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オペラ先輩 暴言を受ける

本当にね

何か新しい分野にはまりたい!! と思っても、どこから手を付けていいか分からない時はね【誰か】に狙いを定めてハマりに行くといいよ


私スポーツは勿論だけど、

オペラもバレエもこのやり方でハマったからな

私最初ですね……ある日唐突にオペラに詳しくなりたい!! と思ったわけです
興味が湧いたぞ!! と!
そして有名なオペラを三つとりあえず見てみよう!! と思ったわけです。

見たわけです。


ハマれなかった!!!!!


ぜんっぜんハマれなかった!!!!


何故かって?


うるせぇんだ!!! オペラ!!!😇

何でもかんでも歌いやがって!!! 喜怒哀楽全部歌いやがって!!!

私がいいなと思っていたのは有名なアリア所だけで、その他の部分もあんなに歌ってると思ってなかったんですよ

少しは黙れ!!!! キィキィキィキィうるさいわい!!!!💢💢

って


……あのねえ……。


これ……本当に人間の人生ってあるんですよ。

【あの時は興味なかったけど今は興味あるわ現象!】

本当に勘弁してください!!

子供の時興味なかったけど大人になったら改めて興味持ったとかあるでしょ?

あるんですよ!!! 出会った時の何かタイミングが悪いと、今こんなに日々オペラを聞きまくるほどオペラ大好き人間の私でも、


「オペラうるせぇ!!!💢」


とか言っちゃう時期があるんですって!!

人間本当に「いつ出会うか」「良きタイミングで出会うか」とかは大事なんだよ
恋愛と一緒なんだ
会社ですれ違ってる時は「ぜってーあんな奴と気が合わねえわ!!!」とか思ってる同僚と偶然サッカースタジアムで会って、ええええ!!! 同じクラブのファンなの!? って驚いてそのまま観戦したら無茶苦茶盛り上がって好きな選手も同じで試合にも勝って試合後バーで飲んじゃったりまでして「また見ようよ🌸」なんて約束までしちゃって 休み明け会社であったらすっかり意気投合仲良くなってまうとかホントあるんですよ!!!


私は「第一次オペラ遭遇」は完全に失敗しました


オペラむっちゃくちゃうるせぇな……とやさぐれた結果、そうか人間が歌わないものにはまろう!!! と安易な発想で、私がすぐさま面舵いっぱいで見てハマったのがそうです!!

【バレエ】です。

最高でした!

声の無い、音楽だけの、演技。

これだよ私が求めていたものは……!!✨と完全にバレエさんと意気投合して、その時にバレエにはまりまくって演目見まくりました

うちの短編集に【微睡む花の目覚め】というバレエの話があるのはそういうわけなのです あのキャッチフレーズが【わたしバレエの、言葉がないところすごく好き】っていうのは私自身がバレエに惹かれた最大の実感なのです。


しかしバレエの素晴らしさはそれとして、

無論オペラ先輩も年季入ってる芸術ですからね!

一回遭遇失敗したくらいじゃへこたれません!!

それから数年してから……。


ある時、全然オペラ先輩のことなど全く忘れ去っていた私の前に、
思いがけない角度から一人のオペラ歌手が現われたのです。


それは生粋のオペラを聞こうと思ってその人を見つけたわけではなく、どっちかというとクラシック寄りの探し物をしていた時に、私の大好きな作曲家がオペラを書いていたので、その曲を聞くつもりで、偶然出会ったのです。



衝撃を受けました……!!!



うるせぇなオペラ!!! って言って最悪の別れ方したというのに、
非常にオペラに悪い印象のまま別れていた私がその人の歌を聞いた瞬間、鳥肌が立ちまして。

「うるせぇ」

とかいう中途半端なレベルをぶち抜いていました

凄まじい。

もう圧倒的な火力……じゃなかった歌力で、圧倒されたのです。
オペラ歌手の真価を見せられた感じ。

演技力もものすごくて、普段非常に明るく魅力的な人なのですが、役に入るともう一瞬で鋭い眼差しに変わる所が無茶苦茶カッコよくてですね

でも歌だけじゃないんですよ。
話し方とかも魅力的で、歌う時と話す時の声が全く違って、
オペラ歌手として惚れたというより、

人として魅力的な感じで惚れた感じであります

その人が色々歌ってくれるので、そこから私はオペラにハマれた!!

その人が歌ってる演目などを見るようになったので、最初はそこからハマって、要するに、どのジャンルにも、圧倒的な才能を持ってることによって、たった一人で全くそのジャンルに興味を持ってなかった人間たちを引き込んでそのジャンルの虜にしてしまうような

【扉】

のような役目を果たせる能力者が、どのジャンルにも必ずいるのです。

圧倒的な実力者。

何かにハマりたいと思ってるなら安心して、そういう人を一人見つけてください。

圧倒的な人なので、別に自分で探して見つけなくても大丈夫です。

やはりそのジャンルにハマりたいならスポーツならば一番強い人。一番強いクラブ。一番上手な人。そういう実力者にまず狙いを定めて見るようにしてください。

一番強かったり何度も優勝している人ならば、自動的に凄いプレーもいっぱいしてくれるはずですから間違いないんですよ。

スポーツはそういうの創作の曖昧な評価と違って何回も優勝してるとかは絶対強いし素晴らしい力を持ってないと出来ないので。間違いない🤗

ハマりたいなら遠慮なく、「このジャンルで一番凄い人だれー?」って馬鹿になったつもりで詳しい人に聞いてみてください。

遠慮なくその人にハマって大丈夫です!

んで見てるうちに、自分の目で「なんかこの人素敵だな」っていう人が見つかって来たら、勿論そういう選手をお気に入りにしてまた見て行けばいいので。



やはりなにも手掛かりないとどこから手を付けていいか分からないですよね。



【誰か】、素晴らしい人を一人見つけて、その人を扉のように使って、そのジャンルに入って行くと、いい感じに素晴らしいプレーや楽しい試合やスゴイ演技を見ながらハマっていけますよ!


オペラ先輩 その節は「うるせぇ」とか言っちゃってごめんなさい


今は本当にオペラ大好きです🥰


でもそういう興味がねえって体勢で来る奴を一発で振り返らせることが出来る才能ってやっぱ本物ですよね……!


度肝抜かれます


今でも私はオペラ歌手の中じゃこの人がダントツで好き。
永遠に好きだと思う


この人に出会ってなかったらまだオペラ好きになってなかったかもしれませんね


色んな素晴らしい奇跡のような出会いがあるんですよ……✨


何の話だったか完全に忘れましたがまあええわ


みなさんもぜひ! 

何かにハマりたい時はそのジャンルの最も優れていると言われているような実力者の中から、お好きな人を一人! 誰か見つけて、その人を扉役にして、そのジャンルの扉を通って見てください。


小説書く人はやはり色んな事に興味持って目を向けてないと深い話は書けませんぜ

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