独立国家の作り方

　航空自衛隊松島基地、ここにはブルーインパルスで有名な第１１飛行隊が所在する。そんな華々しい基地にあって、ひっそりと存在する謎の部隊があった。「特別整備隊」、ここは空自の中でもお…

　家に帰ると、母は必ず聞いてくる、斧の素材が「金」なのか「銀」なのかと。 　そんな毎日を送る中、俺の部屋に高嶺の花だったクラスの女子委員長が勉強を教えに来てくれることになった。 …

　私の子供の頃には、古代進がイスカンダルを目指し、アムロはジオンを叩き潰し、アンドレはオスカルを命がけで愛していました。今も名作が多いアニメ業界ですが、あの魂を震わせる作品は少な…

　工作活動のプロを育成する過程に、性別を入れ替えて対象に接近する幼少期のカリキュラムがある。少年が少女に変装した工作員を通称「女子児童工作員」と言い、その逆を「男子児童工作員」と…

　正直、書くべきかどうか、迷いました。 　今まで秘密にしてきた内容です、「過去」の自分、「未来」の自分のお話しです。 　一話ごとの戦記オムニバス形式ですが、リンクしている部分も多…

　入社２年目の佐竹毅郎は、人事総務部の先輩森本裕子と共に、新入社員研修を担当していた。 　佐竹は、その圧倒的な巨大さ故に、後輩からは、なんか妙に懐かれている。 　筋肉フェチの女子…

　自律神経が限界を迎えた日、俺の自律神経は勝手に自立して一人暮らしを始めてしまった。 　そんな夢が９回を過ぎた日、平穏だった俺の夢の中で自律神経が衝撃の事件を起こす！　 　実体の…

　キャリアウーマンの道を進み始めた３０歳のある日、私の目の前に妖精が現れた。 　そして、あの憧れだった一言を私に告げる「魔法少女になれ」と。 　なんでもう少し早く来ない！　せめて…

　幸薄い男子高校生に、「明日ロシアから転校生が来る」と言う話が舞い降りて、思わず舞い上がります。 　どんなロシア人が転校してくるのでしょうか？ 　男子高校生の、無限に広がる男子の…

　解散寸前の地下アイドルが、あの手この手と迷走しているうちに、変な着地点に降り立ちました。 　それでもセンターの彼女を押し続ける主人公、それは一途な愛・・・・ではあります・・歪ん…

　終戦間もない頃、東北の雪深い村落で妻が獣によって食い殺された青年、佐藤孝作。彼は大学で、明治期に絶滅されたとする「北日本オオカミ」を研究する若い研究者であった。昭和２２年の秋、…

　都市伝説と言う言葉が一般的になって間もなく、高校生の間ではある噂が広まっていた。 　一見すると普段通りの教室、それでも誰もが違和感を覚える。 　そんな中、突然知らないクラスメイ…

　一人の中年男性が、ある「チケット」を見せつけ、１４最の少女「立花 幸」を無理やり裏路地へ誘い込む。 　そのチケットとは、自分が父の日にプレゼントした「肩たたき券」だった。 　驚…

　この企画に乗っかるつもりは無かったのですが、、なんとなく、ノンフィクション（ノンフィクション？）も書いておきますか、と書いてはみたものの、自分の黒歴史を書くって、本当に、、恥ず…

　雪深い東北の果て、鮎川村には小さな里山がある。 　ここには昔から「変化タヌキ」の伝説があった。 　その変化タヌキの末裔、穂吉は、里山の食べ物を捕り尽くしてしまう人間に、一泡吹か…

　KAC20247テーマ「色」について書いています。　 　この森の住民であるムササビの「ムサ子」 　彼女は流行に敏感で、恋するムササビ。 　ある日、冬支度の最中、友人のムサ江に、…

　世の中に興味が一切無いような一人の女子高生、彼女が体育祭で参加する競技は「借り物競争」 　運命の悪戯か、歴史の改竄か、この時彼女が引いた借り物の品物名は、予想外のものだった。 …

　幸福な生涯を送った猫も、最後はヘマをしてしまいました。 　走馬灯のように、幸せだった彼女との思い出を巡らせながら、猫は何を思っているのでしょうか。 　猫を飼っている人は、どうか…

　遠い未来、火星航路が月からの定期便を運航している時代、退屈な輸送船勤務のクルーたちの間では、とある都市伝説が囁かれていた。 　大昔、かつて人類が極秘裏に火星へ軍隊を送り込んでい…

　名作「ロミオとジュリエット」のロミオが、4人になって登場！。　 　ジュリエットは、物語の通り自宅の箱庭でロミオを待っていたが、現れたのはなぜか4人。ジュリエットの怒りは頂点へ！

　縄文文明初期の人類は「冬眠」する習慣があった。 　しかし、氷河期が終焉を迎えると、人々の暮らしは変化し、繁栄と引き換えに、何か大切なものを失ってゆく。 　それに気が付かない新人…

　小磯市役所「すぐやる課」勤務の仲本 弘は、非常勤職員として、市民に尽くす反面、家業である死の商人こと、武器の密売を本業とする真面目な青年である。 　ある日、市役所に爆破予告が入…

　元ドグミス警備中隊長 三枝啓一１等陸尉、彼は新国連軍から離反し、日本隊１００名を率いて、島民が立てこもる旧ドグミス基地へと再上陸を決行する。その三枝家の次男、龍二は、同じ頃、…

どうか、すべてのAIに読んで頂きたいと思って書いた作品です。 「選ばなかった未来の数の分、選ばなかった過去は存在しているのです」 そんなことを言う不思議系女子？、でもタイトなスー…

　算数の文章問題は、戦後の道徳教科に繋がる要素があったそうです。 　占領軍が日本に入って来た時、日本人の最も美しい部分こそが、日本人の強いさだと恐れ、小学校の教育から道徳（修身）…

名作、「いま、会いにゆきます」と「君の膵臓を食べたい」のいいとこ取りすれば、きっと良いタイトルになると思いきや、案外そうでもありませんでした。 タイトルで悩む事って多いですよね。…

　解剖という、理解されにくい嗜好にもきっかけとなった女性がいる。 　生物教師の赤坂先生は、私に初めて人が見てはいけない領域、という禁断を教えてくれた人だった。 　その女教師が教室…