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第58話【誰もいない世界】

【軍師連盟】は夏侯惇さんもすっごい素敵ですよ✨
陸遜同様いきなり出て来てびっくりしますが、無茶苦茶登場の仕方がカッコいいです。
いや曹操がいた頃賈詡同様全く出てこなかったので、このドラマでは出ないタイプなんかなと思っていたらいきなりズッバーン!! って出て来てしかもこの方眼帯してらっしゃるので一発でやっぱり元譲兄貴や!!! って分かるんですよね。

出てくる時側に司馬懿の息子の司馬師を連れてるんですがそれもちょっと【歪み理論】発生で結構気に入っています。
連れて来た経緯気になるよね。
司馬師が「父上を助けに行きたいです!!」って志願したのかなあ。
それとも夏侯惇がそういうことは立場上言えなかった司馬師に「お前の父を救いに行く。共について来い!」って言ったのかなあ。

それもいいですよね。

軍師連盟の夏侯惇さんは本当に生粋の武官という感じで、好き勝手動くことが多い夏侯・曹一族(ここは縁戚関係にある)の長って感じです。この人が出て来たらみんなとりあえず静かにしておくかという感じになるような方。
ただ登場時すでに高齢なので、あとは病がちなのですが、ただホントカッコいいです。

処刑寸前の司馬懿を助け、曹植と一緒にやって来た時、曹植にとっては元譲兄貴は「叔父」に当たるので、叔父上、と礼を曹植がするのですが、曹植と曹彰が反乱を起こしかけたので、「余計なことをしおって💢」って怒り心頭だったんでしょうね。曹植を片目で睨みつけて何も言わないシーンがものすごく好きです。

そしてそのまま曹植は無視し、司馬懿にお前のおかげで曹丕が即位し魏が混乱から守られた。よくやったと労ってくれるのですが、その時はすごく顔に優しさが現われているのが素敵です。

曹操と元譲兄貴の絆みたいなのは一切このドラマでは出て来ませんが、でも戦場においては本当に人柄を信頼されていたんだろうなあというのは感じられるように描かれていますよ。

それに夏侯惇も曹操をとても大切に想っていたことも分かるように描かれてます。

彼にとって大切なのは曹操であり、曹操と共に作り上げた魏という国なのです。
国難の時に力を尽くした司馬懿を評価し、
曹操が死んだ時に私欲で国を乱そうとした曹植と曹彰に怒りを感じるそういう描き方は上手い✨

夏侯惇の側に寄り添ってる、立派そうな武将がいるんですが、この方名前が出てこないんですよ。

曹仁は別の場面で位を頂いてる時に違う人だったので違いますし、張郃は後半で出て来た時にこれまた違う人でしたし。

夏侯惇と同年くらいだったことと、非常に近しそうな感じしたことから夏侯淵あたりのイメージなのかな?

優しそうな方だった……✨

私も夏侯淵戦場ではすんごい強いけど平時は曹操と夏侯惇の遣り取りを一歩引いて笑いながら見守ってくれてるようなイメージ持ってるのでもしかしてそうかな? って思いました。

張遼にしちゃちょっと優しそうすぎるし、夏侯惇の体調を気遣うような素振りが時々出てたので、少し近しすぎる感じだから多分夏侯淵なんでしょうね。
荀彧と荀攸みたいな雰囲気ちょっと出てましたもん。

でもあの人一言もセリフ無いんですよ。でも夏侯惇の側にいて彼を少し気遣った演技だけで夏侯淵様かな? と思わせて来るのなかなか素晴らしい演技であります!

司馬師君がいい息子で可愛いであります!!

