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第17話【花衣】

チーターはとても神経質でシャイなので、実の所いかに甲斐甲斐しく世話をされても動物園という狭い場所で飼われること、大勢に見られることの環境にあまり向いてないとされている……。
それでもチーターを飼っている動物園とかはいるのだけれど、やはりどうしたらチーターがリラックス出来るかをとても考えて気を遣うらしい……。

一人でも大勢の目が気になる。
かといって無理に団体行動させても気を遣って疲れてしまう。

わかる😭

すごく分かる……✨

チーターが愛しいです……:

ちなみにドイツの動物園はそんな繊細で神経質でシャイなチーター君がリラックスできるように、和ませのプロ 犬と小さい頃からチーターを過ごさせたらしい。
すると犬とじゃれ合い、寄り添うことで、本当にチーターがリラックスできるようになり、隠れたり怯えたりせず、過ごせるようになって、以後ずっと親友なんだとか。

なにその 違う種類だけど気があったからいいや 親友になっちゃえみたいな

そこはかとなく漂う孫策&周瑜感は……かわいい🥰

そこはかとなく漂う孫策&周瑜感に満足した所でどんどんやって行こう~~~~!!





第17話は、セリフをチェックすると実感するのですが、
非常に珍しいエピソードですね。
・女性率が高い
・戦術ではない、頭脳戦のようなやり取りがなされる

非常に珍しいです。

ここに来て頃合い見て一発【変わり球】を七海ポルカが放り込んで来ました!

いい頃合いです! この人ホントに機を見るのが上手いな!😊✨✨

女性率はともかく……
後者ですよ。

戦記物を好きだ! と一言で言っても、実の所戦記物というのは非常に幅広い要素がありますので、色んなタイプの書き手がいます。
①戦闘シーン特化型(とにかく実際に戦いたがる。斬ったり、撃ったりのアクション系)

②戦術系(A砦をBとCで挟撃している間に、DがEを救出しろ! などと実際斬ったりするというよりは作戦決行系)

③頭脳戦系国型(政治系のニュアンス。魏が呉に大敗したので、その間に涼州が魏の戦線を押し上げようと攻めて来たので、蜀もこの動きを支援する動きを見せる、のような世界のバランスを見る系)

④頭脳戦系人型(政治系のニュアンスの人バージョン。Aが動いたのはBを支援する意図がある、とか。AはBに父親を殺されているから絶対に同盟には応じないだろうとか。Bを説得したいのならCを使え。父親同士が親友同士だった、とか。人が影響を及ぼし合うのを読む系)

細かく言えば、もっと色々あるのですけど、大雑把にだったらこの四つのタイプがあります。戦記物は実は①~④全て書ける人がいます。この人が一番万能型の戦記物書きで、現実の戦とか人間模様に近いものを描写出来る実力があります。

多くの人はこのどれかに分類され、もう少し実力者だと複数の傾向を保有しますが、この全てを描写する視野の広さと優れたバランス感覚を兼ね備えている人はかなり珍しいです。

①はよくいるのですが、ミリタリー系にいますね。あとロボット搭乗系にも多い。
とにかく戦闘シーンを書きよる。一番タチが悪いのは激しい戦闘シーンを書いたらそれで自分は天才だと思ってしまうタイプ。
このタイプは読んでて本当に斬ったり撃ったり息つく暇もありません。お前のとこのキャラ風呂とか飯とか睡眠とかどうなってるわけ? と思わず聞きたくなるタイプです。要するに常識範囲内の人間描写も書けないほど戦闘ばっかり。

正直そういう観点からするとどんだけ戦闘好きか知りませんが、全然人間ドラマの面で面白くない。

でも本人は大好きな戦闘シーンをいっぱい書くだけで満足してしまっているのです。これだけ書ける奴はいまい!! と思っているのでしょう。

いや……違うねん。戦闘シーンは日常と非日常の兼ね合いがあってこそ映えるねん……1ページ目から10ページまで戦闘シーンで誰がおもろいねん

このタイプは見てると非常に視野が狭いので、【戦闘シーンは書けるが他のこと一切書けない】という大きな欠点があります。コンテストで熱量の割に弾かれるタイプがこれです。「なんで?」と思うことが多いらしい。
分からんのか。戦闘シーンだけだからだよ。

