マイページ
小説を探す
ネクスト
書籍化作品
KADOKAWA Group
ログイン
新規登録
(無料)
高菜明太
@takana-mentai0704
2026年5月14日
に登録
恋愛
現代ドラマ
フォロー
プロフィールを共有
ホーム
小説
7
ユーザーのフォロー
2
毛玉
/
高菜明太
古いセーターの肘にできた毛玉を、爪の先で毟る。ただ、それだけの午後の話です。 「ごめんね」と口にして、何が、と訊き返されて、答えに詰まる。何への謝罪なのかは、言った本人にも分から…
★0
恋愛
完結済 1話
498文字
2026年6月7日 21:00
更新
現代
読切
短編
完結済
純文学
「ごめんね」「なにが?」「なにか」
高菜明太
空っぽのウエハース
/
高菜明太
缶の底に、半分に割れたウエハースが、ひとつだけ残っていた。 噛むものではない、と昔きいた。舌の上で、溶けるのを待つ。中の空気が、ゆっくり口に広がる。 その空気は、いつの、どこの、…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
828文字
2026年6月5日 21:00
更新
現代
読切
完結済
短編
私小説
純文学
中の空気は、いつのものだろう。
高菜明太
カラフル
/
高菜明太
「いちごは赤ければ赤いほどおいしいらしい」と祖母は言った。スーパーの果物売り場で、白いところの残った実をよけながら。その言葉を疑う理由もなく、私は長いあいだ、迷いなく赤いものを選…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
2,461文字
2026年6月1日 21:00
更新
現代
読切
短編
純文学
私小説
白いいちごは、甘かった。
高菜明太
ひとりでに鴨
/
高菜明太
川の上を、鴨が一羽、横切っていった。 流れているのか泳いでいるのか、判然としないまま橋の下へ消えていくのを、語り手はただ見ていた。喪失の重さも、悲しみの輪郭も、どこにも書いてい…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
747文字
2026年5月31日 21:00
更新
現代
読切
短編
完結済
私小説
純文学
鴨が流れていった。泳いでか、流されてか、わからないまま、父を思った。
高菜明太
ほとりに置く
/
高菜明太
エッセイと小説の中間あたりで書かれた、短い読み切りの置き場です。大きなことは書いていません。解決もしていません。ただ、捨てるには惜しくて、かといって飾るほどでもない——そういうも…
★0
現代ドラマ
連載中 3話
2,902文字
2026年5月31日 21:00
更新
読切
短編
エッセイ
純文学
現代
片付けられなかったものを、ここに置いておく。
高菜明太
ペッパーライスが焦げるまで
/
高菜明太
三十八歳の水原礼子は、フードコートの鉄板の前で誰かを待っている。来るかどうかも分からない相手を。自分が何を求めて呼び出したのかも、もはや定かでないまま。 礼子は他人の感情の輪郭を…
★6
恋愛
完結済 1話
1,510文字
2026年5月25日 21:00
更新
読切
完結済
現代
純文学
混ぜれば、止められた。十六年前も、今日も、手は動かなかった。
高菜明太
噛み合わないまま、時間だけが変わっていく
Lina Ictus Fluctus
たまご焼きなら甘いほう
/
高菜明太
朝の七時半、彼女がフライパンを握ったまま聞いた。「砂糖入れていい?」布団から這い出る気のない私は「好きにして」と返した。それが、始まりだった。 甘いたまご焼きというのは人を油断…
★1
恋愛
完結済 4話
3,731文字
2026年5月24日 21:00
更新
短編
日常
現代
さくっと読める
「『好きにして』は、人生でもっとも危険な五文字だ。」
高菜明太