マジックストーリー第12章 『偽りのヒーロー』終了と同時に、『マジックストーリー』の1年生編も完結となりました。
マジストは1年生編を1部、2年生編を2部、3年生編を3部とカウントしていく予定ですので、これで全体の1/3を駆け抜けたわけでございますが…長い。当初よりだいぶ長い連載となってしまいまして、作者も驚いております…(;゚Д゚)
さて、今章はいかがでしたでしょうか?
年明けの初詣~春休みまでという、少し長いものとなりましたが、この12章は波乱だらけでしたね…。
特にバレンタイン編あたりは、シリアスな場面が多くて、「辛い」「どうして…」と感想を頂いたので「スミマセン…」という気持ちでした(汗)
今回の章タイトル、『偽りのヒーロー』とは、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、爽太のことです。
亜梨明のヒーローになりたかった爽太。
彼女の気持ちに気付けず、告白を断り、結果彼女や友人の心を傷付けることになってしまいました。
160話では奏音に『悪者』とまで呼ばれてしまって…。
悪気はなかったとはいえ、亜梨明との関係だけでなく、奏音との友情も崩壊し、いつも一緒に行動していた6人は、今バラバラになってしまっています。
一方、緑依風と風麻は、緑依風の恋に関しては残念な結果に終わってしまいましたが、『幼馴染』の関係を現状維持しております。
緑依風と亜梨明は対になるようにしておりまして、「もっと早くに素直になって、好きと伝えればよかった」と思う緑依風と、「告白なんてしなければよかった」と後悔する亜梨明は、同じ失恋でもその過程は真逆です。
12章最後の話は、シリアス続きは書いてる側もメンタルが削られるので、ほのぼのしたストーリーにしました!
緑依風や、彼女の妹達と自分達兄弟の過ごす時間を愛しいと思う風麻。
相変わらず、緑依風に亜梨明と同じような感情は湧かない風麻ですが、松山姉妹を家族と同じくらい大事に思う彼の姿を書けたかなと思っております(笑)
さて、次は13章!第2部『2年生編』が始まります。
章タイトルは『春、再び~それぞれの勇気~』です。
ちょっと準備や色々時間がかかると思いますが、今後もどうぞマジックストーリーをよろしくお願いします~!!