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なんでそこでそんな守備のミス出るねん

【軍師同盟】と【秘密の皇帝】の荀彧の死因は自殺でおおむね同じなのですが、描き方が全く違います。

【軍師同盟】の荀彧は本当に普段から重厚感があり、軽々動きません。仕事しまくっていますが仕事以外の余計な動きがほぼ見られず、そのために動きが【悪手】と思われるものがない。そのこと自体で非常に優秀な人間だということが演出出来ており、物語の要所要所でどうにもならない事態になった時、荀彧の存在があることで事態が動いたりすらします。

この話で郭嘉と荀彧だけが曹操の心の奥に触れることが出来る存在であることも素晴らしい。

【秘密の皇帝】の荀彧は正直描かれ方が中途半端です。重鎮として描かれていますが、彼自体がいることで権力闘争のバランスを左右したりすることがなく、存在感がそもそも上手く出せていません。
【軍師同盟】の荀彧は恐れや不安や怒りを抱いていても、主に一切それを出さない力強さがありました。
【秘密の皇帝】の荀彧は曹操への恐れと帝への恐れが駄々洩れなので、優柔不断な印象が3割増しという感じになるのでなんだか意志薄弱な感じがします。



【秘密の皇帝】の荀彧は曹操に全然信頼されてない感じが出ていて、
【軍師同盟】の荀彧は本気を出せば曹操にすら重んじられる才気がありました。


【秘密の皇帝】の荀彧は自分を見失って、自分を選ぶのももう嫌になり生きることを放棄した感じに描かれますが、


【軍師同盟】の荀彧の最後は切なくも力強く鮮烈で、最後は漢王室とか曹操とかではなく、魏の未来のために自分が最後に出来ることを自分自身の心で選び抜いて、信じるものの為に命を懸けました。

【軍師同盟】の荀彧は命を手放す時でさえ力強さと覇気を感じ、
見事ですね。
私もぜひ【花天月地】のラストで陸遜の最後を書く時は【軍師同盟】の荀彧のように最後はこの世での迷いを抜け、明日のことを考えず、光ある未来のことだけ考えて、その為に自分の命を使うのだと、微笑みさえ浮かべて終われるラストにしたいものです🥰


その為に大切なのはやはり重厚感。

物事に対して真剣に取り組み、
真剣にやり貫くという姿勢で、

【あの人はスゴイ】

という圧倒的な説得力が出ます。

まずこの圧倒的な生き様が書けていないと、
圧倒的な死の色の鮮やかさは出せない。

二人の荀彧を見比べて非常にそれを感じました。

同じキャラでも、脚本がこんなにも描き方に実力差が出ると、
同じ死すらこんなに全く違う印象になってしまうんだなあ。




思うのですが、私は高校野球とプロ野球の違いは、【守備の上手さ】だと思っています。高校生はやはり守備にミスが多いのです。それは心と経験の問題で、若い高校生なのだから、プロと格の差が出るのは当たり前なんですが、

ここぞという時に生まれる守備のミスが高校野球は非常に多い。
マズい状況だと意識すればするほどミスが増えたり、
これを乗り越えたら大きな結果に繋がるとそういうことを意識すればするほど欲で集中力を欠き、そういうのもミスになります。

プロはこういうものを遥かに制御できるので、
プロが心の問題で生み出すミスは高校生とは圧倒的に少なくなります。

これ自体は「当たり前」なので全然問題にはしなくていいんですが、
二つの世界の違いとして、これが私の捉える高校野球とプロの違い。




【創作】における素人とプロの違いは、



圧倒的に、

【設定、展開、登場人物の心理描写、セリフ、こういうもの一つ一つを深く真剣に考え抜く力】

だと思います。

考えが足りない。素人やアマチュアは。
思い付きで書いている領域から抜けきれておらず、

プロはもっともっと話として死角や欠点や論理破綻がないか、
自分の美学は何か。
自分は何を書きたいのか。
もっともっと深く向き合って一字一字を書いています。

奇しくも私は今名セリフお遍路で自分の作品のセリフ一つ一つとしっかり向き合っている作業をしている途中ですが、

プロも恐らくこういうことをしっかりやっているはずだと思いますね。

素人やアマチュアがやらないのがこの作業です。

高校野球で言うと守備練習と、心を鍛えること。

基礎的なトレーニング経験と、自分の心と向き合うこと。

だから本番の試合でプロの試合ではあまり見られない守備のミスが生まれる。

ただ投げてる姿や、打つ姿を見ていてもプロと上手い高校生の違いは分からないことがあります。

しかしチーム全体の守備は。

見ているとそれを仕事に日々トレーニングをしているプロと、学業もしなければならない学生との差は歴然です。




私がアマチュアに感じるのは、必ず何かが良作を書くプロに劣っています。
その圧倒的に多い欠落しているものは【作品を考え抜いているか】の部分。

逆に言えば、考え抜かれて描かれている作品は、十分プロの作品とも堂々と渡り合えます。


一つ一つの、作品の中で使う言葉、表現を。


しっかり考え抜くことですよ。
考え抜くためには何回も何回もやっぱり自分の作品を読み直さなければならないのです。読み直して「あっ ここ変だな」とか「読んだ感じの耳障りがこの辺ゴワゴワする。もっと別のいい表現ないかな?」とか。
そういうのを積み重ねることです。発見し、修正し、練度をあげる。
これをすることで実力が付きます。


アマチュア作品が劣っているのは

自分の作品を見て【発見し、修正し、練度をあげる】こと。

これは明らかなのに、にも拘らずアマチュアが一番疎かにするのがこの部分なのです。


これをやらない人の作品絶対永遠に上手くならない。
私は確信しています。
私はこれを無茶苦茶真剣にやるので、だからこそやってない人の作品は一発で分かる。
単純な問題点がいつまで経っても修正されていないからです。

序盤の問題点はさしたる問題ではないのです。
修正出来れば、そんなに深刻に考えなくていい。
でも序盤に生まれた問題点やミスが、ずーーーーーーーーーーーっと残っているのは大問題です。

作者がそれを
認識出来ておらず、
修正出来ておらず、

「この人作品書くたびに上手くなってんなぁ✨」

という推進力が見られない。
それは実力が備わって来てないということですから、
物書きとして上手くなってません。

こういうのをどこかで流れ変えないと、永遠に高校野球。永遠にプロ野球にはならないままなのです。



とにかくアマチュアに必要なのは
【己の弱点を知ること】
です。

これを発見出来なければ修正出来ません。

プロのアスリートはこういうのを見つけて、修正するためにトレーニングします。
改善出来て来たらまた他の弱点を探して、トレーニングで修正。

そうやって段階的に【より弱点の少ない選手になっていくこと】が必要なのです。

そういう繰り返しをしていると
気づいたら中堅あたりの年齢で

「この選手、若手の頃はまだまだ粗削りだったけど、最近しっかりした技術が身について来て安定感出て来たなあ✨いい選手になってきた。これなら絶対どんな所に行っても活躍できるよ🥰」

という感じの選手になれるのです。


【発見、修正、練度をあげる】


こそ上手くなる、本当の実力を付ける有効な方法!!

さ~~~~~~~そういうことで今日もお遍路やっていきますよ!!

あっ。その前にあと2話残しておくのも気になって心がゴワゴワするのでまずは最後まで【秘密の三国志】の方を見て来ます!('◇')ゞ✨

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