• 異世界ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

薬草学の参考文献

 さて、いよいよ中世医療モノの本性を現し始めた「灰色の町の聖女」。

 これからの作中には様々な薬草が登場することになりますが、その描写においては近世イングランドの医師、ニコラス・カルペパー(1616-1654)の「薬草大全」を参照しています。

 原題を"The Complete Herbal"というこの本は、当然のようにとうの昔に著作権が切れてパブリックドメインとなっており、その英語版の全文をインターネット上で閲覧することが可能です。

 医学が未発達だった時代の常として、同じ薬草であっても参照する資料によって効果や効能が違って書かれていたりすることも多く、また現代では毒とされているものが薬として使われていることもあります。

 作中の薬草の描写につきましては、あくまで「ファンタジーの一環」として楽しんで頂き、決して真似をすることのないようご留意を頂けましたら幸いです。

▼小説URL
https://kakuyomu.jp/works/16818622176733586863

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する