• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)

夏穂

  • @natsuho0715
  • 2018年11月4日に登録
  • 恋愛
natsuho0715
    • ホーム
    • 小説2
    • 近況ノート33
    • 小説のフォロー2
    • ユーザーのフォロー1
  • 10月4日

    マジックストーリー7周年

    いつも『マジックストーリー』をお読みいただきありがとうございます! マジスト、昨日10月3日で7周年を迎えました! 更新頻度がめっきり減ってしまっているにも関わらず、お読み頂いた上にお気に入り登録してもらったり、いいねを押してもらったり、本当に本当にありがとうございます! とても嬉しいです♪ 創作活動になかなか時間がさけなくて、このまま埋もれていくだけなのではと、ネガティブになってしまっていたので、頂けた反応はものすごく大きな励みになっております。 私の近況の話になってしまうのですが、今年の春から妹と二人暮らしを始めました! 最初は一人暮らしのつもりでしたが、妹がついていきたいと言ったので、二人暮らしに。 マジストの子達がこの先高校→大学へと進学していくなら、実家を出て一人暮らしする子もいると思いますが、私の中では相楽姉妹は多分姉妹で暮らすんだろうと考えてるので、妹と暮らしながら妄想が捗りますね(笑) 本編も進路で悩む緑依風や風麻の心理描写を綴っておりますが、今後は他のキャラにもこういった悩みが増えていくと思います。 自分が中学生だった頃はもう遠くなってきてしまってるので、思い出せるうちに執筆が進められるよう、まずは時間作りを頑張りたいと思います(汗) 最新話は昨日更新しました! シリアスな内容ばかりなので、そろそろクスッと笑えるシーンも欲しいですね。 それでは、これからも『マジックストーリー』をどうかよろしくお願いします。 2025年10月4日 夏穂
  • 2024年10月3日

    マジックストーリー6周年

    いつも『マジックストーリー』をお読み頂きありがとうございます! マジスト、連載開始から6周年を迎えました〜! 最近全然更新できてなくて、申し訳ないです(;^ω^) 24章を本当なら5周年の内に終わらせたかったのですが、ここしばらくは仕事から帰ってきてパソコンつける気力も無い日が多かったです…老いか?老いなのか?? さて、この一年の間に小説の投稿スピードは落ちておりますが、長年やりたかったことをひとつ達成することができました! 実は、マジストキャラでLINEスタンプを作ったんですよ~!!! 小説を書くのと同じくらいイラストを描くのも好きでして、いつか作りたいな~と思っていたのですが、なかなか実行せず…。 けど、ラフをちょこちょこ描き溜めながら、小説や他のお絵描きをやる合間に進めていき、今年の5月に販売を開始できました! ただ、身内にマジスト本編を読まれたくないので、タイトルやクリエイター名はLINEスタンプ用に変えて販売してます。 もし探してそれっぽいのが見つかったら、そういうことです( ˘ω˘ ) 今回も連載記念イラストを描きました! 亜梨明、爽太、星華、奏音、風麻の順番で描いて来たので、今年は緑依風です! これからも『マジックストーリー』をどうかよろしくお願いします。 2024年10月3日 夏穂
  • 2023年10月21日

    23章終了しました!

    マジックストーリー第23章『愛の大きさ』が終了しました。 さて、今章は全部で29話と、もしかして過去最長となる長さになりましたが、いかがだったでしょうか? この章が始まった時は冬だったのに、やっと締めくくれたと思ったらもう10月とか…。 再び冬が近付いておりますね…。 23章は、年明けの1月~2月末頃までの物語を綴っておりました。 その中で作者として一番印象強いのは、やはりゲストキャラの逢沢舞の存在でしょうか。 読者様からは、「18章で登場した須藤よりもリアルにいそうで怖い!」と感想を頂きました(笑) マジストでは、恋愛関係で醜く争うシーンはあまり書きたくなくて、一昔前の少女漫画のような、ヒロインに陰でコソコソ悪質な嫌がらせをするタイプのキャラは登場しなかったのですが、それを思えば逢沢がそういったポジションに近い所にいたかもしれません。 嫌がらせはしてないけど、すごい嫉妬心を飛ばしてくるとことか、爽太と別れて欲しいって直談判しに行くところとか…。 私としては、いっそ清々しいなこの子…という気持ちですが、やっぱりリアルにいたら怖いな。やっかいだな…(;^ω^) 今回、爽太と逢沢編で一番アピールしたかったのは、亜梨明が爽太と真の意味で対等となり、弱った彼を支えられる程に強く成長した姿でした。 1年生編では、亜梨明が何かに悩むたびに爽太が親身になって話を聞き、彼女を動かす力となっておりました。 爽太も、そんな亜梨明を支えるのが自分の役目のように感じていましたし、彼女よりも強くあらねばならないという、意識を持っていました。 ですが、今回のトラブルのように爽太が思い悩んでしまった時。 去年までの亜梨明なら、爽太を助けてあげたい気持ちはあれど、どうすればいいのかわからず、役に立てることも励ますこともできなかったでしょう。 しかし、様々な経験をした今だからこそ、逢沢に対して寛大な気持ちを持つことができ、爽太が頼りたいと思える程の逞しさも身に着けたんだと思います。 *** 中盤では、再びバレンタインの物語になりました! 皆さま覚えておられますでしょうか? 1年生編、12章のあの苦くてしょっぱいバレンタインの話…(汗) Twitter(現:X)では、「バレンタインなのに…」「ひどすぎる」「作者は人の心あるのか…?」と感想が届き、私は『 ( ͡° ͜ʖ ͡°) 』といった感じの顔をしていたのですが…(オイ) 2年生編のバレンタインは笑いあり、そしてしっとり優しい雰囲気のやり取りが浮かび、12章を執筆中も「まぁ、1年後はみんなハッピーだから大丈夫!!」と思いながら作業してました(笑) そしてここに来てやっと、新たな恋の予感も始まりましたね! 奏音と加藤の関係は、今後も少しずつ触れていきますので、あの二人を気に入ってくださっている方は、そちらも楽しみにしていただけると嬉しいです♪ *** そして最後の緑依風が爽太に風麻との思い出話をする回。 これは、今までのお話を簡単に振り返る…いわゆる総集編のような気持ちで書いたものです。 7章の緑依風のイヤリングの話は、風麻目線だけではわからなかった部分を明らかにすることができて、自創作を語りたい人間の私としては、楽しみにしていたものです。 緑依風と爽太は結構共通点があるにも関わらず、物語の中でもあったように、緑依風は亜梨明のために極力爽太と必要以上に話をすることを遠慮していましたし、爽太はライバル意識以外で然程関心が無かったために、この二人の関係が深まることはありませんでした。 ……が、実はこの二人には裏設定がありまして ここからしばらくは別次元の話。(何でも許せる人向けです) 次章については一番下の方で語りますので、そこまで飛ばしてください。 -------------------------------------------------------------------------------------------- -------------------------------------------------------------------------------------------- 実は、マジストのバッドエンドルートというのも作者の中にはありまして、その分岐点となるのは『第169話 もしも魔法が使えたら(後編)』 ここで風麻が亜梨明に好きだと伝えてしまうと、あの頃心臓が弱っていた亜梨明は心労から病が悪化して帰らぬ人となり、それを知らぬ奏音はより一層爽太を恨み、亜梨明が亡くなって落ち込む風麻を励まそうとした緑依風は、彼と口論になってしまって友情が壊れる。 そしてそれから年月が過ぎて、大人になって緑依風と爽太は再会し、紆余曲折の末に結婚することになる。 そんな裏ルートがあります…(汗) 詳細については胸の内に留めておきますが、こちらはかなり暗く大人向けの物語なので、あの時風麻が亜梨明に気持ちを伝えなかったのは本当に英断でした…。 -------------------------------------------------------------------------------------------- -------------------------------------------------------------------------------------------- 次章は24章! いよいよ、2年生編である第二部最後のストーリーとなります! 主役は緑依風! マジスト連載開始当初から触れ続けていた緑依風と彼女の母親、葉子の関係が遂に…!? もちろん、大変シリアスで重い話になりますので、読まれる際は心に余裕がある時をオススメします…!! しっかり準備してから24章をスタートさせたいので、公開が恐らく年末辺りになるかもしれませんが、次回もどうぞよろしくお願いします! では!!!
  • 2023年10月3日

    マジックストーリー5周年

    いつも『マジックストーリー』をお読み頂きありがとうございます! マジスト、今日で連載開始から5周年を迎えました〜! ここ最近は私生活で色々ありまして、更新が滞っているのが申し訳ないのですが、それでも以前は1週間に3話投稿とか、ペース配分早すぎて読み手の方もなかなか大変だったんじゃないかと考えると、今のうちにまだ読まれていないお話を読んでいただけたらな〜とも思ったりしております。 5年となると、実際の時の流れでは緑依風や亜梨明達はもう高校卒業間近ですね( '-' ) 自分が学生の頃は、5年はとても長い時間で、早く20歳になってお酒飲んでみたいな〜とか、勉強面倒くさいなーなんて思ってましたが、20歳を迎えてからの5年はとても早く、この間カル◯ィで毎年秋に出るマロングラッセにハマってから6年経過していることに気付き、「えっ⁉︎6年前??2、3年くらい前だと思ってた…!」と戦慄しました…:(;゙゚'ω゚'): マジスト本編では、もうすぐ2年生の終わりを迎えようとしております。 現在連載中の緑依風と爽太のやり取りは、これまでの総集編のようで、そうでもないような…。 一年生編であった、緑依風の誕生日の出来事を彼女目線で知ってもらうものや、星華との出会いなどを緑依風が思い出を振り返る形で綴ってます。 コレが終われば、いよいよ24章。 2年生編のクライマックスに入るのですが、なんとか年内に23章が終われるかどうか、優しく見守って頂ければ幸いです(汗) イラストは5周年記念に描いた風麻。 歌舞伎っぽいポーズにするぞ!と去年から決めておりました(笑) 6周年も迎えられるよう頑張りますので、これからもどうぞ『マジックストーリー』をよろしくお願いします! 2023年10月3日 夏穂
    • 2件のコメント
  • 2023年1月10日

    22章終了しました!

