかで拝見することがあるかしら……
    その前に理解できるかどうか、それが問題かもしれません(恥)
  • 永嶋良一 様

    いきなり、公開論文が閉じられはしないだろうとは思ってはいます。
    けれど、信頼していた情報源に不具合が起こると、やはり戸惑ってしまいました。

    他の方から寄せていただいたコメントにあった国会図書館なども含めて、もっと情報源を広げておけばよかったなぁと反省しています(;'∀')

    何らかの形で、一般の利用者も閲覧できる仕組みが保たれていくといいですね♪
    コメントありがとうございました。
  • へぇー、錦戸さんって、学生なんだ!知らなかった。でも、どおりで時代考証がしっかりしていると思ったわ!ちゃんとした下調べが効いてるのね。


    あっ、そうそう、この間の小田島さんとのツーショット、本当はお酒の後、因縁の珈琲を一緒に飲んで、あの絵柄そっくりに写真をもう一枚撮りたかったんだよね。そしたら、シャレで琴音しゃんに送ってだんだけど😄😉

  • 青山 翠雲 様

    あ、いやいや(;'∀')
    先ず、訂正させていただきます。
    学生であったのは、遠く昔のことですw
    しかも大学でもないの。

    率直に言ってしまうと、専門に学んだわけでもないのに時代物に手を出すから、勉強しなくてはならない羽目にあっているだけですね
    (*ノωノ)ハズカシー

    あのツーショットは、もう小田島さんが前に置いてくださったコメントを流用するしかなかったですよ。
    でも、わざわざ合わせてくださったんだなと思えて、とても嬉しかったです。

    そして、少しだけ気になっていることが……。
    以前、翠雲さんにはいつもコメントをいただいているとこぼしたお返事で、変なプレッシャーをお掛けしていませんか。

    深い他意はないとご理解いただいているとは思いつつ、少し気になっておりました。
    もしご無理をお掛けしていたら、どうかお気になさらないでくださいね。
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