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第112話【同じ空の下】

さぁ!! さすがに今日は9月31日だとか誤魔化すのは限界であります!!

10月2日の幕開けであります!

「9月中にお遍路プロジェクト終わらせたい」

という目論見は見事に玉砕しましたが、

ここまで来てるのでまあそんな気にしないでいいでしょう!!

ヒーローだって遅れて来ていい仕事するんですから、

七海ポルカも多少遅れてもいい仕事します!😊

絶対今日終わらせてやる!!✨

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①
郭嘉
「大河は北南に大陸を分け隔つ。
 ただそれだけのこと。
 それなのに何故孫呉の民のように、曹魏の民はあれを母なる大河と呼ばないのでしょうか。
 つまるところ、私たちだって大河のほとりに生きる民だというのに」


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②
曹操
 徐庶は新野に展開していた魏軍を潰走させた。
 以後、あの地は常に三国の影響を受ける不安定な場所になったのだ。
 大陸には、時機を逸すると手が出せなくなる土地というものがある。

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③
郭嘉
(これからはどんな運命も受け入れる。
 だから自分自身を何よりも信じるよ。
 自分が何かを強く信じて、その確信に負けることがあるなら、その時こそ私が本当に死ぬことになる)

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④
郭嘉
 もう死を恐れることはない。
 死に抗い続けるのが自分の人生だ。
 大切な者たちも死から守りながら。

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⑤
曹操
「俺と遣り合ってどこまで行くか、興味があったからな。
 だが蜀の主となった今はさほど関心はない。
 蜀の王となれば蜀の為にしか生きられん。
 それは本来、漢王室の復興を掲げて生きて来たあの男の理想とはかけ離れている。
 奴が一番手強かったのは間違いなく放浪していた時だ。
 得体の知れなさがあった。
 今はそれがない。

 漢王室の忠臣にして、蜀の王。
 それ以上も以下もなくなった。
 全く先が見えてつまらぬ。
 だから俺に遠慮など無用だ。好きにやるといい」

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⑥
郭嘉
「確かに元譲殿は暗殺するにも苦労する相手ですね。
 あの人は何事にものめり込むということをしない。
 酒も女もやりますが、それじゃ喰いきれない。
 時々感心しますよ。
 案外単純な物理的な罠の方が有効なのかもしれないな。
 落とし穴とか」

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⑦
陸遜
 誰かに側に居てほしいわけではないけれど、
 自分が死ぬ時に誰か側にいるのだろうか?
 遥かなる遠い地に、いずれ一人で赴く。
 それだけが確かなことだ。

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曹操と郭嘉は非常に波長があったと言われます。郭嘉は軍祭酒(軍の一切を取り仕切る最高位)だったらしいですが、政の助言なども曹操に行っている描写もされることがあり、まあ魏という国が「武力によって打ち立てられた国」ですからね。そもそもこの国の政が、【軍政】と非常に密接に連動して行う必要性があったために、政のことも出来なければ軍も任せられないという事情があったのだと思うので、私も実は郭嘉は軍政バカみたいに書くよりは、曹操に対して軍、政、統治、人事、娯楽、女。全ての助言が行える万能型参謀として書くのを好みます。

だから曹操と郭嘉はいつもどんなこと話してたのかな~~~~~~~~~✨と考えるのが好きで、楽しい。

曹操と郭嘉は史実では15歳違うとされ、一回り以上違います。

まあ軍とかだと20~50代の男たちの集合体という感じだから、そんなには15歳違うと言われようとびっくりは私はしないのですが、
優れた人材が多くいた魏軍において、曹操が特に一回り以上若い男を自分の右腕に起用していたのはなかなか熱い設定ですね。

曹操と郭嘉が二人だけで話している時の雰囲気をよく想像するんですが、
この時の二人の、他の人間は立ち入れないような空気が私は好きでね……。

うちの郭嘉は曹操と一回りどころか四十歳近く違います。
丁度【剣客商売】の小兵衛さんとおはるさんが約60歳×20歳の夫婦なんですけど、まさにあのイメージで書いています!!😊✨

普通の人が聞いたらえええええええってなりますが、実際あの二人鴛鴦夫婦で、おはるさんもいつまでも小兵衛さんを「先生!✨」などと呼び、先生が美女に目を奪われると「あなたの妻はここですー🙁」と言わんばかりに平気で耳を抓ったり、「先生の好物作ってあげるよー🤗🌸」と得意な料理の技を磨いてドンドン料理上手くなって行ったり、出不精な先生も「まだ若い娘だからたまには出かけたかろう」などと若い奥さん気遣って遠出したり、二人でお買い物したりして、本当に年齢のギャップを感じさせないどころか存分に感じながらもそれを楽しみながら一緒に暮らしている感じが多く、微笑ましい。