②は、要するに具体的な戦術を書くタイプ。私の赤壁の戦いで、【黄蓋が水上で魏軍を引き付けている間に迂回して陸地に上陸し、後方から魏軍を挟撃する】みたいな戦術を立て、行使出来るタイプ。

この②はかなり希少種です。

アマチュアはかなり苦戦します。そらそうです。具体的な戦術を作品内で展開しなければならず、自身の中に戦場全体の地図、軍団の配置、軍団の規模、展開の仕方、全部思い浮かんでなければなりません。

②は希少種なので、恐ろしいことに読んでて②の才が無いとあっという間にバレます。
②が書ける人は要するに、ミステリーで言うとトリックが書ける人みたいな感じなのです。でもトリック書いても小手先のトリックだったら論破されますよね? 難解なトリックを書くためには非常に知識や知恵が求められます。
だから難度が高い。
生半可なトリックを書いたら「え? こんなトリック通用するわけないじゃんwww」と笑われるじゃないですか。あれです。

②の才能を持ってる人はかなり強いんですが、一つ弱点があるとしたら戦術家タイプなので、実際の戦闘描写を書けるどうかがカギを握って来ますね。
②で作戦を立てられても、剣を握っては自分では戦えないタイプがいるのです。
要するに作戦も立てられるし、いざとなれば自分が現場の部隊を率いることも出来る。こういういわゆる陸遜タイプが最強です。

戦術も立てられるし、剣を振るった感覚すら書ける。

この二つが揃っている②なら、かなり高度で魅力的な戦記物を書いて来ます……が。

このタイプにも欠点があります。

戦術は書けるけど【人間】が書けないタイプ。
要するに人間ドラマを描くのが下手なタイプです。
これが②の中にもいる。

要するに、チェスとかは上手いんですよこの人。
「駒を動かす」のは上手いですが、
駒が人間になると、思い通りには行かない要素が出て来ますよね?
完璧な作戦をいくら立てても、最後の最後で兄と弟が戦場で相まみえ、「俺にはお前は斬れない!!」などと言って優勢だった兄が斬られて、思いがけない大潰走になるとか。

そういうものがあるから人間の戦いというのは魅力的なのですが。

【心】があるから。

この人間や、心や、それを巡る人間ドラマは管轄外になってしまう人がいます。

私が以前見ていて、見るの止めた戦記物があります。
戦術的な、どこをどう攻めるとかはかなり書けていました。
国同士のバランスとかもそれなりに書けていたのですが、とにかく【人間】が書けていませんでした。
ヒロインが美貌なのですが、十代でどんだけ美貌か知りませんが、とにかく出会う奴で会う奴がその美しさに「女神の如き……!!」と震え上がる描写ばっかりで、戦術もクソもない人間ドラマが展開されていました。
なんかもうこの女の美しさがあれば戦術とかいらねーじゃんの領域で非常にヒロインの書き方が雑でしたね。

どこをどう攻めたら効果的だとかそんな戦術を考えられる人が、何故「こんなに容姿だけで特別扱いされるヒロイン書いたら絶対反感買うな」ということが分からんのか、解せません……。

まあ戦術に頭を使い過ぎているのかもしれませんね。そういうのも考え物です。

つまり、優れた戦術家でも人間ドラマを描く【色気】を理解していないとああいう無機質な人間ドラマを書いてしまうことになり、やはり魅力的な戦記物までは辿り着かないことがあります。

③は政治が書けるタイプ。国同士の影響力とかを読めるタイプです。

戦闘シーンと、戦術と、政治はまた別です。

一つの国が動いた時、【利権】を理由に同調する国と、同調しない国などがあります。
インファンティーノがW杯運営株を売ろうとした時、欧州サッカー連盟が即座に反対しました。サッカーを私物化しようとする動きを毅然と非難する行動で、多くのサッカーファンがUEFAを支持しました。FIFAの信頼が暴落する一方で、UEFAは名をあげましたが、CAF(アフリカサッカー連盟)はインファンティーノを支持。明らかに利権が絡んだ動きです。サッカーファンはCAFの動きに非常に失望しましたが、ではCAFはこれほどまでにサッカーファンの非難を受けることが分かっていて何故インファンティーノを支持するのでしょうか? ここでFIFAを非難した方が、絶対彼ら自身のこれからのサッカーの未来で多くの国々と協力して運命が開いて行くのに、何故その道を取らなかったのか?

