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焦土の参謀 第7話「宮様」について

遂に希望の太陽が降臨しました。皇統に関する議論が錯綜していますが、ここは異世界なので大目に見てもらいましょう。東久邇宮稔彦王殿下の女体化キャラである稔子女王殿下は、凛々しくも神々しいノブレス・オブリージュの権化です。

80年後の日本で国家と国民を背負って自らの身を投げ出す政治家はどの程度いるのでしょうか。日々の暮らしが満ち足りているからこそ、まずは自分を守ることが優先し、他者への眼差しにやさしさが不足するのも仕方ないかもしれません。

宮中官僚としては、内大臣木戸幸一をモチーフにした木戸孝美、内大臣秘書官長松平康昌を女体化した松平康子などが登場してきます。稔子女王、近衛文寧とどうネットワークを組んでいくのかに注目が集まります。チラ出の厚木空も心配です。


【東久邇宮稔彦王に関する主な参考資料】
私の記録 東久邇宮稔彦 東方書房 1947年
やんちゃ孤独 東久邇稔彦 読売新聞社 1955年
東久邇宮日記 日本激動期の秘録 東久邇稔彦 徳間書店 1968年
長谷川峻 東久邇政権・五十日 行研出版局 1987年
不思議な宮さま 東久邇宮稔彦王の昭和史 浅見雅男 文藝春秋 2014年
東久邇宮の太平洋戦争と戦後 陸軍大将・首相の虚実 一九三二~九〇年 伊藤之雄 ミネルヴァ書房 2021年
最も期待された皇族東久邇宮 虚像と実像 一八八七~一九三一年 伊藤之雄 2021年


【木戸幸一に関する主な参考資料】
木戸幸一日記 上下巻・東京裁判期・関係文書 木戸幸一著・木戸日記研究会校訂 東京大学出版会  1966年
東京裁判資料木戸幸一尋問調書  粟屋憲太郎ほか編 大月書店 1987年
木戸幸一 沖修二 講談社 1995年
決断した男木戸幸一の昭和 多田井喜生 文藝春秋 2000年
木戸幸一 内大臣の太平洋戦争 川田稔 文藝春秋(文春新書) 2020年

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