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黄巌
「ふざけるなよ! 人間はもっと、自由なものだ。
 どこの大地に生きてもいい。
 生きていいんだ!
 大地や、国じゃなく、
 戦う理由はもっと人間一人一人が決めるもので、
 戦いたくない者を巻き込むのは間違ってるんだよ!」

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徐庶
 徐庶は小さい頃からたった一人で生きて来たと自分が思っていたので、長い間、人間は一人で生きることは本当はとても難しいことなのだと……普通人は、誰かに愛されているのだと、そのことを理解出来ていなかった。

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徐庶
 悪癖に捨てる好機とか、そんなものはない。
 こんな生き方をやめたいと思ったらすぐにその時にやめればいい。
 そうでなければ、そういう悪しき習性は自分の影のように、
 ずっと人生について回る。

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郭嘉
「でも弱い勢力に付く軍師っていうのは、ある意味とても勝ち気で驕っていると思うよ。戦じゃ、負けたら死ぬんだ。敗北の重みを知らない軍師なんてまともじゃない。
 軍師は敗北を避ける嗅覚を持っていなければ」

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郭嘉
「発端は韓遂の暗殺だ。韓遂と徐庶には今まで何の繋がりも縁も無いのに、韓遂の死が引き起こした反動で徐庶が死ぬかもしれない。
 あの二人の死は結びついているんだ。生は全く繋がっていなかったのに。
 ――自分の死は誰と結びついているんだろうって、考えたりしない?」

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賈詡
「俺は誰と誰の死が結びついてるかとかはあんま興味ないな。
 ――それより俺はこう思うけど。
 ただ、人間それぞれの死は違うって」

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郭嘉
「徐元直という人間の本質を見極める、いい機会だ。
 使い物になりそうだったら曹操殿にいい土産話が出来る。
 ああいう、自分の本心を滅多に見せてこない相手との手合いでは、
 相手を徹底的に追い詰めなければならないからね」

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馬超
 地の底に、家族を埋めて来た。
 涼州の人々は、自分達の亡くなった家族を。
 そうやって愛する者たちの亡骸を包み込み、
 長い時の中、抱いて、そこから草が生え、木が生え、花や果物が生り……。
 美しい涼州の景色を皆で作り、守って来た。
 だから生者も死者も、全てが、涼州の花の理由になっている。

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こんな感じ!

①。

黄巌君は涼州の民代表みたいな感じで描いていますので、
この人のセリフは軍人とは違う考え方を心がけて書いています。

今まで【花天月地】は言うてもみんな軍人でした。
軍人は軍人の考え方や発想をします。
時々女性が出て来て、女性の考え方もちょっと男とは違うので、それで変化を付けたりはしましたが、あまり民間人を書いたことがありません。

黄巌君は涼州の民なので、戦いたくないのに戦いに巻き込まれる人たちの、怒りとか嘆き、「俺たちは戦いたくないから軍人にならなかったのに!!」っていう非常に正当な怒りの感情とかを口にしてくれるので、これもまた鮮やかに響きます。

いいですね。


③とにかく徐庶さんのイコライザー時代が私は興味津々でたまらんのだ……。


④とか書いてると、絶対いつか郭嘉VS徐庶のシーンも書きたい!!!!! って私は無茶苦茶思うのです。
これも特に今日まで思ってなかったのにピックアップしてセリフを噛み締めていると、この④のセリフから滲み出る郭嘉の、徐庶の中途半端さへの嫌悪が非常に色気があって、こういうのはもっともっと突き詰めたい!!! ってなる。

今の所徐庶が【勝ち気】な面を郭嘉には出していないのですが、徐庶と郭嘉がぶつかるなら徐庶が蜀に去った後ですね。

郭嘉の何らかの作戦が発動している時に徐庶が勘付いて阻止しに出て来た時に、更にその動きに郭嘉が気づいて臨機応変に切り替えて徐庶を迎撃しに出て来るけど、更にそれを徐庶が察知して、回避して、そのあたり郭嘉もスイッチ入ると血の気が多い好戦的な性格ですからね。

「ここで決着を付けてやる」

って単独で徐庶を追って、素敵な場所で一騎討ちもありです✨

うわああああああああああいいなあああああそれも!!!!

どんな場所で一騎討ちしよう!?

滝壺か!? 滝壺なのか!?

負けた方が滝壺に叩き落とされるやつか!?

それとも東尋坊みたいな崖の上か!?

それとも私が大好きな樹間の戦いか!?

