昨日からTOTOのユニット関係の受注停止が発表されました。皆さんに一番身近なものでいうと、ユニットバスでしょうか。INAX(LIXIL)も停止したみたいですね。多分他のメーカーも追随するでしょう。いまやユニットバスが無ければ戸建て住宅や集合住宅は工事がストップしてしまうんじゃないでしょうか? これは序の口です。建材ではものすごい量の樹脂が使われています。
国としてはナフサの在庫はまだまだ問題なという事ですが、例えばTOTOのユニットバスは完全に日本で作っているのでしょうか? 日本メーカーの製品は海外で作っているものが多くて、材料も現地調達している場合も多いでしょう。日本にある在庫の話だけではなく、東アジアで不足すればそれはそのまま日本にも大きな影響を与えます。
今度はアメリカまでホルムズ海峡を封鎖するなんてことを言い出しました。いよいよアウトになりそうです。もちろんアメリカ自身の物価も爆上がりするでしょうね。自由貿易にブレーキをかければそうなるのは当たり前です。
私ごとになりますが、今月から始まる集合住宅の改修工事はストップする可能性が高いような気がします。住宅の設計を中心にやっている人は、みんな同様でしょうね。
分かりやすいところでユニットバスについて書きましたが、給排水管も樹脂製です。ビニールクロスも塗料も、ビニールタイルもシートも、細かく言えばスイッチやコンセントのプレートも樹脂製です。重油が不足すれば鉄の精製もできなくなります。金属材料も不足してくるでしょう。本当にあの方はとんでもない事をしてくれているなと思います。
と、嘆いていても仕方がないので、執筆活動に励みます。
画像は博多駅前です。西日本シティ銀行本店がなくなってこんな感じになってしまいました。本当にこれで良かったんでしょうか? テラコッタの質感もペラペラなら、ガラスの軽快感も透明感も感じられません。形状的にCG映えはするんでしょうね。
今回の石油危機で、樹脂に頼り過ぎていた建材が原点回帰していくならそれもまた由ですけどね。
