こんにちは。
比較神話学シリーズです。
今回は「蛇」のお話。
この前、出雲に行ったんです。
「黄泉平坂」で有名な揖屋神社に行ったとき、境内の木に、藁で作った大きな蛇が巻き付けてありました。
社務所のおじいさんに聞いたところ、
「いやー、毎年秋に、この辺の人らが集まって作るんだよ。火事を防いでくれるとか言って。ようわからんけど、昔からね」
とのこと。
おいおい。出雲と言えばスサノオがオロチを退治した所じゃないか。
蛇は敵じゃないのか?
逆に、この神社はスサノオに倒された側なのか?
なら、倒されたのになぜ無造作に今も祀っている?
素朴すぎないか?
それはそうと、全国どこでも、蛇神はけっこうあちこちに居ます。
僕は神社に行くと奥社を見るんです。
神社の一番高い場所にあることがほとんどで、つまり「地主神」ですね。
山、岩、湧き水、温泉、滝、洞窟、などと並んで、「蛇」が多い。
古い神社の奥社はだいたい蛇神、という印象すらあります。
ちょっと検索には引っかからないんで、現地に行かないと分からないんですけどね。
動物で言えば、圧倒的に、蛇です。
稀に狐ですが、これは稲荷になりますね。
縄文時代からの蛇信仰も手厚い。諏訪のミシャグジは有名です。
土器もけっこう蛇モチーフです。あの渦巻き模様とかね。
さて、ところで、日本には、蛇の神話が少なすぎないか?
そう思いませんか。
こんなに蛇が大好きなのに。地主神が蛇なのに。
これは怪しい! 調べなくては!
ということで、おなじみ「比較神話学」です。
AIのClaudeが調べてくれます。
・世界の神話で、蛇の扱いって、どうなっているの?
・世界の神話で、蛇神が担っている役割を、日本神話では、誰が担っている?
・ヤマタノオロチとは、何だったのか?
こんな疑問をドライブにして、解き明かしていきたいと思っています。
とはいえ、プロットまで作ったところで、Claudeが「週間Max」に到達。
会話できなくなっちゃったので、一時休憩です。
(リリース戦略として、小分けにして一日一話でちびちび出そうかなとも思うんですけど、今回も、できた端から出しちゃおうかと思っています。戦略的には損なんでしょうけど、まぁいいか、と。こういう話は一日経つと忘れちゃうだろうし。どうせできてるんならまとめて出しちゃおう、と)