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彩色短歌「墓石」あとがき&今年の振り返り

(注意書き:7/8投稿の近況ノート、『「解釈」論』をご一読後、こちらの解釈ノートをお読みいただければ幸いです。)

まずは今回の短歌をこちらに再掲。


「白御影 花鳥風月 うつりゆく 幾度磨けど 消えぬ君の名」


詠み手は、愛する「君」の墓掃除をする人。
墓の周りの自然の景色は、四季のうつろいにともなって変わっていくのに、君がいないという事実だけは、変わってくれない。何度墓を磨いても、墓石に刻まれた君の名前が消えることはなく、変わるものと変わらないものの狭間にいる人が詠む情景をイメージしました。

「白御影」というのは、墓石によく使われる白御影石のことです。色の名前が入っているので、彩色短歌のテーマにふさわしく、語感が気に入ったので短歌の先頭に用いました。

季節が変わっても墓石は変わらない無情さのようなものを詠みましたが、この墓掃除をする人が君を想う気持ちも、変わっていないのでしょうね。それとも、やはり人の気持ちというのは脆いもの、徐々に変わっていってしまうのでしょうか。

今回の短歌の解釈はこの辺で。


この短歌が今年最後の投稿になります。
読者の皆様、今年1年ありがとうございました。
2月からカクヨムでの作家活動を始めて早10ヶ月。ありがたいことに多くの人に私の作品を読んでいただけて、いくつも応援や感想を頂いたこと、本当に嬉しかったです。
来年も執筆に邁進して参りますので、何卒よろしくお願いいたします。



(【裏話】
突如彩色短歌を更新したのには訳がありまして…
実はXで「#2025年の自選五首を呟く」というタグを見つけました。
自分も参加したいと思ったがどっこい、今年詠んだのは4首…!!
いやまだ今年は終わってない、今から作れば良いじゃないか!という勢いのままに今回の短歌を作り、無事私もそんな素敵なタグに参加することができました。
12月後半あたりから、今年中にもう1作品投稿するという目標も立てていたので、やりたいことが2つ叶って一石二鳥な年末でした。
読者の皆様もぜひ今年やり残したことがあれば頑張ってみてください。まだ2日あります。間に合います。ただどうしても間に合わないことに関してはもう「おつかれっしたぁ」のマインドで年を越しましょう(?)
それでは、よいお年を。)

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