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焦土の参謀 第8話「厚木」について

第8話では、川崎の稔子女王の頭上に蹶起を促すビラを撒いた艦上爆撃機彗星の所属する厚木航空隊の司令小園安名中佐が登場します。小園中佐は南方で二式陸上偵察機に斜め銃を装備させてB17を撃墜し、その後夜間戦闘機月光に転換させていました。

小園中佐は信念をもって対米降伏に反対し、厚木航空隊をとりまとめ、反乱を起こします。しかし、折からのマラリアが久しぶりに再発し、精神的に追い詰められていくことになります。このすぐ後、厚木は米進駐軍の進駐先として注目を浴びることになります。

そして、東久邇宮稔彦王は組閣の大命を受け、内閣を組織しようとしますが、政界に強い伝がないために、平安時代以来の五摂家筆頭公爵近衛文麿を副総理格の相談役にし、小磯内閣での情報局総裁緒方竹虎を参謀に組閣を始めます。さて、どうなりますか。


【小園安名に関する主な参考資料】
出撃 厚木航空隊の反乱 豊田穣 集英社【集英社文庫) 1979年
あゝ厚木航空隊 あるサムライの殉国 相良俊輔 光人社 1971年 (光人社NF文庫) 1993年
厚木航空隊事件 敗戦悲話 小園安名物語 阿久根星斗 高城書房出版 1995年


【緒方竹虎に関する主な参考資料】
緒方竹虎 修猷通信編 修猷通信 1956年
人間緒方竹虎 高宮太平 四季社 1958年
緒方竹虎 緒方竹虎伝記刊行会編 朝日新聞社 1963年
緒方竹虎 栗田直樹 吉川弘文館(人物叢書) 2001年
緒方竹虎とCIA アメリカ公文書が語る保守政治家の実像 吉田則昭 平凡社(平凡社新書) 2012年
緒方竹虎と日本のインテリジェンス 情報なき国家は敗北する 江崎道朗 PHP研究所(PHP新書) 2021

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