葉の陰から月光が一筋射し込んで徐庶が魏じゃ見せなかったイコライザー時代の気配発動みたいなやつか!?

郭嘉がまた炎似合う奴なんすよね!!!

なんか建物に徐庶を追い詰めてそこで燭台が倒れて、

「このままでは二人とも焼け死にます!!」

とか言う徐庶に郭嘉が冷たい笑みを見せて、

「私は一度死んだ人間だから死などちっとも恐れない。
 君の首を奪えるならそれもまた一興だ」

とか言うて大坂城炎の決戦!!!! みたいなのでもいいですね~~~~~~~~~~~ちょっと考える!!!! じっくり考えるわ!!!!✨✨

 楽しい!! ほんとに読み返しは新しい未来のエピソードを思いつくので楽しい!!!

⑤なんかもうちの郭嘉の特徴がよく出ています。個性が。
郭嘉のオーソドックスな描き方って2つあるのですが、
一つはいかにも軍略に特化した軍師タイプ。軍略には冴え渡るけど、他の言動に素行不良が見られ、不器用な軍人タイプ。

もう一つが万能型のタイプで、軍だけじゃなく政や娯楽、何にでも天賦の才を発揮するタイプ。要するに曹操に非常に似ている描き方をされる。
曹操と波長が合った所からこういう書き方がされるのだと思いますが、

どっちもカッコいいんですけど、

【花天月地】の郭嘉は私は完全に後者です。万能型。感受性が強く、芸術性も高いので、怜悧な才持つ軍師なのかと思いきや、こういう哲学的なこともふと口にしたりして、かなり感情表現豊かなタイプです。

これはうちの郭嘉の特徴なので、一見普段は完全無欠な人に見えますが、どこか不意に隙じゃないんだけど、【人間味】みたいなのを出すことがあるように描いています。

こういう人魅力的なんだよね~~~~~~✨

⑥。感受性豊かな若き才能郭嘉君に対しての、情緒が死んでる偉大な賈詡先輩の返しであります!
「俺一番最後に泣いたの小学校6年の体育で骨折した時」とか言うタイプの男ですね。

⑦。賈詡先輩に情緒の話は通用しなかったので、徐庶さんで遊ぶことに決めた魏の天才軍師君。

「相手を徹底的に追い詰めなければならない」

って言った時、絶対悪い顔しましたね~~~~~~🥰

⑧は真面目なセリフです!!

ってだだだだだ誰が⑧は真面目や!!!

私は全部大真面目に書いてるわ!!!!!!😇



⑧は、私が前に「自分が死んだらお墓なんか作ってくれないでいい。海か空に散骨してくれ。誰も私の墓など参らなくていい。折角死んだというのに暗い地の中に埋められるなんて最悪」と言ったように、私自身が全く大地に眠る気が無い魂であるため、長い間、亡くなった人が眠る大地、という発想が理解出来なかったのです。

でも、それこそ三国志とか自分で戦記物を書くようになって、生きるとか、死ぬとか、国のために戦うとか、戦わないとか。そういうのを書きながら、色んなキャラの運命を書いていくうちに、ある時【どこかの場所と、魂が繋がってる人はいる】というのが分かるようになってきました。

例えば陸遜も、本当に生涯、呉という国の為、長江のほとりで、懸命に生きた人です。

やっぱりそういう人は、呉の大地で眠りたいんじゃないのかなとか、最後は愛する人の側にお墓を並べて眠りたいんじゃないかなとか、分かるようになって来たのです。

創作することで、私は色んな事学んできました。想像することで。色んな人の気持ちも分かるようになって来たし。

【創作】は本当に私の最愛の趣味であり、天職で、それ自体が人生の師でもあります。

考えることの素晴らしさを、

親より、先生より、他の誰よりも私に教えてくれたのが【創作】なのですよ。

これをやってなかったら一体どんな何にも考えられない人間になっていたのかゾッとしますね。

陸遜みたいな人を、ある日突然魏の大地のよく分からんところにお墓作って埋めたりしたら、やっぱりなんか可哀想な気がしませんか? なにか大切な大地との繋がりが断たれてしまうような気がして、やっぱりちょっと可哀想な気がします……ということは、やはり陸遜が眠るべきは、呉の長江のほとりなんじゃないかなと。

