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大好きな人が、自分の母国を誉めてくれた嬉しさ

【花天月地】の第111話【心に問う】、最新話だからなんだと思うけど他のエピソードより目を通してもらってるようでありがとうございます

いつも言ってるけど気に入ってるエピソードだし「陸遜が初めて徐庶に呉という国をどう思うか聞いた」っていう非常に珍しいシーンが入ってるので読んでいただけるととても嬉しい……。

私が歴史小説書く理由はこういうエピソードを多分書きたいからなのです。


「史実で謎の部分。語られてない部分」


例えばAI使って歴史小説を書くとすると、多分このエピソードのようなことは絶対奴らには書けないと思いますよ。史実じゃ出て来ないし、記録に無いものなので。

だからこそ逆に、私はこういうのを書くのが歴史小説のロマンなんじゃないかなと思うのです。

よく言いますね「そんな記録は残ってない」「そんな二人は史実では会ってない」

確かにそれも事実です。
だけど、「記録が残ってないからといって偽り、作り話だ」とも言い切れないのも事実なのです。

実際記録が失われてるだけで、本当はあったかもしれないこと。

徐庶は魏と蜀を行き来した人です。

史実は彼が、呉に対してなにかアクションを起こしたことを捉えきれていませんし、記録に残せてもいません。

ですが彼は紛れもなく三国時代に生きた人であり、そこには大きく、
魏と蜀と呉という三つの国があったわけです。

徐庶ほどの人が、人生について一度も呉について考えたことが無かったり、語ったことが無いなんて方が不自然すぎます。
彼の中にも「呉という国についてこう思う」というものはあったのです。
誰かと話してる。
ただその話が記録されてないだけであって、
絶対話してるはずなのです。


ですが歴史の記録しか認めない系の人は


「徐庶は呉とは全く関係ないでしょ」とか平気で言うのですよね。

お前には想像力というものが皆無なんかと!

さっきの話に繋がりますが、
私は歴史大好きです。
三国志と言わず、
戦記関係を中心に色々詳しいですし、紛れもなく「歴史全然興味ない」とか言っちゃう人に比べたら歴史大好きな方だと思います。

だからといって歴史の記録至上主義ではないのです。

むしろ歴史に残ってる記録を枠組みとしては捉えますけれど、詳細は不完全な状態でしか残っていないわけですから。

私が重視するのは
むしろ、

「こういうことがあったんじゃないか」

という描かれてない部位の歴史にものすごく興味があるのです。

この二人が会ったらどんな話をしたのか。

史実では会った記述残ってないけど、この二人は会ってたんじゃないかなあとか。

書いてない部分を、知りたいのです。

故に、想像しながら書いている。



歴史の記録にあるものは、もはや誰しもが目に出来る範囲の物でしかない。
そういうものはAIには模倣できます。



その人の感性で、歴史を眺めた時に、記録に残ってるか残ってないではなく、「とても気になる部分」。


そういうのを描き出した時に、その人だけの歴史小説が書ける。
歴史的な価値はないです。でも別にいい。歴史の教科書が書きたいわけじゃねえんで。

ただ、その人だけの歴史小説が書けて、
そういうのを読むのが私は好きなのです。

勿論史実の記録を読むのも無茶苦茶好きですよ。

事実を。

だけど別にそれは記録を読めばいいことであって、わざわざ小説にしてもらわないでもいい。

うちの小説はそういう意味では全然歴史小説ではないですが、
ただ私が三国志でとても個人的に気になってる部分に拘って書いている。
拘る意味もあるし、
それを深掘りする為に、物語を考える。展開を考える。