    マジックストーリー第22章『聖夜に君へ誓うこと』が終了しました。 さて、クリスマスがメインだった22章、いかがだったでしょうか? 本当は12月中に終わらせる予定だったのですが、私生活の方が少々忙しく、また、編集もこだわりたいと思う部分がたくさん出てきたので、焦るよりは自分が納得する状態に仕上げたいと思い、今に至ります(;´∀`) 今回もざっくりと物語を振り返ろうと思います。 まずは序盤の亜梨明と爽太のクリスマス。 21章の予告で『亜梨明、欲求不満で暴走!?』と書きましたが、爽太とキスをしてみたくて、緑依風に質問攻め、更には父親や風麻にまでという意味でした。 1年生編の頃から、恋には積極的な姿勢を見せてきた亜梨明。 付き合うようになってからも、爽太が奥手で控えめな分、彼女が悶々としてしまうのは仕方がないと思いますが、亜梨明はまだ半年前に大手術を乗り越えたばかりで、体の方はまだまだ安定しきっていない状態です。 一方爽太の方は、そんな彼女の事情をよく理解していますし、亜梨明が大切だからこそ慎重になっていました。 301話でのボーイズトークでは、男の子の思春期らしいシーンを書けてとても楽しかったです♪ 中でもお気に入りなのが、風麻のことをからかう直希と爽太の連係プレイ。 直希はサブキャラなので出番は控えめですが、爽太との仲の良さを表現できて、大満足でした! 304話では、亜梨明にとって悔しい結果となりましたが、作者的にはお気に入りで、今まで『亜梨明のために』と、理性で気持ちを抑えていた爽太が、それを上回る気持ちで彼女と口づけしたいと思うようになったのは、去年までを振り返ると、随分変わったなと嬉しくなりました。 その後の回でも触れましたが、好きな人とスキンシップを取りたいと願うのは自然なことで、でもまだまだ未熟な彼らができることは限られていて、お互いを尊重し合わなければ、それは最悪な結末になることもあるわけで…。 そういった亜梨明や爽太達の想いを綴りながら、私自身もいろんなことを考えました。 307話~309話の『プラネタリウム』では、ようやく亜梨明と爽太のクリスマスデートをお見せすることが出来ました。 このデート回をスマホで執筆していたのは、マジストの連載が始まる前で、自分があったらいいなと思うプラネタリウムを、なんとなくで想像していたのですが、なんと去年!そのイメージによく似たプラネタリウムがマジストのモデル舞台にできていたらしく、大興奮しちゃいました!!(アロマ焚いてていい香りがするらしいです) プラネタリウムでのキス――は、亜梨明が寝ちゃったためにできませんでしたが、それより二人にとって特別な場所、『祈りの石』の前でようやく二人の願いが叶いましたね。 キスシーンは優しくしっとりとした雰囲気にしたくて、何度も書き直しましたが、特に気に入っていたのは、芝生の上で二人で寝転がっているところですね。 アオハルっぽい…って(笑) そして、甘い雰囲気の明日コンビをお見せすることができてから一変。 緑依風と風麻のクリスマス編は、重い話からのスタートでした(;^ω^) 温度差すごいな…と自分でも思いましたが、読んでくださった方から、「結構メンタルにきました…」とのお声もいただき、本当にスミマセン…という気持ちに(;´∀`) 緑依風と葉子の親子関係は、1年生編の頃から不穏な場面が何度もありましたが、今回のような厳しい叱責は初めてでしたね。 葉子が緑依風に厳しく、北斗の店を継いで欲しくない理由はいろいろありまして、それが読者様に明かされるのはあともう少しでやってくるのですが、本当に重たくてシリアスな回が続くので、気持ちに余裕がある時に読んでくださることをオススメします。 晶子達のデートの服選びする回は、急遽書き足した話でした。 元々ストーリー自体は頭の中にありましたが、本編では飛ばそうかなと思ってて、書くとしても番外編にしようかなーと。 結果、シリアス続きの間に少し楽しいやりとりができて、予定より重くならずに済んだのでよかったです^^ 幼馴染コンビのデートは、緑依風を想う風麻の気持ちが書きたくて、風麻視点での物語となりました。 こちらは、亜梨明と爽太とはまた逆で、風麻の方が積極的に緑依風に愛情表現してくれますが、親友時代のことを想うと、めちゃめちゃスキンシップ取りたがるじゃないか風麻…('Д') まぁ、彼に関しては元々緑依風に甘えるのは得意でしたし、今は甘えられる方が恥ずかしいので、緑依風も同じ気持ちでいるってわかってたら、勢いに任せてます。 18章の最後にも、『緑依風を守っていきたい』と願った風麻。 今後まもなくやってくるであろう、緑依風の悲しい出来事にも、彼はしっかり寄り添って支えてくれると思います。 そしてラストは奏音と星華のクリスマス。 恋人同士でクリスマスももちろんロマンチックでいいと思いますが、友達同士だって楽しいし、いいじゃないか!って思って書きました。(これは追加ではなく元々投稿予定だったもの) 奏音と星華の友情関係も、本当はもっともっと書きたいのですが、マジストの主人公は緑依風と亜梨明なので、なかなか機会が無くて難しいですね…(;´∀`) 自分があまり知らない星華の友人である桜に嫉妬しちゃう奏音。 こういうのも、学生時代にあるよな~と、読み返して懐かしくなりました。 *** さて、次は23章!!3学期編がスタートします!!!! …が、2年生編自体が残りあと2章です!!いよいよ3年生編が近付いてまいりました!! 23章は1月~2月までの物語をお見せしたいと思います。 流れを簡単に紹介させていただくと 爽太が昔馴染みにブチギレる!? 2度目のバレンタイン!! 緑依風と爽太が語り合う!? といった感じの内容です。 爽太編では、新キャラクターも登場するので、その人物と一体何が起こるのかハラハラドキドキしながら楽しんでいただけるといいなと思っております。 いつも『マジックストーリー』をお読みいただきありがとうございます! 次章もどうぞよろしくお願いします(´▽`*)
  • 2022年10月2日

    マジックストーリー4周年

    いつもマジックストーリーをお読みいただきありがとうございます! 本日10月3日、マジスト4周年を迎えました! ついこの間3周年を迎えたばかりの気持ちでしたが、早い…そして長いなマジスト!まだ続いてたんかい!!! 3周年の時は17章の途中で、228話229話の間。 亜梨明と爽太が東京の病院で再会した回が終わったところでしたね。 その後は、受験に悩む海生の話。 緑依風と関西弁が達者なみもりの出会い。 星華の過去とトラウマの話。 須藤と緑依風と風麻の話。 風麻が緑依風に想いを伝える話。 料理サークルを結成する話。 奏音と加藤の話。 亜梨明の質問に戸惑う爽太の話。 先生達の話。 ざっくりですが、こんな感じの一年でした。 3周年を迎えた後の物語で、特に執筆に悩んだのは、やはり18章ですね…。 本当に悩みまくりました…(;´∀`) すでに読まれた方はご存じだと思いますが、これまでとはまた違ったシリアス展開で、色々際どかったので…。 今まで、マジストには「爽やか」「ほのぼの」といった感想を多くいただいていたのですが、その後の展開はすでに決まっていたので、「どうしよう…すごいドロドロの展開が今後あるんだけど…」と、18章に近付くごとにドキドキしまくりで、「今まで読んでくださっていた方が離れちゃうのも怖いな…」と、いっそまるごと内容変えた方がいいのでは…と。 最終的には、ある程度表現をマイルドに抑えつつ、軸はそのままで突き進むことを選びましたが、すごいエネルギー使いましたね(;^ω^) 逆に、サクサクと執筆が進んだのは19章でした! 私はマジストを何年も前から、携帯のメモ帳機能で、自分が読むためだけの話として執筆していたのですが、19章はそれをほぼそのまま使うことができ、表現が足りない部分の書き足しや、修正などをするだけで済んだし、連載開始前と19章突入までの間に、イメージがブレることもなかったので!(´▽`*) 先生達の話は、中学生たちの青春物語では脇役のはずの大人達にスポットを当ててしまうこと、読者さんはどう思われるかな~と少し躊躇しました。 でも意外にも、いろんな方から嬉しいお言葉をいただいて、私がストーリーを通して伝えたかったことを、読み取ってくださった方もいて、ボツにしなくてよかったと安心できました。 *** さて、本日から『第22章 聖夜に君へ誓うこと』がスタートします! なんと4周年、新章スタートと同時に、300話到達でございます! なんかめでたい気分だぞ~~!!!!\(^^\)(/^^)/ 『第300話 フラストレーション』からは、クリスマスの話。 『とあること』に悶々とする亜梨明が主役です! そして、『マジックストーリー~Short collection~』にも、新たな番外編を追加しております。 『第206.5話 グッドブラザー』は前後編構成となっており、主役風麻! 時間軸は、本編開始前(風麻と緑依風が小学3年生の頃)と『第206話 変心(後編)』で、風麻と緑依風が勉強し終えた後になります。 今では面倒見の良い兄貴肌な風麻ですが、彼がそうなったきっかけの物語です。 それでは、これからも『マジックストーリー』をよろしくお願いします。 2022年10月3日 夏穂
    • 3件のいいね
  • 2022年9月19日

    21章終了しました!