私自身は全然大地で眠る気ないですが、

創作って自分だけじゃない。

作者だけではないのです。やっぱり。色んな人のことを、キャラも含め、考える。
描く。

作者の好みだとか作者が思うことだけ書いてるうちは、全然半人前なんだと思います。

プロになる人は作者一人でもその中にものすごい数の人格への理解を備えている気がする。

ところで陸遜のお墓の話になったのでついでに書いておきますが、うちの陸遜は【二宮の変】で自ら命を絶つことは決まっているのですが、死に方はどうしようかまだ決めかねています。

個人的には自刃にしたいのですが、部屋が汚れますよね。

陸遜は遺言もきちんと残して部屋も片付けての死にしたいので、あんま嫌なんですよね。血だまりの中に倒れると、家人も衝撃でしょうし。

じゃあ毒はどうかってやっぱりものすご苦しむと思うので、苦悶の表情でもがき苦しんだみたいな感じで死んだらこれもまた家人が「旦那様は無念だったに違いない」とか勘違いしては困りますし。


で、私が今の所どうかなって思っているのが、池の中に入っての、自刃。

瞬間的に亡くなるので、苦しまずに行けますし、
まあ血も強い雨でも降り注げば見えなくなるでしょう。

私が蓮の花が一番この世で好きなので、蓮の季節がいいなぁ。

中国って美しい水の庭園も多いしね。

陸遜が空を見上げた時、澄み切った夜空で、月と星が浮かび、フクロウが鳴いていて、虫の鳴く声もして、風が水の上を涼しく走って、草と花が揺れて、
水の音がして。

建業での醜悪な騒ぎは遠くて、

静かな美しい水の庭で、

最後見上げた美しい、輝くような月に、大好きだった人たちとの、素晴らしいやり取りを思い出して、その多くがもう自分より亡くなっているから、


「これでようやく会える」


と思って、
世界の美しさと、
満たされた一生を想って幸せな気持ちで、終わる感じかなあ……。✨


いつかこのシーンを、イラストにしたい……。


今はしたくない。まだまだ絵は文章に比べたら下手だから😊
でももっときっと絵も上手くなって、いつか頭の中にあるこの陸遜が【花天月地】の中で空を見上げているシーンを描いてみたい。


徐庶が何か陸遜の持ち物を持っていて欲しいのでこれも考え中。


遠い違う場所でも、空は繋がっているので「この綺麗な月を伯言も見てるかな」とかで繋がっているようにも書きたいし、

建業にいる朱然の許に「陸遜が死んだ。命を絶ったらしい」という知らせが届くシーンとかも……まだまだイメージが足りない。もっともっと鮮明に細部までイメージ作り上げます!!!✨



何の話してたか忘れましたが、⑧やな!! 



これもまたどれも味があって甲乙つけがたいのですが、
⑧は私がこの感覚を理解出来るようになるまでかなり時間がかかったのです。

作者は認識論。

自分が認識していないものは作品の中で魂を込めて描き出せません。

⑧を理解し、描けるようになり、私の書けるものの範囲がまた更に広がってこのセリフが自然に出て来た時は嬉しかったですね。

思い入れがあります。


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馬超
 地の底に、家族を埋めて来た。
 涼州の人々は、自分達の亡くなった家族を。
 そうやって愛する者たちの亡骸を包み込み、
 長い時の中、抱いて、そこから草が生え、木が生え、花や果物が生り……。
 美しい涼州の景色を皆で作り、守って来た。
 だから生者も死者も、全てが、涼州の花の理由になっている。

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【だから生者も死者も、全てが、涼州の花の理由になっている】


これも非常に七海ポルカの音感やセンスが出ていて美しい表現です。
とても胸に来て、大好きな一文なのですが、

これを書いている時に「生者もシシャモ」と変換したこのパソコン、ぶっ飛ばしてやりたいです!!🥰✨✨

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