マジックストーリー第10章 『紅の季節~金色の決意~』が終了しました。
ちなみにタイトルの読み方は(くれないのきせつ こんじきのけつい)なのですが、特にこだわりは無いので、お好きなように読んでください(笑)
10章いかがだったでしょうか?
今回は大きく分けて3つのストーリーを執筆しました。
モテ期が訪れた緑依風と、そんな彼女に焦りを覚える風麻。
爽太のために料理に挑戦した亜梨明。
そして、今章一番の主役は、直希と立花の二人です。
章タイトルや、今回描写の多かった紅葉も、直希と立花を意識しておりました。
直希の立花への好意自体は、24話『忠告』で明らかにしていましたが、その頃から二人の話を公開するのがとても楽しみで、10章が近付いてからはもう、ワクワクしっぱなしでした!
緑色の葉が、だんだん赤く染まっていくのと同じように、立花の直希に対する想いも、友情から恋へと変わっていく…。
そんな変化をもみじに重ねました(笑)
直希は爽太の親友ポジションという、サブキャラの位置にいるキャラクターにも拘らず、実はたくさんの方々に「好きだ」と言ってもらえる子なので、序盤の告白シーンは、イメージを崩しすぎるのでは?とドキドキしておりました。
しかし、私の中での直希って、思ったことをなんでもストレートに言ってしまう子のイメージが強くて、番外編『僕のヒーロー』でも、爽太と遊ぶことを嫌がる友達に、「じゃあいいよ。俺は今度から日下と遊ぶから」と、自分が間違ってると思ったことは、仲の良い友達であろうとあと先考えずに否定しますし、好きな女の子の立花にも、周りに冷やかされようが嘘は付かずに「好きだ」と言っちゃうだろうなぁと。
まぁ、立花の気持ちも考えて欲しかったですが…(;^ω^)
あと、作者的に好きなシーンなのですが、恋愛に疎くて興味もない爽太が、大親友のために貢献したところ!!
こちらも、『僕のヒーロー』で、直希が爽太に好きな女の子のことを話しているシーンからリンクしております。
薄い反応しかしていない爽太でしたが、彼の話はしっかり聞いておりました。
補足ですが、あの電話以降も直希は爽太にその女の子のことをしょっちゅう話しておりまして、その特徴にだんだん気付いてきた爽太は、言葉にしたことはないですが、立花を見るたびに「ああ、あの子が直希の好きな子か~」と、思っておりました。
夏城中の中で、直希のことを一番よく知っている爽太。
直希にも非があるとはいえ、親友の彼をあんな風に思われるのはやっぱり悲しかったし、軽い気持ちではなく、直希は最初から青木さんが大好きなんだよって、知って欲しかった思いが、あの行動になりました。
直希と立花がメインの話は、残念ながら今回が最初で最後。
しかし、これからもちょくちょく出番があるので、楽しみにしてくださると嬉しいです^^
私自身もなんか寂しいので、その後の二人や出会いなどをいつか番外編として執筆出来たらなと思っております!
さてさて、次は11章ですね!
マジックストーリー1年生編は、12章までを予定としております。
11章のお話の季節は12月。
星華の誕生日とクリスマスがメインの話となります!
単身赴任で一度も登場したことがなかった星華のパパが、いよいよ初登場!
仲良し六人が、相楽家でクリスマスパーティー!
次章もどうぞよろしくお願いします。