    マジックストーリー第21章『先を生きる人達と』が終了しました。 さて、21章いかがだったでしょうか? 今回は、前半を爽太と亜梨明の物語、その後は梅原先生と波多野先生など、『先生』をメインとして取り扱ったものとなりました。 章タイトルは、そこからつけたものです(´▽`*) 前半289話~290話は、爽太と亜梨明の2回目のおそとデートでしたが、亜梨明の質問に爽太が答えられず、ほろ苦いデートになってしまいましたね…。 作者といたしましては、爽太が亜梨明を親友以上に特別な感情を抱いたのは、5章の『67話 祈りの石』のエピソードだと思っておりますが、そこで爽太本人が気付けたのなら、バレンタインにあんなことにはならなかったでしょうし、本人がそれを自覚するのは、多分まだまだ遠い未来になるのかなと思います。 292話では、亜梨明が友人の緑依風や風麻に、爽太との間に起こった出来事を相談する話でした。 ちょっと亜梨明がワガママすぎたかなと心配しつつ、恋愛中って、ほんの些細なことでも大きく不安になることがたくさんあるよなぁ~と思って、亜梨明に「爽太が付き合ってくれたのは、同情から」といったようなことを言わせましたが、風麻がそこを厳しく指摘することで、引き締まったなとも感じます。 これが、緑依風や他の女友達なら、亜梨明が傷付かないように慎重に言葉を選んで、はっきりと本音は言えないと思っておりますが、異性の友達で、これまでの爽太を近くで見てきた風麻だからこその言葉なのかなと思うと、彼はやっぱり男気溢れる子だな~と。 風麻は、直希のようなカリスマ性があるわけでも、爽太のように聡明で容姿に恵まれているわけでもないですが、芯がとても強く、ちゃんと他人を思いやれる子です。 だから、自分の気持ちよりも爽太と亜梨明の幸せを願えて、彼に亜梨明を託せたし、これからも亜梨明に自分が以前亜梨明を好きだったことや、これまでの苦労や影での努力も決して言わないのでしょう。 緑依風は、そんな『陰の功労者』になりがちな風麻のことを、亜梨明と爽太が知らないままなのは悔しいと感じましたが、そう思ってくれる緑依風の存在が、風麻にとってなにより嬉しいものなんですよね! 亜梨明に、自分が思う『彼女の好きなところ』を告げ、無事仲直りできた爽太。 亜梨明も爽太も天然な部分がある子なので、恐らく今後もこういう、ちょっとしたすれ違いみたいなのがありそうな気がしますが、恋愛に鈍感だった爽太が、どんどん亜梨明への想いを膨らませていく描写を綴るのが、とても楽しかったりします(*´ω`) 294話~299話までは、先生達の物語でした。 まず、294話~296話の主役は、緑依風、風麻、相楽姉妹の現在の担任、梅原先生。 マジストでは、緑依風や爽太のように、将来になりたい職業がすでにある子がいますが、梅原先生はまさに、緑依風達と同じ年頃のころに抱いた夢を叶えた大人の一人です。 でも、夢って叶えて終わりじゃないよな…。そこから先が長くて大変なんだよなって思って、緑依風達の人生の先輩でもある梅原先生に、そんな物語を託しました。 ここでマジスト製作裏話なのですが、梅原先生、実は波多野先生のボツ案でした(;´∀`) マジストを異世界ファンタジーから、学園モノに変更した際、波多野先生を梅原先生のような気弱だけど、一生懸命生徒に向き合おうとする女性教師にしようとしていたんですけど、私が高校入学した時に、とてもかっこいい、女子バレー部顧問の背の高い男勝りな先生がいたんです。 そして、生徒ともこういう先生の方が絡ませやすいなと思い、今の波多野先生が生まれ、でももったいないから、もう一人女の先生を増やそうと、梅原先生ができました。 そのほかの先生、養護教諭の柿原先生は、初期案の波多野先生と共に編み出したキャラクターで、波多野先生が298話で29歳、柿原先生はその一つ年上で、30歳の設定です。 21章のトリを飾った波多野先生。 梅原先生とは反対で、波多野先生は夢半ばで挫折し、別の道へと進んで教師になった大人でした。 波多野先生は昔、将来を期待されるバレーボール選手でしたが、怪我が絶えなかったこと、そして世界に通じるほど背が伸びず、その夢を諦めてしまったんです。 ちなみに波多野先生は174cm 弟の祐介は202cm 恋人の潮田は196cmと、みんなデカいです(;^ω^) コメントでもいくつか触れていただきましたが、なかなか自分が望んだ仕事をできている人って世の中そういませんよね…。 でも働いてお金稼がないと生きていけないし…。 波多野先生が教師になったのは、運動神経がいい自分が長く続けていけそうだと思ったが故の選択でした。 しかし、続けているうちにやりがいを感じ始めて…。 そして、これまで青春時代にいい思い出なんて無かった母校に、今は居心地の良さを感じていて…。 波多野先生のもっと詳しい心情については、マジストの最終話あたりで触れる予定なので、今はまだここで語り過ぎないようにしておきますw *** さて、22章!なんと…次でマジスト300話に到達します(゜_゜) 連載終了する頃には何話になるのか…。 季節は12月でクリスマスシーズン! 次章のざっくりした流れは ・亜梨明、欲求不満で暴走!? ・緑依風、ついに学年一位から陥落!! ・それぞれのクリスマス といった感じになると思います。 それでは、22章もどうぞよろしくお願いします~!!
    • 1件のいいね
    • 2件のコメント
  • 2022年8月7日

    短編集を更新しました。

    いつもマジックストーリーをお読みくださりありがとうございます。 『マジックストーリー~Short collection~』に番外編『第219.5話 線香花火』を追加しました。 時間軸は219話の後、8月8日の緑依風の誕生日となっております。 実はこれ、去年の緑依風の誕生日に書いたもので、Twitterで公開していたものの再掲なのですが、お気に入りだったので今年の緑依風の誕生日に投稿しようと思っておりました。 緑依風が線香花火が好きだというのは、『78話 シーグラス』でも触れておりましたが、その掘り下げみたいな感じですね。 本編ではすでに両想いとなった緑依風と風麻ですが、付き合う前の距離感も、もどかしいながらも可愛くて、作者は結構好きだったりします(笑) 普段は創作キャラの誕生日にはイラストを描いて祝っているのですが、今年は小説投稿でお祝いしたいなと思います。 緑依風おめでとう!
  • 2022年7月15日

    20章終了しました!

    マジックストーリー第20章『追憶の姉弟』が終了しました。 前回19章が短かったので、今回はすごーく長く感じましたが、いかがだったでしょうか? 前半は、恋人同士になった緑依風と風麻の物語が中心でした。 須藤の件もあって、緑依風に好意を持つ人物に警戒心バリバリだった風麻。 危うく束縛彼氏になるところでしたが、いい友人に恵まれたなと思います(笑) そういえば、『第274話 堂々宣言』で風麻の行き過ぎた行動を嗜める際、爽太と風麻、サブメインの直希と利久の4人が同じ場所に揃ったのが、1話以来だと気付き、びっくりしています…。 入学式の日は、まだ四人というよりも、三人と一人みたいな関係でしたが、晶子の別荘に行く時に、爽太と利久が仲良くなり、直希は元々三人と仲良しだったので、ストーリーに出ていない部分では、たまーに集まっていると思いつつ、きちんと描写するのは初めてでした。 緑依風サイドの物語では、晶子の助言により遂に部活を立ち上げることになりました!! 第4話で、料理部が廃部になっていたことを知り、がっかりしていた緑依風が懐かしいですね^^ 8章でキーキャラキターだった、光月楓も料理サークルの一員となり、サークル活動の様子をお見せできる日が楽しみです!! 275話では、風麻が緑依風のためにペアリングを用意してましたね。 ペアリング、お値段は本当にピンキリで、調べた所500円前後から購入できるものもありました! 万年お小遣いピンチの風麻でも、お揃いで1000円くらいなら買うことができますね(笑) いつか大人になって、自分で稼げるようになったら、もっといい物をプレゼントしてくれると思います(*^▽^*) そして前回の近況ノートでも予告いたしましたが、奏音が主役の長編ストーリーが、今章のメインでした! 『追憶の姉弟』という章タイトルは、奏音と深く関わることになった加藤と彼の姉、綾のことです。 彼も、マジストの物語を考え始めた頃から私の頭の中に居続けた存在で、加藤のキャラ設定で最初に浮かんだのは、『奏音に苦手意識がある』『姉がいる』でした。 浮かんだばかりの頃は、大学生になって実家を離れた姉との関係が険悪で、その姉に似ているからというのが奏音を避ける理由でしたが、そこから奏音とどう中を深めていくか考えた時、『姉が嫌い』ではなく『姉が大好きだった』になりました。 以前創作仲間の方に言われて気付いたのですが、マジストでストーリーに絡んでくるキャラクターって、姉と弟の組み合わせが少ないんですよね。 加藤の他に姉がいる弟キャラは、生徒だと直希くらいかもしれないです…(;´∀`) (ちなみに、キャラデザとかも決まってませんが、直希の姉の名前は『望(のぞみ)』といいまして、姉弟合わせて『希望』になります。) *** さて、次は21章。 11月のお話になります。 恐らく10話前後の短いものになりそうですが、楽しんでいただけるように編集頑張ります! ざっくりとした紹介ですが ・爽太が亜梨明の質問でちょっぴりピンチに!? ・料理サークル、初クッキング! ・波多野先生の過去やプライベートが明かされる!? といった感じです(笑) 今回はオマケとして、サブキャラクターのイラスト付きの簡単な紹介を作ってみました! イラストを描いた時期は全てバラバラで、画力も乏しいのでそこはご勘弁を…(;^ω^) 読者さんの中には、もうそれぞれご自分のイメージが出来ている方もいると思われますので、見たくない場合はスクロールをせずにバックをおススメします。 それでは、21章もよろしくお願いします! --------------------------------------------------------------------
    • 2件のいいね
    • 1件のコメント
  • 2022年7月8日

    短編集を更新しました。

    いつもマジックストーリーをお読みくださりありがとうございます。 久しぶりに『マジックストーリー~Short collection~』に番外編『第213.5話 短冊』を追加しました。 昨日の夜、七夕にちなんだ話が書きたいと思って即興で書いたものです。 主役は爽太! もしよかったら、お暇なときにでも覗いてみてくださいませ~! せっかくなので、先日らくがきでデフォキャラ化した亜梨明もこっそり乗せちゃいます。 暑いので、皆さま熱中症にお気を付けください…。
    • 1件のいいね
    • 2件のコメント
  • 2022年5月22日

    19章終了しました!

    マジックストーリー第19章『今も昔も、これからも…』が終了しました。 19章は全6話という、各章の中で最も少ない話数となりましたが、今回は緑依風と風麻のためだけのものにしたかったので、268話で区切らせていただきました。 さて、今回いかがだったでしょうか? 18章の近況ノートで触れさせていただいた通り、今章はついに緑依風と風麻が結ばれ、恋人同士になりました! 19章を執筆しながら、1章やその他の回…特に12章~14章を読み返していたのですが、よくぞ緑依風は諦めなかったというか、それほどまでに風麻が大好きなんだよなぁと、再認識しました。 連載開始当初は、風麻に気持ちがバレたら友人の関係すら失うと考え、本心とは違う態度を演じたり、挑発したりすることが多かった緑依風。 それが、爽太に対して素直な亜梨明に影響され、少しずつ柔らかくなったり、風麻に想いがバレたあとは、ますます彼に柔和な表情を見せれるようになったり、変化を振り返ることができて楽しかったです(笑) 風麻も、緑依風には親友の域を超えた信頼を寄せていたにも関わらず、彼女のことに知らない部分が多かったり、かと思えば亜梨明のことが好きだと感じながら、緑依風が他の男の子に好かれやすいことを知って焦ったりと、すごく中途半端な感情ばかりでいました。 …が、緑依風が自分を好きだと知って、これまでの行いを悔いたり、晶子にも厳しく叱られましたし、緑依風の気持ちに向き合ってから、見た目だけでなく心も一気に成長したように思います。 そして何より、緑依風に対する想いを固めることができた大きなきっかけは、18章での出来事だったでしょう。 マジストを形にし始めた頃。 風麻と爽太の恋愛感情をどうやってそれぞれの相手に持っていくか、悩んでおりました。 緑依風も亜梨明も、片想いから始まる物語で、爽太は恋にまだ興味無い少年ですぐ固まりましたが、風麻はなかなかその過程が固まりませんでした。 ただ、風麻の場合は『緑依風のいる毎日に慣れ過ぎている』ということだけは、イメージ像の中で揺るがなくて、かといってそれで緑依風の気持ちに気付かないままは、爽太と丸被りしちゃうし…と、色々考えた結果、彼の初恋は亜梨明に決まりました。 風麻にとって、亜梨明のような素直で明るいけど、どこか儚げな一面も持つ女の子って、すごく新鮮だったと思うんです。 そんな彼女に惹かれて、追いかけているうちに、今まで近すぎる存在だった緑依風とどんどん心の距離ができ、亜梨明が爽太と両想いになれた頃になってやっと、緑依風を客観的に見れるようになったかなぁと。 これがいつも説明しにくいなぁと思い、Twitterで語らせてもらったのが、どんなに素敵な絵画があったとしても、それを絵に顔がくっつくくらい近くで観たら、その絵の良さもどんな絵なのかもわからない。 私の中の風麻の緑依風に対する心の距離感は、表現するならそんな感じです(笑) *** 次回からは20章に突入! 10章からすでに2年も経過していたのですね…(長っ) ざっくりとした流れの紹介は 風麻早速束縛彼氏気味!? 緑依風が部活を立ち上げる!? 恥ずかしすぎる誕生日!? などなど、前半は緑依風と風麻の話がメインとなり、そして後半でトリを飾る予定のキャラクターは亜梨明の妹、奏音です。 その奏音と共に物語のキーキャラクターとなる少年は、名前だけなら一年生編にも出ていたのですが、さて……どんな男子生徒なのか。 楽しみにしていただけると幸いです^^ ではでは、次章からもどうぞよろしくお願いします。
    • 2件のコメント
  • 2022年3月28日

    18章終了しました!

