前回「ならばどうするか」で寝落ちてしまいました。日付変更線を越えて時差が大きいので、バイオリズムがうまく働いていないようです。気を抜くと眠りに落ちてしまう。
サンタクロースの靴下の中にたくさんのキャンディやビーフジャーキーとともに、オレンジが入っていました。そういえば自宅の冷蔵庫にもオレンジが一つ残っていたことを思い出す。針葉樹林と雪野原の間にぽつぽつと建つ家々は、日が暮れるとクリスマスのイルミネーションで浮かび上がります。こちらの人たちがクリスマスのデコレーションにこだわるのは、もちろん大切なお祝いで家族の集まりでもあるけれど、なんというか…… ささやかな自己主張みたいなものなのかなあ、などと思いました。広大な白と黒のあわいで、隠されてしまいそうな自分たちを、カラフルに鮮やかに飾って、賑やかにして、「自分たちはここにいるんだ」ってこっそり主張しているのかもしれない。オレンジが一つ。
以前にも述べましたが、サン=テグジュペリ『夜間飛行』の冒頭をいつも思い出します
https://www.iwanami.co.jp/book/b10134170.html 「ならばどうするか」ですが、新作が書けなくても、連載中のものが有りますよね、という話でして…… 暫くはそちらを書いていくことと、日記と、描くほうを少しだけ。もっと文章力を上げたいのですが、これは“どういう文章を書きたいか”という、自分にとって(みんなスタイルは違うから)モデルになる作品や作家を見つけて、集中的に読んだほうがいいのかな、と考えています。方法としても多分人それぞれ当てはまるものがあって、唯一絶対の解決策というのは無いのでしょうね。まずは漢詩と歴史系の新書かな……!? オスマン帝国の周辺と近代化史についても、もっと掘り下げて調べてみたいです。