oxygendes

異世界を旅する人が読んだ俳句。それを弐拾句集めてみました。

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部　二十句部門

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句　二十句部門 退屈に思えたり、嫌だったりする日々のことが、俳句にしてみると意外に悪くない。 才能アリでもナシでも関係ない。ほんの少しだけで…

きららかな夏空の下、日々は流れる、ときに花を浮かべ

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト（俳句20句部門）、応募作品。

むきにならずに書くつもり

日常を綴る俳句

短歌・俳句コンテストの俳句の一句部門の作品です。

　本文に詠み方のガイダンスになりそうな短文を入れてます。 　第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部　参加いたします。

【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト】俳句の部　一句部門 嘘でしか語れない戦争を、それでもテーマにしたかった 私は戦争を知らない だけど、忘れない 絶対に

歳時記というのは、季語の辞典のような存在です。 全ての季語が記されています。 今回は、そこからランダムに選んだ季語を使って、俳句を作ります。 ぜひ楽しんで下さい。

「第２回カクヨム短歌・俳句コンテスト」俳句 一句部門 参加作品。 ✾ 女心（おんなごころ）を十七音で。花に託した想い。 ✾ 俳句にチャレンジ♪ ✾ ランクイン>>詩・童話・その他…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【一句部門】 ■■最終選考・カクヨム100選入選■■ 窓は童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日色の朝 まどはどうていせいまりあむげんざいのおんやど…

愛した女のために、聖女としての地位を剥奪され処刑されるリィシア・アッシェン。 処刑の瞬間が迫るなか、彼女は一刻も早く――愛しいひとに、その言葉を伝えなければならない。

巧（たくみ）が帰ると一枚の紙があった。 それは紛れもない愛しい人の字で、けれど少し雑なものだった。 不思議に思いつつも、いつも通り子供たちのお迎えに行くと双子のうちの一人から駄々…

白い猫は、独りで住むところを転々としていた。 ある時、見知らぬ公園で、色白の女性を見る。 石や、花、草木に話しかける女性に猫は心惹かれていく。すぐに、猫と女性は、近しい関係になっ…

モノクロの人物画しか描けない画家は、友達と一緒に風景画を描くことになった。

短い散歩から帰って来た夫が、「ATMから昆布が出て来た」と口にした。私は半信半疑だったが、どうやら本当のことらしい。SNSや報道メディアを巻き込んだ騒動は、やがて北の海に辿り着く…

【第5回カクヨムWeb小説短編賞・最終ノミネート作品】 －短編（読了時間 約２分）－　 有名な画家の新作は、あいちゃんから見て“不思議な絵” 　美術部のあいちゃんは、ある…

扉を開ければ、その『図書館』は不意に目の前に現れる。そこに踏み入れば、ホコリとインクの匂いが鼻腔を満たす。聳え立つ本棚が、奥へと招き入れて…。 【この作品はその内……その内ね。…

仕事や学校で疲れたときに見るハッピーエンド作品。ふわふわわ。

握りしめたこぶしひとつぶんの大きさは、 私にとってどれほど。

自我を持たないはずの人工知能「クリアロイド」のリータが、ある日突然「桜が嫌い」だと言い始める。リータの持ち主である僕は、その理由を探るべく、とある大学教授の元を訪れる。 ちなみ…

会社員・坂口 浩市の家族は、妻と娘が遠くにいる「遠距離家族」。 そんな彼と家族、そして彼の上司・三浦部長が紡ぐ三者三様の愛のカタチ。

スペインの寂れた修道院に迷い込んだ男女。月の光に誘われて入り込んだのは禁断の迷宮だった…

異国への長旅で疲れた私は、目的のアパートにたどり着いた安堵感からベッドでうたた寝をしてしまう…そして目覚めたとき、背後に誰かの気配がした。

おうたで綴った短編です。 ◇カクヨムコン９参加作品。短編/現代ドラマ・文芸部門にエントリー。 ◇全7話。（12/19〜毎日18時更新） ◇執筆のきっかけとなった企画↓ ◆その１…