    マジックストーリー第18章『騎士と狩人』が終了しました。 2年生編最初の2学期の物語。 ……正直、常にヒヤヒヤしっぱなしの執筆活動でした!!!(滝汗) ご覧になって頂いた方はもう十分お判りだと思われますが、今までのマジストにはなかった展開とシーンが多く、嫌悪感を持たれる方も当然いたと思います。 これまで、マジストに出てきた暗い事情を抱えたキーキャラクター(楓や幸乃など)は、最終的にわかり合うことができて、大団円で終われることばかりでしたが、18章のキーキャラクター、須藤白也は、最後まで緑依風達とわかり合うことができず…というより、反省することも無く、フェードアウトしていきました。 どうして彼だけこんな終わり方だったかと言いますと、須藤は現代ファンタジー設定で考えていた時も、緑依風を欲するあまり、人間をやめて、人外の力を手に入れ、囚われた緑依風を助けに来た風麻に倒されるという設定だったからです。 これは、『誰もが必ず和解できることは無い』ということを書きたくて、それをそのまま今のマジストに持ってくると、こういう展開になりました。 もうひとつ。 須藤の設定をこう書いた理由は、風麻に緑依風に対して覚悟を決めさせたかったというのもあります。 緑依風と長年ずっと一緒にいる風麻。 緑依風が自分を好きだと知ってからの彼は、少しずつ彼女の大切さに気付き、連載当初に比べると、かなり変わったと思います。 …が、イマイチその先に進めず、緑依風を親友以上に想う気持ちを認められなかったり、彼女の想いに応えるのに勇気が足りない。 迷いに迷って、なかなか決断できずに足踏みしている風麻を押し出すには、生半可な出来事では無理だと思ったんです。 風麻に緑依風を今以上に大切に想って欲しい。 彼女の気持ちを受け止めるため、風麻に大きな成長の機会が欲しいと考えると、緑依風には申し訳ないですが、ピンチになってもらうのが一番彼の心を動かすだろうなという結論に辿り着きました…(;^ω^) *** 須藤の件はこれでようやく本当に終わって、もう彼女に危害を加えることはできないでしょう。 しかし、それでも風麻はこれからも緑依風を守っていくことを胸に誓いました。 それはつまり、彼の迷い続けていた気持ちもしっかり固まったということ……! …というわけで!次章、19章は遂に緑依風と風麻の関係に決着がつきます! 18章はとても長くなってしまいましたが、19章は二人のためだけのお話で、多分かなり短いです。 シリアス続きだった分、次章は明るく優しい話を綴っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします♪ *** 余談ですが、私のマジスト脳内アニメでは、18章からオープニングソングが『キミと僕』という歌に変わってて、『明日への扉』と同じ『I WiSH』の曲なのですが、歌詞がすごく風麻に合うなと思ってるので、気が向いたら聴いてくださると嬉しいです_(._.)_ それでは、また!
    • 2件のコメント
  • 2021年12月29日

    17章終了しました!

    マジックストーリー第17章『時を超えて』が終了しました。 2年生編の夏休みの話を全て一つにまとめたのですが、話数を数えてみたら20話にもなってて、びっくりしてます(;´∀`) しかも17章開始時は7月だったのに、いつの間にか年末に…。 私生活が忙しかったり、疲れて執筆が全くできない日もあったりしたせいもあると思いますが、ちょっと時間かかり過ぎちゃったなぁ…と反省しております。 さて、17章いかがだったでしょうか? 今回の章タイトル『時を超えて』は、亜梨明と爽太の話、海生と曾祖母の話、空上親子と伊田幸乃の話、三つの物語の流れから選びました。 中でもやっぱり一番公開できる日を待ち望んでいたのは、亜梨明と爽太の再会、そしてようやく二人が昔出会っていたことを知るエピソードです。 特に爽太にとっては、「ピアノの女の子」の存在はとても特別で、もう一度会いたいと強く願っていた分、それが亜梨明だったと知った時の感動は大きかったと思います。 亜梨明にとっても、初めて作った曲を披露し、その後彼女が作曲活動を続けるきっかけをくれた爽太は、今の彼女を構成する上で無くてはならない存在だったでしょう。 亜梨明と爽太のシーン以外では、爽太と真琴が二人で話をする場面もお気に入りです! 229話~230話の『竹林の家』は、現実世界をメインにしたマジストで初めて不思議体験を取り入れました。 これは途中で思いついたものではなく、本編開始する前から書いていたもので、悩めるひ孫を天国から見ていたひいおばあちゃんが、そっと助言を残していく柔らかいお話が読みたいと思って作りました。 231話~232話『女の子の秘密』は、初めて方言キャラを出せて、これも楽しかったですね!みもりのフルネーム、『鷲崎みもり』という名前は、小学生の頃に彼女の元となるキャラの名前が「フォレスト・イーグル」という名前だったので、それを日本名っぽくしようとしてこうなりました(厨二感満載過ぎて恥) 関西在住なのですが(私自身は関東出身で関西弁あまり喋れない)、チャキチャキした喋り方はリア友をイメージしながら執筆してました。 緑依風の父方の親族との話は、今後も少しずつ触れていきたいです。 そしてトリを飾ったのは、マジストの元気印、星華と彼女の母すみれの物語でした。 実はずいぶん前にこの話の伏線を置いていまして、35話で亜梨明との会話の中にそれを混ぜてました。 将来なりたいものについて、爽太と被るために変えようと思ったこともありますが、芸術系の職業に就く両親から別の道を目指す爽太と(父は小さな建築デザイン会社社長で母はフリーのイラストレーター)、母と同じ系統の道を選ぼうとする星華とで、きっかけを分けてるつもりです(;'∀') 星華の話を思いついたのは、ドキュメンタリー番組で子育てをしながら医者を続ける人を観た時。 そして、その後いろいろ物語を考えてる時に目にしたのが、救急車を呼んでもたらい回しにされて亡くなる患者のニュースでした。 亜梨明達の病気と違い、幸乃の兄の病名は実在するものをはっきりと扱うため、これも途中でぼかそうかと悩みましたが、そのまま使うことにしました。 私も実は喘息持ちでして、小学校1~2年の頃はあまり学校に通えず、外遊びもできずに教室に一人な日々が多かったです。 次第に丈夫になってきて、小学校のバレーボールクラブに入ったりしましたが、中学の本格的な部活動は控えるように主治医に言われ、たまーに遊びでする程度になりました。 中学生の時、重症化して入院。 でもその経験が、病院での過ごし方を知ることになり、しんどかったけど小説を書く上でリアルな体験はやはりドラマや本よりも役立つなぁと、今は思えますね! 『たらい回し(この表現もあんまり良くないかな…)』の経験もありまして、大学生の時に階段から落ちてしまい、家族が救急車を呼んでくれましたがなかなか受け入れてもらえぬまま1時間以上経過…。 隣の県との境にある遠い病院にやっと決まって処置を受けましたが、腰の骨を折る大怪我だったので、本当に痛くて大変でした…(;´∀`) 次回、18章からは二学期が始まります。 二年生の二学期ということは、物語全体の半分に到達することになります。 うーん…寂しい気持ちが芽生えて来たぞ…(気が早い) 18章の主役は緑依風と風麻! そして、新キャラも登場します!! …ただ、次章でものすごく心配なのが、なかなかに際どい場面がありまして、マジックストーリーに年齢制限(カクヨムではありませんでしたが、別の小説サイトではR15制限つけてます)を付けた最大の要因です。 もちろん、ハッキリとした描写は無いのですが、読者さんが不快にならぬよう注意しながら進めていきたいと思います(汗) 18章は来年からのスタートになります。 今年もマジックストーリーをお読みいただきありがとうございました。 最後にですが、Twitterに投稿していたマジストのイラストを自サイトにてまとめてありますので、もしよかったら覗いてみてください♪ 決して絵が上手いわけではないので、その辺は悪しからず。 あと、すでに読みながらキャラクターのイメージが固まっておられる方もいらっしゃると思うので、そういったものを崩したくない場合は、見ないことをお勧めします。(ふざけたネタもあるので…) それでは、次回からもどうぞよろしくお願いします。 自サイト→(https://natsuho0715.tumblr.com/)
    • 4件のコメント
  • 2021年10月3日

    マジックストーリー3周年

    いつもマジックストーリーをお読みいただきありがとうございます! 早いもので今日でマジスト3周年でございます。 最近私生活の方がなかなか忙しくて次のストーリー更新できないのが地味にストレス…(;''∀'') もうしばらくお待ちくださいませ…(汗) さてさて、現実世界は10月ですが、マジストの世界は夏休み真っ最中ですね! 先日までは、亜梨明と爽太の夏休みを中心に綴っておりましたが、次回は緑依風の夏休みを投稿したいと思っております。 ここ数年、学校によっては八月下旬から二学期が開始されるようですが、マジストの世界は31日まで夏休み。 2周年の頃も語りましたが、私が『マジックストーリー』という物語を考えた時代から今日まで学校の授業内容や行事予定、世界もとても様変わりして、時の流れというのは振り返れば本当にあっという間です。 そして今日気付いたのですが、近況ノートに画像を添付できるようにもなっていたのですね…!!びっくり…!!! 一応小説の執筆だけでなく、イラストも下手の横好きで描いておりましたので、試しに載せてみようかと思います。(恥ずかしさに耐えられなくなったら下げちゃうかもですが…(;''∀'')) 来週までに最新話更新できることを目指して頑張ります! それでは、これからも『マジックストーリー』をどうぞよろしくお願いします! 2021年10月3日 夏穂
    • 2件のコメント
  • 2021年6月29日

    16章終了しました!