要するに多くの国々と協力していくサッカーの未来とかどうでもいいと思う人たちが首脳部にいるのです。彼らはインファンティーノに地位やこれからの建設的な立場を口約束されており、インファンティーノから恩恵を受けているのです。彼がいなくなったら恩恵を受けられなくなりますし、今までの口約束どうなんのよという不安がある。

世間体などどうでもいいのです。金があればどうとでもなる。そう思っているから、多少不名誉でも彼らは利権を取るのです。

――こういうことを、考えられない人がいます😊

今わたしがこういうのを書いてるのを読んで三秒で「面倒臭いな……」とか眠気を覚えたそこのおまえ! お前のことだぞ!! ③の要素がない戦記物書きというのは!!😇

でも喜んでいいぞ! 実の所日本人は政治の投票率も低いお国柄だ!! お察しの通り、政治に弱い奴が非常に多い。③の才は備わっているというより【面倒臭いな】と思わないこと自体が才です。こういう入り組んだ国や組織の勢力図を見ることを楽しい、面白い、興味深いと思えるか思えないかで瞬時に判断出来ます。

ちなみに私はこれも大好き。日々世界情勢を追うのが楽しいであります!

北中米カリブサッカー連盟でカナダとアメリカもインファンティーノの再選支持撤回を行っているのに、メキシコだけがそこから離脱して「再選は支持する」と言い出しているのとかすんごい面白いです 買収されてる奴と買収されてない奴がおるなこれ内部抗争が多分今頃勃発してるなとか考えるのすんごい楽しいですし。

③は本当にセンスに近い。

国や組織の情勢の動きに興味を持ち、楽しめる政治的センスを持ってるかどうかで分かれますね。当たり前ですが「王家の人間を好き嫌いで追放して他国にその血を簡単に流出させる」ことは、普通政治が分かっている人なら危険な事、あり得ないこと、あってはいけないことだということが分かるので、ざまぁ系や追放系の「貴族が公の面前で婚約破棄なんて破棄された方どころか破棄した方の名誉にも言っとくがすごい関わるぞ」とか「王家は血筋で国が攻められたり攻められなかったりするから好き嫌いで追放とかそもそも出来ない。お前の所の王家大臣ども一人もおらんのか」みたいな非常に浅はかな政治ポイントも押さえられていない設定の話とか、は③がもう壊滅的にない作者なんだなということが分かります。

このタイプに戦記物は無理です。まあだから恋愛とかに逃げるんでしょうが、そんな政治的にしょうもないレベルの土台の上でどんな恋愛話展開しようと、説得力ないと思います。何故無理に王家とか貴族とかを書けないくせに使いたがるんですかね?
そんなだったら使わない方が遥かにマシだと思うのですけど。




④は更に政治が人間に絡んでいる動き。
私の【翡翠】という作品で、第41話に【軍部大臣、動く】という話があります。
この話で、軍部大臣がリュティスとメリクという魔術師二人が組むと、女王の地位が脅かされるのではないかと恐れ、警戒し、後見人を務めるメリクを一刻も早くリュティスから引き離しておかねばならないと思うシーンがありますが、
その軍部大臣に対してリュティスがメリクに対する個人的な憎悪を見せ、「メリクと組めば、この王子王位すら奪えるのに、その可能性を潰しても構わないほどメリクを憎んでいるのか」ということを初めて知って驚くという、簡単に説明するとそういう話なのですが、

要するに【政治】とは【利権】ですが、
【人間】とは【心】なわけです。

政治で利権を追う時、人間は心を失います。
そして人間の心は時に、全ての利権を投げ捨てても自分の心を貫きたいという、
要するに非常に理に適っていない行動を人間に取らせるのが【心】なのです。

悪しき政治家が、民衆の心を蔑ろにすることがあるのは、
奴らに【人の心】を察して重んじる才が欠けているからなのです。

一方で損得を投げ捨てでも人の心を重んじ、政治家の称号を投げ捨ててでも人助けをしようと行動する政治家もいます。

【二宮の変】の陸遜なんかまさにそうですよね。
本当に建業でとち狂ってる孫権なんか放っておいて武昌で優雅に寝そべっていればよかったのですよ。そのうち孫権の方から自分の愚かさで建業がどうにもならなくなって「頼む陸遜助けてくれ」と助力を乞って来たと思うのです私は。
そうしたら孫権が呼んだからという名目もたちますし、強気にこっちから出られます。その方が遥かに得をしてアドバンテージが握れた。