大学の教員である風間賢人は十年前に卒業した教え子の雲井瞭子に呼び出された。彼女は〈雨恐怖症〉＝オンブロフォビア（ombrophobia）なのだと訴えた――。

そこは惑星　ラベンダー色の空　３つの衛星　月　 赤い砂漠に　時に白と砂金の入り混じるマーブル上の砂漠に　煌びやかな水晶の丘 黒い石油の小さな泉 六足の半機械化ラクダに乗って　 …

☆☆☆ カクヨムWeb小説短編賞 2023　中間選考通過作品 ☆☆☆ 鈴木隆則、四十三歳。髪の毛が心許ない、いわゆるキモいオッサンだ。 そんな僕の前にいらっしゃる美しい女神様が…

現実と妄想が紙一重となったとき、彼女は目覚めた。 それは恐ろしくも甘美な瞬間だった。

定年退職した旅行好きの夫。彼は、実際にその場所に行ったような体験ができるシミュレーターができたので行ってみようと主人公を誘う。 歳を重ねた夫婦がふたりで『旅行』を楽しむ短編です。…

－短編（読了時間 約１分）－　 　おれは大きく息を吸い込み、潜った。 　これはおれ自身の戦いだ。 　もうこれ以上…… https://kakuyomu.jp/works/11…

「では、スタートです」 そんな言葉と共に生まれた祥太は出会いと別れを経験しながら人生を送り、そして終わりを迎える。 その時に「ゴールです」という言葉が聞こえないといいなと思いな…

昔住んでたお家には。

宇宙を往く侵略者たち。 多くの星々を殲滅させた種族だが、その生命力は衰退していた。 末の皇子は、衰弱しつつある父帝を案じているが……

退屈すぎて味覚を失ったメルル姫は、従者クランと共に国内をめぐる。 ＊ざっくりな内容＊ 悪党をぶっ飛ばしたあとに食べるご飯は格別だ！という短編です。 ※2024.4.27　ジャ…

夕方5時の松林。何の目印かわからない『No.3』と書かれたひょろりと細長い松の木の下で、ジローは私をまちぶせる。 体の色は、ころころ変わるし、模様がついている時もある。毛むくじゃ…

砂時計を前にし、私達はなんと無力なのでしょうか。 乳青色の夢を懐古し、微睡む私は瞼を閉じました。

　そういえば、もう何年も爪を切っていないな。 　道雄がそれに気づいたのは夏も終わりの夜深い時間だった。いつものように得意先との接待を終えタクシーで帰宅すると、シャワーを浴びてもう…

　バスの車窓に張り付く雨粒がどこまでも伸びて、透明なミミズがたくさん這ってるみたいだと思った。ミミズたちは誰が一番早く窓枠に着くか競争してるけど、たとえ強い風が吹いても一斉に早回…

　酔った勢いで縁側にえんがわを置いた。まりちゃんがスーパーで買ってきたタイムセールの寿司詰めから一貫、パックの蓋を裏返し皿代わりにして。 　縁側のえんがわ。くだらなすぎて僕たちは…

　昔々あるところの話。 　伍介（Gosuke）は善良だけれども、知恵というものが跡形もなく溶け出しているような男だった。いつも洟を垂らし、動くものが見えるとすぐに気を取られ、ひと…

新宿駅のホームで夕焼けに包まれた。絞ると朱色が染み出てきそうな空で、私はキャリーバッグを車両に乗せながら、まるで違う世界に旅立とうとしているみたいだなと思った。

パッとしない人生に不安を感じていた僕は、変なキャッチに引っかかってしまった。 とは言うものの、人生相談？のお姉さんのとんでもないアドバイスについ耳を傾けてしまう。 チートな手を使…

これは、感情を持ったＡＩが、ひっそり笑うまでの物語。 　そっと、目を開ける。 　目を覚ました場所は、みたことのない場所だった。 薄暗い部屋というより、光のない真っ暗な空間で…

短文で綴る切ない失恋の思い出

ショッピングモールで母親が目を離した隙にこどもがいなくなった？？？ めまぐるしく場面と視点が変わります。 じっくりとお読みください。 なお、１エピソードが超短いので、すべてに応…