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船魄紹介【ヴェールヌイ】

【Верный(ヴィェールヌィイ)】
・艦として
 ・艦種:駆逐艦
 ・艦級:(元)吹雪型駆逐艦二十二番艦
 ・前級:睦月型
 ・次級:初春型
 ・建造:舞鶴海軍工廠
 ・進水日:1932年6月16日
 ・所属:太平洋艦隊第二隊群
 ・全長:118m
 ・最大幅:10.4m
 ・基準排水量:1,680噸(トン)
 ・対艦兵装:五十口径三年式十二糎(センチ)七連装砲×1 100mm Б34 連装高角砲×2(両用砲) 十二年式六十一糎3連装発射管×3
 ・対空兵装:37mm 80К 4連装高角機関砲×8
 ・対潜兵装:六式墳進爆雷砲×4
 ・搭載機:なし

 艦名は「信頼できる」という意味の形容詞である。ロシア帝国海軍でもソ連海軍でも駆逐艦は形容詞で名付けられることが多い。かつては吹雪型駆逐艦二十二番艦の「響」であった。特に由来という由来がある訳ではなく、単に「音に応じて聞こゆること」の意である。この名前は二代目である。

 世界の駆逐艦史に巨大な足跡を残した吹雪型駆逐艦として建造された響であるが、これほど長く建造していると同型でも設計に差異が生じ、本艦を含む最終四隻は「暁型」ないし「Ⅲ型」と呼ばれることもある。他の吹雪型との差異としては、軽量化の為にボイラーを1つ減らしていることが挙げられる。

 1937年7月から日中戦争の杭州湾上陸作戦や青島上陸作戦に参加している。1939年4月にはワシントンで客死した駐米大使の遺体を乗せた米重巡を横浜に迎え入れる役目を任せられた。1941年1月には仏印に派遣されてフランスを牽制したが、そのせいで紀元二千六百年記念観艦式に参加できなかった。

 大東亜戦争緒戦ではフィリピン攻略や蘭印攻略に参加し、海上護衛を行う。1942年6月、キスカ島を攻略し終えた後に米軍の爆撃を艦首に受けるが、応急処置に成功して沈没を免れる。その後は暫く横須賀で修理を受けることになる。1943年5月からはアッツ島の戦いに参戦し、キスカ島撤退作戦を無傷で成功させることに成功した。

 その後は各地で海上護衛を続けるが、1944年9月に米潜水艦の雷撃を受け再び艦首を大破し、修理に回される。このせいで10月のフィリピン沖海戦には参加できなかった。フィリピン沖海戦でアメリカ海軍が壊滅した後も前線には出ず、後方で海上護衛に従事した。

 何度損傷を受けても沈まなかった響は不死鳥と呼ばれ、雪風と並ぶ幸運艦として広く知られた。戦後、世界情勢が急速に進展し日ソ同盟が結ばれる中、1947年7月、響は日ソの技術交換の、そして日ソの親善活動の一環として、ソ連に無償供与されることになった。この時「ヴェールヌイ」と名を改めた。吹雪型自体は旧式艦であるが、それでも軍艦建造が一時断絶していたソ連にとっては参考になったようだ。なお船魄化されたのはソ連においてである。

 日ソ関係は依然として良好なので、ヴェールヌイはしばしば日本に寄港しており、両海軍の懸け橋として活躍している。本拠地はアラスカのアンカレッジ基地である。


・船魄として
 ・技術系統:米式第一世代
 ・身長:154cm
 ・体重:64kg
 ・血液型:O型
 ・髪:白
 ・目:黄
 ・好きなもの:いたずら・ピロシキ
 ・嫌いなもの:アメリカ・日本の夏

 帝国海軍から他国に渡るという極めて珍しい経歴を持っているお陰で、広い視野でものを見ることに長けている。しかしそれ故に大抵のものに無頓着である。偏狭な民族主義やイデオロギーによって戦争を起こすアメリカやドイツを馬鹿らしいと思っており、日本の船魄では珍しいことではないが、アメリカには強い嫌悪感を向けている。現在の待遇に不満はないが、姉妹達、特に暁型の姉妹達と自由に会えないことは寂しく思っている。

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