でも確実にその間に人が死に、国が傾き、すなわち、民が苦しむことになるのです。
呉の混乱を他の二国が聞きつけたら、戦線に影響が出ます。攻め込まれたら苦しむのは戦場にされる民なのです。

だから陸遜は絶対に放っておくことが出来なかったのです。
彼が自分の保身などより、民や国を想う心があったからこその行動でした。

自分に不利益があっても、
不利益を招く行動を起こさせるのが、人の心なのです。

政治を楽しむ才があるからといって、「それって政治的に何の得もないじゃん」などと考えてしまう人は【人間ドラマ】を上手く描けない、色気のない政治話をツラツラと書かれた文章を書くことになります。

これも非常に面白くない作品になってしまう。

戦闘シーン、
戦術、
政治、
人の心。

この四つの要素をバランスよく書ける人が一番魅力的な戦記物を書くタイプです。
私はこの四つの要素を兼ね備えていて、どれも書けます。この四つを織り交ぜて書く戦記物がそもそも好きなので、「元々何も考えずこの四つ書いてるけどなあ」の領域なんですが、

要するにこの第17話。

戦闘シーンでもなく、
戦術でもなく、
政治でもなく、
人の心でもなく、

ある意味でそのすべての要素が描かれている、【戦記物の日常】というものが絶妙に描かれています。

戦記物を書いてます!! つってこういう話を書ける人、ほぼいないのでは? と思いますね。私自身ほぼ見かけたことがありません。
頭脳戦もあり、政治もあり、人間ドラマもある。ただ戦場ではなく日常の中で。
そういうのも当然戦記物では書かなくてはいけないのです。
だって戦ってるだけじゃないですから人間は。普段の生活も人生もある。

【誰がどういう人生を送っているか】

の描写も非常に重要なのです。
しかも身分が高い人間の場合、利権が絡んで来るため、好きならそれでいいわけでありません。
誰に気に入られるべきかとか。
誰の逆鱗に触れることだけは回避しなければならないとか。
こういうのを書けない戦記物書きは非常に多いのです。

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曹娟(曹丕の従妹)

 特に甄宓は皇后になるほどの女性なのだから、
 その側にいる自分がいつまでも実家を憎んで、
 親を嫌っていても仕方ないとそう思えるようになった。

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陸遜
「でも……人と争うことが苦手な人間もいます。
 そういう人間は無理に争うことは無い。
 自分に合った生き方を探すことも有意義だと私は思います」

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甄宓
(あの衣は、別の人間の為に用意されたものだ。
 張春華にあの衣は似合わない)


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甄宓
 それほど悪魔的な才気を秘めた男だった。
 同じ男なら忌々しかったはずだ。
 だが夫の側近ならば心強い。

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こういう感じですが、この話は戦闘シーンではない戦記物の描き方というのが随所に描かれているので、人間のパワーバランスを巡る頭脳戦が展開されています。
そういうのがセリフにも出ているのですが、

③とかですね。

俺戦闘シーン大得意ーーーー!!!✨とか豪語してる人で、
このセリフの様な事を果たして書けるかは疑問です。

でも頭脳戦なのですよ。
甄宓が「美しい衣」を見た時、司馬懿の側に女がいることに気づいて、
一体どんな女なのかしら、と気にするのは、司馬懿のことが好きだからじゃないのです。
甄宓の夫が、曹操に疎まれた後継の曹丕なので、腹心の司馬懿はいわゆる生命線なのです。だから、司馬懿に悪影響を及ぼすような女だった場合、その悪しき影響が曹丕にまで及ぶ可能性がある。

しかも司馬懿は賢いので、普通なら側に置いている女がいたら曹丕に言うはずなのに、言ってないのも甄宓を非常にいら立たせています。

こういうの、恋愛でもないのです。【政治】とかそっちよりの人間ドラマなんですよね。

例えば、この話で甄宓が一瞬、司馬懿が留守にしている間にその女に会っておくか、と考えるシーンがあります。
一瞬思って、結局この時甄宓は止めました。
自分が留守の時に司馬懿のプライベートな領域を自分が探り、司馬懿の不興を買うと、その話が曹丕に行った時に、自分が出しゃばったことを曹丕が憎むかもしれない……と一瞬不安が過ったからです。

