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 表現をぼかす。

 今朝更新しました!
 https://kakuyomu.jp/works/2912051606958634510/episodes/2912051607063360784

 世間は三連休だったみたいですね。
 それを踏まえると、ややミスマッチな更新時間だったかも。

 さて、以前レイティングの基準を書きましたが、他にもあります。

 絵をメインとする漫画的な表現で全年齢だったら文章ならば尚更オッケーだとか。
「羅生門」みたいな文芸が年齢問わず誰でも楽しめて、しかも教科書に載ってたりする事実、だとか。

 何故そこまで頑なにレイティングをしたくないのかというと、

「そーゆー方向に目を向けて欲しくないから」

 というシンプルな理由だったりします。

 せっかく名前を出したので羅生門をそのまま例にします。

 雑に放置された死体を「粘土をこねくりまわした」みたいな無機質な表現にして、

 更にそれを老婆が生活の為に毛髪を抜いてたりして、

 更に更にその老婆から下人が生活の為に衣服を剥ぎ取るという。

 倫理的にもアウトだし、グロテスクなモノを事細かく書くのよりも残酷です。

 でも「いざとなったら人間は利己主義に走る」とか「死んでしまったら生き物ではなくて単なる物質」いう、生物的、或いは工学的な「リアルな仕組み」を描く為の物語なので、年齢関係なく推奨される名作なのです。
 もちろん大衆向けの優しい解釈ではありますけどね。
 実際の芥川は、もっと別の何かを描きたかった可能性もあります。

 だから僕も、レイティングはせずともそういうボカシを残すのです。
 あ、今朝更新したヤツじゃないですよ?
 この後です。

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