第11話でアキラの名前が加藤昭であると明かされますが、このキャラの名前は佐藤昭から取っています。昭和の政治史がわかる人にはわかる設定ですが、これはこれでTS設定になっています。とりあえず洋酒を搔き集めているようですね。
小園中佐が口にした「バドリオ」とはイタリア首相ピエトロ・バドリオのことで、ムッソリーニのファシスト政権を倒して組閣し、連合軍に対して無条件降伏をしたということで、当時の戦争継続派からは蛇蝎のように嫌われていました。
史実では、寺岡は木更津から空路、日吉の海軍総隊司令部へ飛び、小沢治三郎司令長官と打合せたうえで、差し違える覚悟で厚木に乗り込んでいます。寺岡が三〇二空司令皇室に着いたときには、小園はトッピカンから電話で説得を受けていました。
寺岡の説得に対しても、小園は逆に寺岡を説得しようとします。小園と対談している寺岡に陰から三八式歩兵銃の照準を合わせる将校もいたとされます。小園は自ら開発した斜め銃全天候万能戦闘機で連合軍と一線を交えようと戦いを続けます。