    マジックストーリー第16章『パーセンテージ』が終了しました。 亜梨明の術後から、緑依風の誕生日手前までを綴った今回。 章タイトルは、風麻の緑依風に対して特別に想う気持ちの数値を表したものにしました。 今までは1章につき、ひと月で物語を執筆しておりましたが、2年生編は少しスピードを上げて、16章も6月中旬~8月1日までを一気に駆け抜けました。 17章は8月の物語をじっくり描写していく予定です(*^-^*) さて、亜梨明の今回の話の軸は、リハビリ…そして激マズ栄養ドリンクでした。 ドリンクのことはTwitterやコメント欄にも記載しましたが、亜梨明や爽太の病気をモデルにした病と実際に闘って元気になった当時十四歳の女の子の体験記、ご家族の近況報告を参考に考えたものです。 3種類のフレーバー全てが激マズらしく、その話はもう十五年も前のことなので今は味の改善されているといいなと願います…(;´∀`) 相楽家のおうちカレーで元気になった亜梨明! 入院期間はまだもうしばらく続きますが、リハビリと検査も頑張っているでしょうね。 そして、もう一つのメインストーリー。 緑依風と風麻の関係の変化。 緑依風の気持ちに向き合うようになり、これまで気にしていなかった緑依風のことを詳しく知ろうと努力する風麻。 緑依風の愛の大きさを知って、友情以上の気持ちがどんどん膨れ上がっていますね! 206話では20%と言っていたのに、最後は62%まで上昇!! これはもはや、『好き』でいいのでは?と思う部分もありますが、緑依風の気持ちに真摯に向き合うためにも、彼なりに慎重に考えているんだと思います。 手作りネックレス! 読み手の方には「えっ、あの風麻が?」「絶対不器用そう」みたいな日頃ガサツな面が目立つ彼ですが、意外にも技術の科目の成績は5段階評価中『4』です。 これは裏設定みたいなものなので、あんまりお気になさらずなのですが、苦手な科目が「体育と技術以外はほぼ全部」なので、特別技術が好きなわけではないけど、嫌いでもないんだろうなぁ~と。 お母さんの伊織はアクセサリー作りが趣味ですし、お父さんのDIYも面倒臭がりながらも手伝ってる(と作者が思ってる)ので、器用な方だと思ってます(笑) お母さん、メル〇リとかで自作アクセサリー売ってお小遣い稼ぎしてそう…( '_') ネコの話は、奏音が前々からネコっぽいよね~って創作仲間さんと話をしていて、いつか絶対書くぞと思って入れた話でした。 私もネコを飼っているのですが、飼い主によっていろんな表情を見せるネコ…。 何年一緒にいてても新たな部分を知れるので面白いです(笑) 優菜と冬麻の話は、かつての緑依風と風麻の関係性を振り返ることのできる、二人にとって懐かしいものなんだろうなと思っています。 昔は緑依風の方が大きくて、力も強くて。 それでも、優菜と冬麻のように相思相愛じゃないのが、ちびっこ達と緑依風達の違うところかな?? 1年生編でも、緑依風より小さいことを気にしていた風麻は、今彼女より大きく育ち、力も簡単に彼女を引き寄せられるくらい強くなりました。 マジストでは、恋模様友情だけでなく、心身の成長も描いて行きたいので、くどくなり過ぎないように気をつけながらも、丁寧に扱いたいなと思います。 次は17章!! 最初に亜梨明と爽太の大事な回が控えているので、今からワクワクしております!! 後半は、緑依風と海生の不思議な体験。 木の葉を調査しに来た謎の少女登場。 そして、お調子者でトラブルメーカーの星華の過去、トラウマ、失った夢について書いて行きたいと思っております! それでは、そろそろこの辺で! いつもお読みいただきありがとうございます。 次章もどうぞよろしくお願いします!
    • 3件のコメント
  • 2021年5月9日

    短編を更新しました!

    いつもマジックストーリーをお読みくださりありがとうございます。 久しぶりに『マジックストーリー~Short collection~』に番外編『第187.5話 一日遅れのマザーズデイ』を追加しました。 5月9日は母の日!! ……と、4月に気付いて何かしたいな~と思ってポチポチ打っていたものを、5月9日の23時45分くらいに完成させて、誤字脱字チェックして10日に投稿という、サブタイトル通りのことをしました(;´∀`) 時間軸は187話の後。 彼らのカレンダーで行くと、5月10日が母の日だったそうです! 主役は風麻! 即興作品なので、色々おかしいところがありそうなのですが、後日こっそり直します(笑)
  • 2021年4月4日

    15章終了しました!

    マジックストーリー第15章『扉の先に待つものは』が終了しました。 前回の14章が19話もあったので、なんだかすごく短く感じちゃいますが、きっときのせい…(;^ω^) さて、15章はいかがでしたか? 章タイトルの『扉の先に待つものは』は、202話に出てきた亜梨明の夢(?)の中の話から。 何故夢にハテナマークをつけたかと言うと、作者の中では夢でもあり、生と死の境界の世界のイメージでもあるからからです。 かつての友人達がいたあの花畑に入ってしまえば、亜梨明もあちら側に旅立ってしまったかもしれない…。 ですが、昔出会ったと思しき少年が連れて行ってくれたのは、亜梨明の『明日』へと続く世界…。 『扉の先に待つもの』は『明日』……ここまで言っちゃえばバレバレだと思いますが、『明日への扉』をイメージして執筆したお話でした。 203話では遂に亜梨明の病気の根治手術が無事終了! まだまだここから、リハビリなどの元通りの生活ができるようにするための闘いが残っておりますが、ひとまず命を脅かす病魔に打ち勝つことができ、亜梨明や奏音、特にずっと亜梨明に対して申し訳なさを感じていた明日香は、一番安心したんじゃないかなと思っています。 ------------------------------------------------------------------------------ 亜梨明ばかりの話になっちゃったんですけど、序盤の緑依風と風麻の関係が14章の最後以降、微妙に変化してきましたね! 一緒にいると心地いい存在、緑依風との関係をこれまでは変えたくないと思っていた風麻。 ですが、緑依風とこれからも一緒にいたいがために、彼は意識を変えようと思っております。 16章ではもっともっと変わって来るかな?? ------------------------------------------------------------------------------ そうそう。 今更なのですが、そういえばこちらではメインキャラのプロフィールとか、そういう情報を公開していなかったなーと思いまして、ざっくりと六人のデータを紹介させていただきます。 ・松山緑依風 誕生日:8月8日 血液型:O型 身長:160cm(一年)164cm(二年) BMI:17.5(一年)19(二年) クラス:一年一組(波多野学級)→二年三組(梅原学級) 部活:帰宅部 好きな教科:家庭科 苦手な教科:体育 趣味:料理 (特にお菓子作り) 好きな食べ物:ホワイトソース系の食べ物、 チーズ、ラズベリー系のお菓子 嫌いな食べ物:魚の肝などの生臭いもの ・坂下風麻 誕生日:10月25日 血液型:O型 身長:151cm(一年)164cm(二年) BMI:17(一年)18.8(二年) クラス:一年一組(波多野学級)→二年三組(梅原学級) 部活:バレーボール部 好きな教科:体育 苦手な教科:体育と技術以外はほぼ全部 好きな食べ物:肉料理、甘いもの全般(特に洋菓子) 嫌いな食べ物:野菜(特にピーマン)酢の物 ・相楽亜梨明 誕生日:6月13日 血液型:B型 身長:146cm(一年)151cm(二年) BMI:14.5(一年)14.2(二年) クラス:一年一組(波多野学級)→二年三組(梅原学級) 部活:帰宅部 好きな教科:音楽 苦手な教科:数学、理科、英語、技術 好きな食べ物:紅茶のお菓子、ポテトサラダ(その他ジャガイモ料理)梨 嫌いな食べ物:お粥、苦い物、辛い物 ・日下爽太 誕生日:5月13日 血液型:B型 身長:163cm(一年)172cm(二年) BMI:16(一年)17(二年) クラス:一年一組(波多野学級)→二年一組(波多野学級) 部活:バレーボール部 好きな教科:数学、理科 苦手な教科:特になし 好きな食べ物:たまごサンド、オムライス 嫌いな食べ物:お粥 ・相楽奏音 誕生日:6月13日 血液型:B型 身長:147cm(一年)153cm(二年) BMI:17(一年)17.5(二年) クラス:一年一組(波多野学級)→二年三組(梅原学級) 部活:バレーボール部 好きな教科:音楽 苦手な教科:数学、理科、社会 好きな食べ物:紅茶のお菓子、ラーメン、焼きそば 嫌いな食べ物:レバー、パサパサしたもの ・空上星華 誕生日:12月10日 血液型:A型 身長:138cm(一年)145cm(二年) BMI:17(一年)17.5(二年) クラス:一年一組(波多野学級)→二年一組(波多野学級) 部活:科学部(一年)→帰宅部(二年) 好きな教科:特になし 苦手な教科:国語と数学 好きな食べ物:チョコレート、クリームシチュー 嫌いな食べ物:納豆、パクチー、梅干し …と、こんな感じの設定がありました(笑) ------------------------------------------------------------------------------ 16章は亜梨明のリハビリ、久しぶりの優菜と冬麻、緑依風と風麻のお出かけなどなど! 次章もどうぞよろしくお願いします~!!
    • 2件のコメント
  • 2021年2月6日

    14章終了しました!