しかし、後日甄宓は「司馬懿の側にいる女は張春華ではない」と確信を持つと、行動に出て来ます。その女が必ず司馬懿の心を乱す女だと確信を持ったので、それならば曹丕の邪魔になる女だと結論付けたからです。
そういう場合、甄宓は「例え曹丕に出しゃばったことを咎められて処罰を受けても構わない。結局曹丕の為になることだ」と確信した場合、恐れず行動に出て来る女性なのです。


カクヨムで見かける戦記物を見ていて、
足りないなと思うものはたくさんありますけど、
その中の一つにこういう

【やろうとしてやめる】

みたいな曖昧な人間の行動を描いた描写が少ないのはなんでなんだろうと疑問に思うことがあります。
やるかやらないか。どっちかなんですよね。
そうじゃなくない? 人間の現実の行動って、もっと複雑だと思うのです。
「やろうとしてやめたけど、一日考えてみてやっぱりやった方がいいと思い直した」
とかありませんか?
私はものすごくあります!!

そういう繊細な描写を書き切れてない戦記物が非常に多いんです。
難度が高いことは私も承知ですが、
一番良くないのは「自分の作品……↑みたいなのが全く無い……」ということを、素で気づいてない人が非常に多いということ。

この前も言いましたが作者は認識論です。

作者が「認識出来てないもの」は作品の中に一切描けません。

私の作品政治要素がここまで足りないな……ちょっと増やさないと駄目か……。

そういうメカニズムがないと絶対に良作の戦記物は書けないと思いますよ。

前後しますが②のセリフは、

史実の陸遜を見ていて私が感じた実感が籠っています。
陸遜は20歳くらいで孫策の死後に孫権の許に出仕しています。
それからはほぼ戦場の軍人として生きていて、山賊退治→平定→統治→山賊退治をしながら転戦を繰り返す人生です。

その一方で陸家は陸績、陸遜の実弟 陸瑁も一応任官とかは受けているものの、なんか学者気質が多いのか出世に励むタイプがそんなにいません。
猛烈にバリバリ戦場で戦っているのは陸遜だけという陸家の印象があります。

……でも、なんかそんな陸績や陸瑁を、陸遜があまり咎めた感じがありません。

二人とも気ままに出仕してる感じがあり、陸家は元々孫家と敵対していたので、普通もっと一族一丸となって「陸家は役に立つのでよろしゅうお願いします!!😊💦」みたいになってもいいと思うのですが、なんか案外陸遜以外のんびりした子ばかりなんですよね。

このあたりが私の作品の陸遜と陸家は不仲の解釈に繋がっているものの、
陸績とか陸瑁の経歴見ていると、非常に大らかな感じがするので、

多分陸遜は自分が馬車馬のように戦場で働いていても、
陸績や陸瑁はそういうタイプじゃないの、分かってくれていて、あんまり出世に関して兄ちゃんとして厳しいこと言わなかったんだろうな……って私は感じるのですよ。

むしろ「兄ちゃんがたくさん稼いで来てあげるから、お前たちは好きな事していいんだよ」って感じをものすごく感じる……。

陸遜なんか、自分の評価がとても低そうです。
でも陸績なんかの聡明な感じはとても評価していて、
「自分は戦場で働くしか能がないから」とか思ってそうな所があるんすよね……。
そんなことないのに、思い込んでそう。
だから尚更自分は戦場が似合ってるけど、陸績や陸瑁には似合ってない。戦場から遠い所で生きて幸せになって欲しい、みたいな兄ちゃんだったんじゃないのかなって思うのです……。

陸遜のそういうとこもとても好きだよ……😭

陸遜のそういうとこもとても好きなので、②にしておきましょうか。

陸遜はやっぱり戦いが苦手な人に無理に戦わせたりしない感じがします。
もちろんそれは優しさだけじゃなく「やる気のない人間にやらせても大して形にはならない」と思ってのこともあるとは思うけど。

ただ「お前の気持ちなんか関係ない!! とにかく戦え!!」とかは言わない上官だったとは思いますね。


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陸遜
「でも……人と争うことが苦手な人間もいます。
 そういう人間は無理に争うことは無い。
 自分に合った生き方を探すことも有意義だと私は思います」
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陸遜のこういうこと言ってくれる感じ、とても好きだよ😭✨

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