歴史に残ってない、欠けた人間たちのセリフを想像し、紡ぎ出す。

私が書きたいのはそういう「記録に残ってない部分」なのです。

だから三国志の予備知識とかほぼ無くても読める。
それは物語性の方を重視してるからなんですよね。

【心に問う】も

111話です。

でも多分、この話だけ読んでも、読めると思う。

許都で何か不穏なことが起きていて、
そこに曹丕、荀彧、荀攸がいること。
荀彧と荀攸が曹操から離れて曹丕といる世界観。

曹丕と甄宓の関係性。

陸遜が訳あって、魏にいること。
片腕を負傷していたこと。
徐々に快癒していること、

涼州遠征というものがあったこと、

徐庶と陸遜がそこで信頼関係を築いたこと。


多分、分かる。

ほとんど史実にはない展開です。
創作なのです。

でも、はなから「そんなの史実にない」みたいな見方をする人以外の人は、

多分読んでて予備知識も何も無くとも、人間関係とかは読んでて分かる。

むしろそうなのです普通の小説として読んでもらった方が遥かにうちの【花天月地】は読める。


特にうちの第一話の区切りが長いので、納得する所まで書いて、エピソードを区切ってます。

なので、一話完結とまでは行きませんが、実はこんだけ続いていますが、前後を見てないと内容分からないって感じのエピソードにはなっていません。

分割版を「今日のラッキーナンバーは27だー🌸」いうて27話だけ読んでもらっても、多分、話としては読める。



全然そういう読み方してもらっても構わないので、
歴史小説とか中国史に全く予備知識が無い方ほど どうぞ安心してうちの【花天月地】お読みください🥰



【心に問う】は陸遜が徐庶に、呉について尋ねているという史実では考えられへんような二人が予想外のことを喋っているのがミソなのです



でも絶対徐庶は「呉について」彼自身どう考えていたとかはあるだろうし、
分かりませんよ。
陸遜は丞相になってから外交任されてましたし孔明先生と手紙のやり取りしておりましたからね。孔明先生のお友達徐庶さんですよ。もしかしたら「私の知人が~」なんて話をしてたかもしれないじゃないですか。

それを「記録に残ってないから」などという現代人がなんでも分かってるみたいな傲慢さで否定しちゃ駄目だと思います。
思ってもいいけど今後30年後に陸遜と孔明先生が交わした手紙とか残っていてそこで「友人が呉はいい国だと言っていた」とか記録残っていたら悪いけど史実至上主義者には腹切って死んでもらうからな😊


いつだって可能性は0じゃないんですよ。歴史は。


そこがいいんです!! まだ見つかってないかもしれない。

でも実際にはあったかもしれない。

当時の人も、時代は違うけど、私たちと同じ人間で、

友人や、大切な人がいて、

仕事終わりに集まって、

ゲームとか、スポーツの試合とか無い中で、

一体どんな話をしていたのか?✨✨


そういう部分が私はむしょーーーーーーーーーーーに気になるのです


でもそれも歴史好きの一つでしょ?🥰


うちの徐庶さんすんごい料理上手だけど、史実だとヘタクソだったかもしれないですよ。

でも、どっちかな~~~っ✨って考えることも歴史を楽しむってことなのである

大体そんなこと記録に残さねえもん。
だからといって徐庶だって逃亡時代とかあったんだから飯くらい自分で作ってたかも知んねえし、魏に行ってからはすっかり行政の人になって「もう平和に暮らしたい😇」って思考になっちゃってお料理に無茶苦茶凝り始めたかもしれねえだろ。

そうだったかは分かんねえけど、

「そんなことはない」

とか誰にも否定される筋合いはないからな!



あと記録残ってる記録残ってる言われても「偽りを書き残す」こともあるので記録が残ってるからっつってそれが「事実」である証拠にはホントはならんからな。
分かってると思うけど。

そいつが書いたらしいことは証明できても、そいつが事実を書いてるかどうかはまた別の証明必要だからな。

DNA検査と一緒やぞ

あんま記録至上主義者「記録に残ってるから正しい!!!」とか言いきらん方がいいぞ。

高確率で正しいとみられる、とかそういう言い方に留めといた方がええぞ。

DNA検査も100%あってる!! とか言いきらんようにしてるやろ。

歴史なんてのは改竄の恐れや、
時代自体が何かに迎合して記録を歪曲して残しているようなことも多々あるんだから、歴史において「記録があるから正しい」は実は非常に危険な言い方なんだからな



本当に【花天月地】最新話第111話目を通して下さってありがとうございます

今はちょっと2025年のうちに【翡翠】を100万字艦隊にしたいという野望がある為【翡翠】を集中連載しておりますが、それ達成したらまた【花天月地】必ず戻りますので!✨

江陵で書きたいこといっぱいある……。

魯粛を!!