    マジックストーリー第14章『ありがとう さよなら』が終了しました。 久しぶりのながーいお話……。 数えてみたら19話で驚きましたが、5章は20話でした(笑) さてさて、14章はいかがでしたか? まず、最初に読者の方々に言われたのが 「章タイトルが不穏すぎる」 …ですね!!(;'∀') 13章最後の回で、亜梨明が重篤な発作を起こして意識不明となり、そこから回復困難と診断されるという、重々しい展開が続きました。 178話では、自らの状況に悲観した亜梨明が、遺言を残して病室を抜け出してしまったりも……。 遺言に残していた、友人達のメッセージ。 『毎日が、魔法の世界みたいにキラキラしてた』は、マジストのキャッチコピーにも使っていて、このキャッチコピーの意味を明かせる日を、私はずっと待っておりました…!! 章タイトルも、亜梨明の遺した遺言からの抜粋です。 前半は切なかったり、悲しい場面ばかりで読み手の方に飽きられてしまわないかとも思っておりましたが、やっと…やっと……!! 182話で爽太と想いを通じ合わせることができました!!! 爽太の亜梨明への想いの伝え方は、正直あまりかっこいいものではなかったと思いますが、全てを諦め、このまま死ぬつもりでいた亜梨明に「僕のために生きて欲しい」「失いたくない」「死ぬなんて言わないで」と涙ながらに訴える彼の姿だったからこそ、亜梨明の心に響いたのではないかとも思っております。 晴れて恋人同士となった後は、以前のように仲良くやりとりできる二人をお見せできて、私もつい嬉しくなっちゃいました! 転院前のバトミントンのやり取りとか、バーベキューの時の亜梨明の部屋でのシーンとか……。 そうそう、このバトミントンのリハビリなんですけど、亜梨明のキャラ設定を細かく決めて行く時に、彼女と爽太の病気のモデルにしている病と実際に闘った、当時中学2年生の女の子のブログを参考にさせてもらっております。 亜梨明は多分、バトミントンなんて殆どやったことないんだろうなぁ~。 そして、亜梨明に何かプレゼントを贈るべきと助言した星華の言葉を受けて、彼が選んだもの……。 これも、自分で読む用のマジストの執筆を始める少し前に、好きな人に時計を贈る意味を知り、「えっ、なにこれぴったり!」「ちょうど亜梨明(奏音)の誕生花時計草だし、時計嫌い設定は前々からあるし、指輪より全然こっちだ!!」と、ものすごく嬉しくなって、彼の贈り物を懐中時計に決めました。 (ちなみに最初は星華に言われたまま指輪にするつもりでした) 時計を亜梨明に渡すときの爽太言葉は、脳内アニメが流れた時「もはやプロポーズでは??」と変更するか悩みましたが、組み立て直してもしっくりこなくてこのままです(笑) ちなみに、東京に転院となった亜梨明ですが、出番はこれからもちょくちょくあるので、彼女が元気になる姿を見守ってあげてください( ˘ω˘ ) 14章のメインは亜梨明と爽太でしたが、緑依風と風麻の間にも、いろんな変化が起こりました。 184話で、爽太から緑依風の好きな人が自分だと聞かされた風麻! 彼女の想いを初めて知り、彼女が自分のためにどれほど努力を続けたか…。 また、亜梨明のことが好きだと打ち明けられた緑依風がどれほど傷付いたのかと、風麻は長年連れ添ってきた幼馴染の気付かなかった部分をたくさん知ることになりました。 192話では、失恋の傷も完全に癒え、緑依風に彼女の想いを知っていると打ち明けましたね。 そして緑依風も、恥ずかしい気持ちでいっぱいになりながらも、これから風麻を振り向かせると宣言しました! 風麻に気持ちを知られた緑依風が、これからどんな行動を起こすのか…。 きょうだいのように思っていた緑依風の好意を知って、風麻の気持ちは変われるのか…? 今後の二人にも、是非注目して頂けると幸いです!! それでは、15章からもどうぞよろしくお願いします~!!
    • 2件のコメント
  • 2020年12月15日

    まだまだ続くよ14章

    いつもマジックストーリーをお読みいただきありがとうございます! 先日の更新で、今年の更新ラストでしたのでご挨拶と、14章折り返し地点になったのでちょっとした雑談を(笑) マジックストーリーの連載を始めて2年と2か月。 ようやく主人公の一人、亜梨明の恋が叶いました!! 本編の時間軸的には、亜梨明が爽太への恋心を自覚したのが4月中旬で、現在は5月3日となっております。(世間はGW) 元々マジックストーリーは『異世界ファンタジー』→『現代ファンタジー』と変更を経て、現在の学園青春ラブストーリーとなりましたが、現代ファンタジーの時点で、亜梨明と爽太がどう結ばれるかはほぼ決まっておりました。 そしてこの頃辺りで、「私はバトルものよりも恋愛描写をこのキャラ達に組み込みたいんだ」と気付き、ファンタジー要素一切無しに……(;'∀')(中3~高1あたりの時) *** 話が変わって、以前、私はマジックストーリーを作るというより、頭の中に彼らが動くアニメーションが再生されて、それを文章にしている感覚が強いと語りましたが、現代ファンタジーに変更した際、「マジストにOPとEDがあればこの曲がいいな」とまで考える程、オリジナル創作末期症状をこじらせておりました(笑) そして、それはあれから10年以上経過した現在になっても、変わらぬままなんです。 ここで語っていいのかなとも思いますが、I WiSHの『明日への扉』をご存じでしょうか? 歌詞やメロディーが、私の中でこの歌がとてもぴったりだと感じて、緑依風の恋、亜梨明の恋、風麻や爽太の想いも全部詰まってるなと勝手に思い込んでおります(ファンの方スミマセン…) 1年生編OPはこれがいいな~とか、今後の展開など全体含めて私の中のマジックストーリーの世界観に全てに合うのは『明日への扉』 そして、2年生編になってからのOPや、亜梨明と爽太の二人を表すなら『ふたつ星』という歌が似合うなとも思っています(こちらもI WiSHの歌です) 13章始まってからは、執筆中のイメージをしっかり固めるために、毎日のように『ふたつ星』を聴いて通勤していました(笑) もし、可能ならばで構いませんが、全体を(特に「67話 祈りの石」)思い浮かべながら『明日への扉』を。 今回更新分の「最期の願い」を思い出しながら『ふたつ星』を聴いていただけると、嬉しいです! この2曲を一番聴きながら執筆をした場面でもあります♪ それでは少し早いですが、今年一年ありがとうございました!! 次回からは亜梨明の治療に向けての話や、風麻がとあることを爽太に聞かされびっくりする話などを予定しております! 来年もどうぞ『マジックストーリー』をよろしくお願いします。 良いお年を!! 2020年12月16日 夏穂
    • 2件のコメント
  • 2020年11月2日

    13章終了しました!

    マジックストーリー第13章『春、再び~それぞれの勇気~』が終了しました。 2年生編最初のお話はいかがだったでしょうか? クラス分け、新しい担任の先生など、学生時代にみんなが経験したことを、緑依風達も通っていきました。 この物語の主役は緑依風と亜梨明なので、1年生の時に彼女達を担任した波多野先生の出番が少なくなるのはちょっと寂しく思いつつ、初担任を務めることになった梅原先生も、頼りなくておっちょこちょいだけど頑張り屋さんなので、応援したい気持ちです(笑) ちなみに作者が波多野先生かなりお気に入りなので、2年生編もちょびっと出てきます。 今回のサブタイトル『第13章 春、再び~それぞれの勇気~』の名づけ由来は、亜梨明のために彼女への恋心を手放し、ライバルの爽太へ託す決意をした風麻、爽太と仲直りするために、自ら行動を起こすと決めた亜梨明、罪悪感に苛まれて自分の気持ちを封じようとした爽太が、亜梨明と自分の気持ちに向き合う、3人の『勇気』をテーマにしたことから決めました。 作者自身が気に入っている話がいくつかあるのですが、その中でも今回の『第172話 さらば、俺の初恋』は、自分が読む用に作っていた時代からのお気に入りストーリーTOP5に入るくらいに思い入れの強い回です^^ 普段はやんちゃで子供っぽい少年の風麻が、大切な人のために初恋と別れる決心をするというのが、彼の成長を現したというか、きっと大人でもなかなかできないことだよなぁと……。 私はマジストを作ったという意識よりも、頭の中に自然に彼らのやり取りのアニメーションが流れてくるのを文字にしているという感覚の方が強いので、その映像が出てきたときに「え、風麻すごいな…よくそんなこと決められたな」と当時思っていました。 そして13章最後の回、『明日』 ここで語ったことは無いですが、Twitterでは亜梨明と爽太のことを『明日コンビ』と呼んでいます。 理由は亜梨明の『明』と爽太の苗字、日下の『日』から(笑) この2人にとっての『明日』は、緑依風や風麻達よりも当たり前から少し遠いものだなと思っています。 亜梨明、そして病気が治るまでの爽太にとって『明日』が来ることって、親にお金を出してもらって、お医者さんの治療を受けて命を繋いでもらっているから迎えられるもので、他の同年代の子供達よりも『明日』は特別で、2人のコンビ名が浮かんだ時にぴったりだな~って。 そんな2人が仲直りすることができて、久しぶりに「また明日」と約束していたにも関わらず、亜梨明に予期せぬ事態が起こって、それが叶わなくなってしまう……。 亜梨明も爽太も、指切りをした時はそんなことを微塵も思っていなかったでしょう。 14章は、亜梨明に待ち受ける更なる悲劇。それを知った緑依風達と己の無力さに絶望した爽太が、亜梨明のためにどう動くのか――? 楽しみにお待ちいただけると幸いです! それでは、次章もよろしくお願いします~!!
    • 2件のコメント
  • 2020年10月3日

    マジックストーリー2周年

    いつもマジックストーリーをお読みいただきありがとうございます! 今日、10月3日でマジックストーリーは連載2周年を迎えることができました!! 1周年の時は8章をやっている最中でしたね。 もう楓編から一年も経過しているのかと、時の流れが歳を取るごとに早くなっている気がします…(;´∀`) 歳といえば、この物語を思いついて、大筋を作っていったのが緑依風達と同じ、中学生の時だったので、まず数年前に自分が楽しむ用に作っていた時に「あ、これもう古いな…」と悩んだのが、ガラケーとスマホ!! 私が中学生の時は、パカパカの写メ&ムービー機能が付いたばかりのガラケーだったので、彼らの連絡のやり取りは、主にメールでした。 …が、今の若い子はLINEが主流で、これでも小説にアプリ名バッチリ書いちゃっていいのか??と、投稿用を修正する際に「メッセージ」と表現しておりますが、まぁ、LINEを使ってると思ってください(笑)(ここで言っていいのかもわかりかねますが…) きっと授業内容も、私の時代と変わっていることたくさんありそうな気がします…。 さて、現在の13章も、折り返し地点に来ております。 今年は小説サイトでは番外編など、記念の特別なことは無くて申し訳ないのですが(Twitterではちょっとしたイラストを載せて祝いました)その代わりにもう一話もこの後投稿予定でございます!! 現在の最新話では、亜梨明の体に何か異変が起きておりますし、風麻と亜梨明の仲が深まることに爽太がますます嫉妬の念を燃やしているようです。 2年生編はまだまだ盛り上がってまいりますので、今後もどうぞよろしくお願いします~!! 2020年10月3日 夏穂
    • 2件のコメント
  • 2020年8月23日

    12章&第一部終了しました!

    マジックストーリー第12章 『偽りのヒーロー』終了と同時に、『マジックストーリー』の1年生編も完結となりました。 マジストは1年生編を1部、2年生編を2部、3年生編を3部とカウントしていく予定ですので、これで全体の1/3を駆け抜けたわけでございますが…長い。当初よりだいぶ長い連載となってしまいまして、作者も驚いております…(;゚Д゚) さて、今章はいかがでしたでしょうか? 年明けの初詣~春休みまでという、少し長いものとなりましたが、この12章は波乱だらけでしたね…。 特にバレンタイン編あたりは、シリアスな場面が多くて、「辛い」「どうして…」と感想を頂いたので「スミマセン…」という気持ちでした(汗) 今回の章タイトル、『偽りのヒーロー』とは、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、爽太のことです。 亜梨明のヒーローになりたかった爽太。 彼女の気持ちに気付けず、告白を断り、結果彼女や友人の心を傷付けることになってしまいました。 160話では奏音に『悪者』とまで呼ばれてしまって…。 悪気はなかったとはいえ、亜梨明との関係だけでなく、奏音との友情も崩壊し、いつも一緒に行動していた6人は、今バラバラになってしまっています。 一方、緑依風と風麻は、緑依風の恋に関しては残念な結果に終わってしまいましたが、『幼馴染』の関係を現状維持しております。 緑依風と亜梨明は対になるようにしておりまして、「もっと早くに素直になって、好きと伝えればよかった」と思う緑依風と、「告白なんてしなければよかった」と後悔する亜梨明は、同じ失恋でもその過程は真逆です。 12章最後の話は、シリアス続きは書いてる側もメンタルが削られるので、ほのぼのしたストーリーにしました! 緑依風や、彼女の妹達と自分達兄弟の過ごす時間を愛しいと思う風麻。 相変わらず、緑依風に亜梨明と同じような感情は湧かない風麻ですが、松山姉妹を家族と同じくらい大事に思う彼の姿を書けたかなと思っております(笑) さて、次は13章!第2部『2年生編』が始まります。 章タイトルは『春、再び~それぞれの勇気~』です。 ちょっと準備や色々時間がかかると思いますが、今後もどうぞマジックストーリーをよろしくお願いします~!!
    • 2件のコメント
  • 2020年6月4日

    11章終了しました!