うちの曹操と郭嘉もあんな感じとして書きたいのです。

別にこの二人は完全なる理想的な主従関係なのですけど、お互いが好きすぎるので、二人で楽しく話している時に他人がやって来ると「今楽しく話してるんだから邪魔しないでよー」みたいに郭嘉が曹操と二人で一緒にいたがったり、
曹操の方もなんか眠りが訪れない夜に女より、夏侯惇より、「郭嘉を呼べ」と言って二人だけで碁を打ったり、城を何となく歩いたり、月見酒をしたりと、二人きりでいたがる、若干恋人や夫婦にも勝るような関係性を見せることもあるのがいい。

曹操は郭嘉と話しているとすっごい若く見えるし、
郭嘉は逆に曹操と話していると実際よりもっとずっと大人びて見える感じします。

そんな曹操と郭嘉が二人だけ話しているシーンは天下のこと、これからの魏のこと、色々話していて必見。

普通はこの二人しか知り得ない会話ですからね。でも読み手は覗くことが出来る。

これぞ神の視点であります!✨

③。セリフを書き写していて、気づいたことがあります。
特に③のセリフで分かったんですが、この時期、陸遜もこういうことを言っていることがあります。
自分の心が固まって、死をも恐れない。
気付いたんですが、丁度郭嘉と陸遜は同時期に恐れや迷いを克服して、【これからは国の為に命を捧げる】覚悟を再び決めた状態にあるのですね。

これは書いていたら丁度同じ時期にこうなったので意図したことではないのですけれど、非常に同じ感覚を持った二人がこれから江陵に行くことになっているのは面白い設定なので、こういうものは作者は活用して話を書かないと損をします!

郭嘉は陸遜のこういう部分を感じ取って「いいね」と親近感が湧いて、好印象を抱いてくれるとかいう風に書くと、自然な感じしますね。🤗

いいタイミング。


⑤曹操様の現在の劉備評ですが、まあ私の蜀に収まったあとの劉備の総評もこれです。私も劉備が一番侮れず大陸に大きな影響を及ぼせたのは流浪時代だと思う。あの時代の劉備が一番強かった。
前も言ったけど私の劉備の総評では「いい父になる。いい将軍にもなる。だがいい王にはならないだろう」です。劉備は人の意見を聞きすぎる上に、細かい自分の意見を持っておらず大雑把な「漢王室の復興!」「帝だけはお助けする!」「民を苦しめちゃだめ!」みたいな大味な意見しか持っていません。細かい統治とかまでには頭が回らないし自分の意見を持っていない男なのです。

王は国民と役人、外交、様々な立場の人間を取りまとめなければなりません。
全員の意見は聞けない。
劉備は誰かを切り捨てる政治を非常に苦手としており、これは王の欠点です。
誰かの補佐が限界の人間なんですね。

劉備は完璧だなどと徳と優しさがあればなんとかなると思ってる安易な奴にはまあ⑤のセリフとかは書けないでしょうね。

優柔不断という言葉があるように、
誰もの意見を聞いて己の思うところがないというのは【優しさ】のニュアンスからはちょっと異なって来ます。

劉備自身、蜀の王になってからものすごく自分自身が王としてそこにいる事の違和感を感じていて、幸せだと思ったことなど無かったのでは。

でも流浪時代、何も持たない自分などに誠実に仕えてくれる人達と家族のように、一つの火を囲みながら、語り合っていたあの時間は明日の命や住むところすらおぼつかなくても、無性に幸せだと思った時期はあったのではないでしょうか。

⑥「酒も女もやりますが、それじゃ喰いきれない」

私が一番この世で最強の男だと思うのこのタイプです。
酒も女もやらないというより、やるにはやるけど全然それに益々溺れていくような所が一切見られないタイプ。

元譲兄貴を仕留めるのは郭嘉でも厄介らしい😊

④にしようかね 音感がとてもいい。
郭嘉の結論。


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④
郭嘉
 もう死を恐れることはない。
 死に抗い続けるのが自分の人生だ。
 大切な者たちも死から守りながら。

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魏にはこういう信念を確立した軍師が付いてるわけです!
無茶苦茶つよい!✨

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