魯粛さんを書きたい!!

そして郭嘉を!!

敵同士だけど、

同じ【周公瑾】という存在を失った魯粛と郭嘉を書きたいっ!!

そして今の所筆と菜箸以上に重いもの持ったことないと全ての人に思われてるうちの徐元直がイコライザー時代の隠れ戦闘力を発揮するシーンを絶対書きたい!✨

もう頭にシーンが浮かんでる!! 書きたい!!🥰



【心に問う】はタイトル通り、

大好き(になっていくひと)が、今は遠く離れている自分の母国を思いがけず誉めてくれた嬉しさを描いたお話です。


普通「三国志の1エピソード」ってそういうことがテーマにならない。


でもうちのはそういうことがテーマになっています。
史実の出来事ではなく、
その時代の人達の人間関係や、思考、思想、

現代人には到底分からないはずの、でも絶対私たちと同じ人間だったからあるはずの、当時の人達の「喜怒哀楽」に想いを馳せること。

そういうことを、私は【花天月地】を通してやりたいなあ 描きたいなあと思っています✨

興味のある方、どうぞご自身の愛用する暗証番号(12と34とかな✨)のエピソードだけでもいいので覗いてみてください🤗 よろしゅう!






ああああああ!!!!! そういえば私昨日夢の中で、ホテルが出て来たのですが一体幾つ星ホテルや!!! っていうとんでもない王宮みたいなホテルに何故か泊まってる話で内容ほぼ覚えてないんですが、そのホテルの内装と、自分の部屋に戻る時に、ホテルの部屋番号をはっきり見ました!!

いや絶対そんな王宮みたいなホテルの一室の扉にそんな部屋番号書いてないやろ!!

多分部屋番号じゃなく「フェニックスの間」とか「孔雀の間」とかやろ!!!とは思うんですがとにかくはっきりと部屋番号見ました!!

「72」でした!!

なんか意味ある番号かも!?✨✨(ないわ)


ただやっぱはっきり夢の中で文字とか読めるようになってますね……。

非常に興味深い……。


ちなみに我が【花天月地】ではなんと!!

第72話は【郭嘉】。

前も言ったけどうちのエピソードで個人の名前が付いてるのは名作揃いなので(🥰)特に自慢のエピソードが揃っていますよ

そんなにないのです!

今の所【花天月地】で個人名がエピソード名になってるのは
第10話【龐統】
第72話【郭嘉】
の2作のみ。
いかに渾身のエピソードか分かって頂けると思います。

【花天月地 『赤壁の戦い』】では、【周瑜】というエピソードがあるので、
全体通しても今の所この三人だけなのです。

この先誰が個人名でタイトルを飾るでしょうか?

【徐庶】と【陸遜】と【甘寧】はどこかで入れたい!

【魯粛】も入れたい!

【呂蒙】も入れたい!!

【荀彧】も入れたい!!!

好きなキャラが多くて困る!!



【甘寧】なんかは……どこでタイトルつくんですかね……。

最後の戦いあたりなんだろうか……。

個人名タイトルつく時は、計画的というよりは、なんか分かるんですよ。
書き終わった後に、タイトル考えるじゃないですか。

その時に、

「この話のタイトルはもう【龐統】しかねえだろ」

ってもうはっきり分かる。

ぜひ、いつか、

書き終わった後、

この話のタイトルはもう【甘寧】しかねえだろ

っていうような、そんなカッコいい戦いのエピソードを書きたい……!✨

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