    マジックストーリー第11章 『 星降る夜に』が終了しました。 11章は久しぶりに星華が主役の物語を公開できまして、章タイトルも彼女のエピソードから取りました。 普段はお調子者で、緑依風や奏音にしょっちゅう叱られている星華ですが、多忙な両親への理解力や愛情深さを表現できる、貴重な回でした。 星華の両親、卓とすみれも、星華のことを深く愛しており、他の家族ほど一緒に居られる時間は無くとも、共に過ごせる日はそれ以上の愛を注いでおります。 11章でもう一つ目立ったのは、10章で直希に勇気づけられた風麻の行動が、これまでよりも大胆になってきたことですね! いつも爽太に一歩出遅れて、苦い気持ちのままでいた風麻でしたが、爽太が先にカイロを渡しても、自分の分を亜梨明の手を取って渡したり、星華の家で寝てしまった亜梨明に自分の上着を掛けてあげたり、わざわざクリスマスプレゼントを用意したりと、亜梨明への好意を自覚してからの彼を振り返ると、随分成長したなと、作者自身も嬉しく感じております(*^▽^*) …ですが、今度は緑依風が、そんな彼の行動に不安を覚えるようになってしまいましたね…( ;´Д`) 10章では、周囲の意見から風麻が好きな人は、自分ではと思い込んでいましたが、クリスマスパーティー後の彼と亜梨明のやり取りを見てしまった以上、それは違うかもと、勘付き始めているでしょう…。 亜梨明が爽太と仲良くなると、風麻が悔しい思いをして、風麻が亜梨明との距離を縮めると、緑依風が苦しくなる……。 何とも辛い状況が続きますが、12章は更にその恋愛関係が大きく動く事になると思います! さて、簡単な紹介になりますが、次章12章は、前回の近況ノートでもお話した通り、1年生編最後の物語となります!! 正月、バレンタイン、春休みを一気に駆け抜けますよ~!! 読んでくださっている方々、いつも本当にありがとうございます! これからもマジックストーリーをどうそよろしくお願いします。  * 最後にもう一つお知らせですが、『マジックストーリー~Short collection~』に、『第131.5話 バーナデット』を追加しております。 時間軸は131話と132話の間で、爽太が亜梨明の見舞いに訪れる話。 サブタイトル『バーナデット』とは、亜梨明が歌っているイメージの曲名に、その名前が使われており、その歌を聴きながらこのエピソードが浮かんだからです。 ちなみに、『第33話 時計草』の基盤にもなった物語で、被ってしまう内容を修正しながら執筆いたしました。 バーナデットって何?と思われるとわかっていつつ、このタイトルが気にいっていたので、そのまま使用しました(笑) それでは!
    • 2件のコメント
  • 2020年4月24日

    10章終了しました!

    マジックストーリー第10章 『紅の季節~金色の決意~』が終了しました。 ちなみにタイトルの読み方は(くれないのきせつ こんじきのけつい)なのですが、特にこだわりは無いので、お好きなように読んでください(笑) 10章いかがだったでしょうか? 今回は大きく分けて3つのストーリーを執筆しました。 モテ期が訪れた緑依風と、そんな彼女に焦りを覚える風麻。 爽太のために料理に挑戦した亜梨明。 そして、今章一番の主役は、直希と立花の二人です。 章タイトルや、今回描写の多かった紅葉も、直希と立花を意識しておりました。 直希の立花への好意自体は、24話『忠告』で明らかにしていましたが、その頃から二人の話を公開するのがとても楽しみで、10章が近付いてからはもう、ワクワクしっぱなしでした! 緑色の葉が、だんだん赤く染まっていくのと同じように、立花の直希に対する想いも、友情から恋へと変わっていく…。 そんな変化をもみじに重ねました(笑) 直希は爽太の親友ポジションという、サブキャラの位置にいるキャラクターにも拘らず、実はたくさんの方々に「好きだ」と言ってもらえる子なので、序盤の告白シーンは、イメージを崩しすぎるのでは?とドキドキしておりました。 しかし、私の中での直希って、思ったことをなんでもストレートに言ってしまう子のイメージが強くて、番外編『僕のヒーロー』でも、爽太と遊ぶことを嫌がる友達に、「じゃあいいよ。俺は今度から日下と遊ぶから」と、自分が間違ってると思ったことは、仲の良い友達であろうとあと先考えずに否定しますし、好きな女の子の立花にも、周りに冷やかされようが嘘は付かずに「好きだ」と言っちゃうだろうなぁと。 まぁ、立花の気持ちも考えて欲しかったですが…(;^ω^) あと、作者的に好きなシーンなのですが、恋愛に疎くて興味もない爽太が、大親友のために貢献したところ!! こちらも、『僕のヒーロー』で、直希が爽太に好きな女の子のことを話しているシーンからリンクしております。 薄い反応しかしていない爽太でしたが、彼の話はしっかり聞いておりました。 補足ですが、あの電話以降も直希は爽太にその女の子のことをしょっちゅう話しておりまして、その特徴にだんだん気付いてきた爽太は、言葉にしたことはないですが、立花を見るたびに「ああ、あの子が直希の好きな子か~」と、思っておりました。 夏城中の中で、直希のことを一番よく知っている爽太。 直希にも非があるとはいえ、親友の彼をあんな風に思われるのはやっぱり悲しかったし、軽い気持ちではなく、直希は最初から青木さんが大好きなんだよって、知って欲しかった思いが、あの行動になりました。 直希と立花がメインの話は、残念ながら今回が最初で最後。 しかし、これからもちょくちょく出番があるので、楽しみにしてくださると嬉しいです^^ 私自身もなんか寂しいので、その後の二人や出会いなどをいつか番外編として執筆出来たらなと思っております! さてさて、次は11章ですね! マジックストーリー1年生編は、12章までを予定としております。 11章のお話の季節は12月。 星華の誕生日とクリスマスがメインの話となります! 単身赴任で一度も登場したことがなかった星華のパパが、いよいよ初登場! 仲良し六人が、相楽家でクリスマスパーティー! 次章もどうぞよろしくお願いします。
    • 2件のコメント
  • 2020年1月20日

    9章終了しました!

    マジックストーリー第9章 『まんまるふわふわ』が終了しました。 今回も8章に続き、亜梨明が奮闘する姿を綴るものとなりました。 最近ちょっと無茶させすぎてて、体の方が心配になることが多いですね…(汗) 9章の私の中でのテーマは、「人間と動物の命」でした。 亜梨明の行動すべてが良かったとは思えませんが、ひたむきな想いを貫き通し、最後は両親の心さえ動かすという場面は、また少し、彼女の成長を描けたかなと思っております。 物語が始まるまでの亜梨明は、115話の相楽夫妻が語り合ったように、自分の体がしんどくなってしまうことは避けていました。 こんなに行動的になったのは、8章で緑依風が言っていたように、爽太に影響された部分が大きいかもしれませんね(笑) * 最後の3話は、風麻の誕生日と、彼に毎年しているお祝いのケーキ作りのことで悩む緑依風の物語でした。 風麻に片想い継続中の緑依風。 そんな彼女にとって、彼のために想いを込めたケーキを作るというのは、本当に特別だったんです。 緑依風の負担を考えて、今年のバースデーケーキを辞退した風麻でしたが、逆に緑依風はそのことで余計に苦しむことになりました。 耐えられずに泣き出してしまい、本音を吐露することで、風麻自身も本当は緑依風が作ったケーキが食べたかったと聞けましたが、今度はそれをきっかけに、遂に緑依風は、風麻に好きな人がいることを知ってしまいました。 果たして、その相手に気付く日が来てしまうのか……? それについては、今後の展開を楽しみにしていただけると嬉しいです! 次は10章です! 章の数字もいよいよ2ケタになりますね(笑) 今回も簡単な予告ですが、10章序盤は緑依風にあるモノが到来? 中盤は亜梨明がお料理にチャレンジ!? そして終盤は、直希や立花が中心となったお話になります!! いつもお読みいただきありがとうございます! 次章も是非、彼らの青春ストーリーを読んでやってください!
    • 2件のコメント
  • 2019年11月24日

    8章終了しました!

    マジックストーリー第8章『空を見上げるリコリス』が終了しました! これまでのストーリーの中でもかなり重い展開が多かったと思いますが、いかがだったでしょうか…?(不安) 8章で新登場した楓。 自傷行為や自殺願望など、痛々しい表現も多く、これまでのマジストの流れからすると、受け入れてもらえないのではとハラハラしておりましたが、思い付いた当初からの構成をほぼ変えることなく、そのまま投稿させていていただきました。 今回のテーマは亜梨明の成長でした。 これまでの亜梨明は、家族や友人に守ってもらう側の子でしたが、知り合ったばかりの楓のために大きな行動に出るシーンが多かったです。 2章で、もう無茶はしないと爽太達に約束した亜梨明でしたが、あの頃は爽太や友人に会いたい自分のワガママで、体調不良にも拘らず、嘘を付いて学校に行きました。 しかし今回は、歩道橋から飛び降りてしまいそうな楓を助けるため、友江のことを報せるための行動でした。 爽太の厳しい言葉に意志を貫き通す強さが見えたのも、今回初めてのことだったと思います。 今回も、亜梨明は直接楓を助けたことにはならなかったでしょう。 しかし、102話で亜梨明が自分の体に負担をかけてでも楓の下に駆けていくことがなければ、楓は歩道橋から転落していたかもしれませんし、そうなれば萩原夫妻は更に悲しい思いをしたかもしれません。 友江が楓に想いを伝えられることもなかったでしょう。 随分と遠回りになりましたが、亜梨明の頑張りがあったからこそ、楓は生き続けることを選べました。 楓編の後の2話は、8章全体がシリアスだったために、少しはコミカルな話も欲しいなと思って新しく書いたお話でした。 松山姉妹と坂下兄弟の仲の良さなども表すことができ、書いててとても楽しかったです!^^ 風麻は相変わらず亜梨明との距離を縮めることができず、今章も苦い思いをする場面が多かったですが、106話でまた新たなことに気付きましたね! 9章では風麻の行動も少し変わってくるので、そこにも是非注目していただきたいです! さて、9章の予告なのですが、次もメインで活躍するのは亜梨明になります。 二学期前半は、2章に渡って亜梨明の頑張りを描いていきたいと思っております。 今度は亜梨明と子猫のお話。 可愛く、そしてちょっぴり切ない話…?に、なるかもしれません(笑) 今度は亜梨明がどんな活躍をするのか? そして風麻は自分の恋路に勇気を出せるのか? 次回もどうぞよろしくお願いします~!!
    • 2件のコメント
  • 2019年10月2日

    マジックストーリー1周年

    10月3日の今日、マジックストーリーの本編を投稿し始めて丸一周年です。 カクヨムさんでは、まだ1年経っていませんが、別の小説投稿サイトでは、去年の今日投稿を始めました。 キャラクター自体は、小学校6年生の時に元となる子達を作成し、そこから名前が少し変わったり、設定を固めていったりとしていくことを思えば、実はもう15年以上もキャラクターと一緒にいるような状態です。 今の『マジックストーリー』として物語が出来上がってきたのは、私が中学生の頃。 そこからスマホのメモ帳に文章を打ち出していったのは、4年くらい前でした。 オリジナルの話を人に見てもらうこと、読んでもらうことは、私にとってとても勇気のいることで、笑われるだけ、きっと見向きもされないで、虚しくなるだけだから自分の中にだけ納めておこうとしておりました。 けれども、今読んでくださる方がいて、感想をくださる方がいて、何より今の自分の一番の生きがいになっていて、公開してよかったと心から思えます。 『マジックストーリー』を読んでくださる方々、本当にありがとうございます。 彼らが中学校を卒業する日まで。 私が、彼らを卒業させてあげられる日まで……。 最後まで見守ってくださると嬉しいです。 * さて、今回1周年の記念に番外編の『マジックストーリー~Short collection~』に1つ新しいストーリーを追加しました。 『第10.5話 触れたくて』 緑依風が主役で、10話~11話の間のお話です。 時間軸だと、亜梨明と奏音はまだみんなに秘密を明かしていませんし、緑依風の恋心も亜梨明は知りません。 まだ初々しい6人の関係を、懐かしみながらお読みいただきたいと思います。 それでは、これからもどうぞよろしくお願いします。 2019年10月3日 夏穂
    • 2件のコメント
  • 2019年9月30日

    7章終了しました!

    マジックストーリー第7章 『緑に依りそう風のように』が終了しました。 今回のタイトルはお察しの通り、この章の主役である緑依風の名前からでした。 イヤリングのことについては2章でも触れましたが、今回ようやく詳細をお伝えすることが出来て、とても満足しております。 幼い頃の緑依風と風麻の様子を表現できたのも、はやくお見せしたいとウズウズしていたので、本当に良かったです( *´艸`) いつもどこか決まらない風麻がこんなにかっこよく行動したシーンも、もしかして初めてなのでは? 最後は亜梨明と星華に責められてしまいましたが、今後の彼の活躍する場面も期待していただけると幸いです!! 緑依風の誕生日編の後の4話は、青木姉妹の容姿の違いや、松山家と青木家の親戚同士の絡み、5章で触れた、緑依風の父方の祖父母の話も書きました。 テレビのオンエア日に、父方のおじいちゃん達が観てくれているのかについては、今は伏せておきますが、これをきっかけに何かが変わることを祈ってくださると嬉しいです。 ――さて、次章の予告なのですが、8章は二学期に突入します! 次の主役は、久しぶりに亜梨明です! 8章は、シリアスレベルでいえば、5章と同じかそれ以上…。 そして、少し痛々しいシーンや表現もあるので、ちょっと公開するのに勇気が必要になっております…。 新キャラクターとして、桜がいなくなった一年二組に転校生がやってきますが、次章はその転校生がキーキャラクターとなります! 亜梨明と転校生の会話や二人の行く末を、どうか見守ってください。 それでは、ここまでお読みくださってありがとうございました! 次回もどうぞよろしくお願いします~!!
    • 2件のコメント
  • 2019年7月30日

    6章終了しました!

    6章『サマーマジック』終了しました! 読んでくださる皆さん本当にありがとうございます! メモ帳に書き溜めていたもの以上に、風麻メインのお話が多くなってて、本当はもっといろんな子達の恋模様を書きたかった気持ちもあったので、読みづらくなってしまったのではと、不安に思うところもございます。 6章では、これまで亜梨明の爽太への想いに気付いてそうな素振りの風麻が、ようやくそれを自ら認めました。 爽太に対する感情も、これから変わりそうな雰囲気がありますね。 7章以降で、彼が亜梨明や爽太、そして緑依風にどんな風に接し方が変わるのかも、注目していただきたいと思います。 6章は自分的には食事のシーンや、花火のシーンなど、楽しく執筆した場面が多くて、彼らが旅行を終えるのを名残惜しく思うのと同じように、私自身も、別荘編が終わったことをちょっぴり寂しく感じております。(その割には更新頻度が多くて、早く終わらせてしまいましたが…) ちょっと駆け足気味な更新だったのは、7章をどうしても8月から始めたかったのです。 7章は、緑依風の誕生日のお話をメインに、残りの夏休みについてのお話になります。 前半はまたもや風麻と緑依風を主役としたストーリーで、後半は緑依風の家族についての話になります。 2章で軽く触れた、緑依風のイヤリングと、彼女の名前について、彼女と風麻の過去の話は、もう5章に入った段階で早く読んでもらいたくてたまらなかったお気に入りなので、メモ帳に書き溜めた文章も、じっくり改良して、いい作品にしたいと思います!! それでは、また7章からもどうぞよろしくお願いします!!
    • 2件のコメント
  • 2019年6月13日

    5章終了しました!

    マジックストーリー第5章 『晴れのち曇り、そして雨。でもまたきっと…』が遂に最終話を迎えました。 タイトルと同じくらい長かった……(;´∀`) 全19話でした……ひえぇぇ~。 これまであまり触れてこなかった、爽太の心情や、葛藤……いかがでしたでしょうか? 4章までの爽太は、中学生の男の子としてはとても大人びていて、強さと優しさを兼ね備えた、完璧を意識させるような子として表現していましたが、実は人に弱さを見せるのを嫌い、自分に厳しく、強がりで不器用な子だったと、今回の章で明かす事になりました。 「自分をもっと大切にして欲しい」 「無理に笑わなくていい」 爽太が以前、亜梨明にかけた言葉は、爽太自身にもいえることで、このセリフを爽太に言わせてる時は、「あぁ、矛盾してるよなぁ~」なんて、思いながら執筆しておりました。 爽太にとって、亜梨明は『同病相憐れむ』存在ですが、一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、それだけではない関係になってきましたね。 『自分が大人になる姿って想像できない』と言っていた亜梨明が、爽太の言葉や行動のおかげでどんどん考え方が変わり、病に打ち勝ち、成人して医者になった爽太を見たいと告げたのは、爽太のこれまで辛く苦しいことが多かった人生が、ひとつ報われた場面でもありました。 自分のキャラクターに一言声を掛けれるのだとしたら、爽太にまず「お疲れ様、たくさん頑張ったね」と言ってあげたい気持ちです。 さて、一学期が終了し、7月も終わり、6章からは月が替わって8月…。 晶子の別荘に行くお話がスタートします! 晶子はもちろん、緑依風と風麻のもう一人の幼馴染、利久。 晶子の家族など、新キャラクターも登場します! ちょっぴり贅沢な夏休みを、みんながどうすごすのか、是非読んでいただけたら幸いです!
  • 2019年5月25日

    あともう少し!!

    5章、クライマックスに突入しました!(おそらくあと4話) なんか、思ったより長くなりすぎて、読んでくださってる方々に飽きられてしまってるんじゃと不安になっておりますが、あと数話で終わることに、安心感と寂しい気持ちが入り交ざっております…(;´Д`) メモに書いていた爽太の物語は、もっと淡白な物でした。 それが彼のことを考えれば考えるほど、爽太の苦悩とかコンプレックスだとかがどんどん伝わってきて、じっくり丁寧に表現したいと思いました。 数年前まではあまり爽太の感情って、私の中に伝わりにくいものだったのに不思議なものです……。 過去へのトラウマや、理想と現実の違いに押しつぶされている爽太ですが、果たして彼の心は救われるのか? 爽太の役に立ちたい亜梨明の気持ちが伝わるのか、どうか最後まで見届けてくださると嬉しいです! 簡単な予告ですが、6章からは5章のはじめに触れた、晶子の別荘に行くお話が始まります! 新キャラも出てくるので、どうぞよろしくお願いします~!!
  • 2019年4月8日

    お詫びと訂正

    マジックストーリーを読んでくださってる皆様、いつもありがとうございます! 今更なのですが、実は私オリエンテーリングとフィールドワークを間違っていたことに気付きました。 すでに修正済みなのですが、それにともない「29話 フィールドワーク」を「29話 オリエンテーリング」に変更しております。 誤字脱字は、少しずつこっそり修正していましたが、タイトルまで変わっちゃうので、こちらでお知らせしました。 申し訳ありませんー!!(´Д⊂ヽ
  • 2019年3月20日

    マジックストーリーを読んでくださってる皆様へ(微妙なネタバレありなので注意です)

    マジックストーリーを読んでくださってる皆様、いつも本当にありがとうございます。 10年以上も前から考えていた物語を、やっと形に残そうと決めてから約半年経ちました。(別サイトでは10月から投稿していたので) 自己満足で始めた執筆と投稿ですが、読んでいただいたり、感想をいただいたりするたびにとても嬉しくて、この話を自分の中だけに留めず、書いてよかったと心の底から思っております。 さて、今更なのですが近況ノートに今後、新たな章の紹介も更新していこうかなと思いました。 Twitterでは、新しい章に入る直前に次はどんなお話か簡単に紹介しておりましたが、ここではいきなり終わっていきなり始まるという感じでしたので…(;'∀') 1章は、メインキャラクターの緑依風、風麻、亜梨明、爽太、奏音、星華の出会いがメインストーリーでした。 2章は、亜梨明の恋や、彼女の秘密が周りに明らかになるお話。 3章は、それぞれの日常や、初めての校外学習。 4章は、お出かけがメインとなるお話が多かったです。 そして5章は、爽太が主役の物語です。 些細なネタバレも見たくない場合は、新章のお知らせは見ないことをおすすめします。 もちろん、ぼんやりとしか言わないので、近況ノートを見ても本編はあまりわからないと思いますが、一応これからそんな感じで、こちらも更新していけたらなと思います! それでは、今後とも彼らの日常を温かく見守ってあげてください。 よろしくお願いします。