もーしらん。暑さなんて無視して涼しい秋が来たって絵で行きます!
多様性をごり押しするシーザーにブチ切れ金剛なミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒ。
絵は水鏡冬華(セーラー服バージョン)不老不死だから年齢関係なく着る! な彼女。
プレビュー↓
「秩序と混沌のバランス?」
フィオラ=アマオカミが尋ねた。彼女のルビー色の瞳には強い興味が浮かんでいた。数千年の時を生きてきた彼女でさえ、文明の黎明期に直接触れる機会など稀だった。
「そう」
ナルメルは頷いた。
「ナイルは定期的に氾濫することで肥沃な土を運び、エジプトに命をもたらす。しかし、同時に破壊ももたらす。この氾濫を完全に防ぐことも、放置することもできない。私たちはこれを管理し、共存することを学んだ」
彼はプトレマイオスに視線を向けた。
「どんな王も自然の力を完全に支配することはできない。賢い王は、それを理解し、活用する」
プトレマイオスは思わず背筋を伸ばした。彼の心は興奮と畏敬で満たされていた。自分の王朝の祖先から直接アドバイスを受けるとは。彼はエジプト人ではなく、マケドニア人として、常に正当性の問題に悩まされていたが、今、歴史の創始者から直接学ぶ機会を得たのだ。
「記録について、もっと聞かせてください」
エウメネスが熱心に頼んだ。彼の目は学者らしい輝きを放っていた。
「私たちはヒエログリフを作り、石に刻んだ」
ナルメルは静かに答えた。
「紙のように壊れるものではなく、千年後も読める記録を残した。それが私たちの知恵と歴史を未来に伝えるためだ」
「まるで現代のデジタルデータのバックアップ問題ね」
サリサ=アドレット=ティーガーが湯から半身を出したまま言った。彼女の異色の瞳が面白そうに輝いていた。
「媒体の寿命が短いと、情報が失われる。エジプト人は石という最も耐久性のある媒体を選んだのね」
ジュリアス・シーザーは深く考え込むように顎に手を当てた。彼の目には戦略家らしい計算の光が宿っていた。
「ローマでも公共建築に歴史を刻む。しかし、エジプトほど組織的ではない」
「そして最後に」
ナルメルの声がさらに厳かになった。
「王と民の間の神聖な契約について」
彼は湯気越しにトトメス3世と目を合わせ、エジプト王朝の絆を確かめるかのようにわずかに頷いた。
「王はマアトを守る義務がある。秩序、正義、真実だ。王がこれを守れなければ、王である資格はない。これは力だけの問題ではない。神聖な義務だ」
オリュンピアスはこの言葉を特に注意深く聞いていた。彼女の息子アレクサンドロス大王は、短い生涯の間に多くの国を征服したが、真の統治者となる時間はほとんどなかった。彼女は常に、息子が単なる征服者ではなく、真の王になることを望んでいた。
「この三つの知恵は、紀元前3100年の時代においても、あなた方の時代においても変わらないだろう」
ナルメルは最後にそう述べ、静かに湯に戻った。
「では、ローマから見た知恵を私が共有しようか」
シーザーが言った。彼の雄弁な声が浴場に響いた。
(中略)
シーザーは次の指を立てた。
「多様性の受容。ローマは征服した民を隷属させず、彼らの才能を活かす。異なる文化からの知恵を取り込み、時にはそれを改良してローマのものとする。これこそがローマを強大にした秘訣だ」
と、ここで、ミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒが大声をあげて手を上げてストップをかける!
「おおっと待ってくれ! 多様性? 本気で言ってんのか? ハーゲーくん! いやシーザーくん!
アレクサンダー大王が暗殺された原因だぞ? てめえ生まれる前のことで実感わかねえんだろうがな!」
ここで、ミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒはワインを飲む。
「XXXXXX! XXXXXXXもホワイトへレボアで、バイケイソウで毒牙をむき出しにした原因!
ペルシャかぶれの大王の急速文化まぜまぜ&合同結婚式でマケドニア人が、スサノオの街でペルシャの嫁もらって、でマケドニア、ギリシャ文化の消滅を危惧した二人により、こんなことになってオリンピックさんが狂ってるんじゃないか。
多様化なんてのんびり聞いてくれるのは日本だけ。多神教だけ。
わたしはアミニズムだからな。日本の原始の紀元前の神道(しんと”゛”う)。国家神道なんて腐ったものとは違うぜ。男の天照もその正妻の竜神瀬織津姫も愛するアミニズムだ。女の天照は陰気でクソだな。男の天照じゃないと世界は明るく照らせない。
一神教の奴らはあそこまですぐ刃物を出すなどカッカカッカ瞬間湯わかし機なのか。わたしたちのグループは水鏡冬華、サリサ、フィオラはもちろん、天馬蒼依まで
『霊波動で刃物どころか核兵器、放射能汚染すら0にできる』
から、こんな観光気分に近いけどな。
多神教のわたしにはそっちの宗教はそうなのね。わかったよ、で終わらそうとしてるのに、わーかりーませーん。シンジラレナーイ。
他でもない元々多神教だったローマが、一神教を国境にしてすぐさまローマ帝国滅亡してんのによくいえるなーハーゲーくん! シーザーくん! アホのコンスタンティヌスがあんなことして! コンモドゥスもアホだがな賄賂皇帝。
わたしこの星の人間じゃなくて異星人だけどいうけど、火明星(ほあかりぼし)のわたしの国ヴァーレンス王国では移民は性格診断テストに合格しなければいけない。つまり他人に対する思いやりがあるかどうかのテストだな。
技術とかパワーでなく、メンタルパワーのバランスを最重視している。
つまり一神教に従わないからと言って多神教を刃物で脅す、一神教の奴らはあそこまですぐ刃物を出すなどカッカカッカ瞬間湯わかし機なのか。そんな奴らは落ちる!
なあ、天馬蒼依よ! 君わたしのヴァーレンス王国に移住する時メンタルテスト受けたよなあ! わたしもその場にいたけど」
「う、うん……なんか当たり前だよ……な質問や問題や多かったけど」
おずおずと天馬蒼依が答える。
「それが当たり前じゃないのがいるんだよなぁ。その当たり前――他の人も大事にするかを見るためのテストなんだ。
特に一神教。どの宗教がじゃなくて一神教全部。一神教は多神教みたいな思いやりがない。『他の宗派は人間ではない』って何だあの教え!?
日本みたいな穏やかな国では『人類みな兄弟』って軒先貸してるのにさ。それに調子乗って宣教活動始めんな!
『軒先貸して母屋取られる』だわまったく!
移民、医療、生活費、住宅 すべていっしょ
イギリスとカナダで移民問題炸裂しまくってたわ。
わたしとサリサとフィオラが3人でエネルギー波で2024年に外宇宙から滅ぼした地球。
ああ、2024年に地球滅ぼしたの。わたしたち3人。
あまりにも悪人が大暴れで第三次世界大戦で人間家畜場が完成したからもう自浄作用はないなと判断したから、わたし、サリサ、フィオラで手分けしてエネルギー波撃ち込んで惑星そのものを消した。
やっぱりイギリス連邦、イングランドの国はそうなる。奴隷貿易世界中でしたからな。大航海時代。
カナダって紀元前勢にはわからないか。プラトンが紹介したアトランティスが海に沈む前にあった場所からさらに西だ! 生鮮食料品に対する消費税はゼロなのに価格の高さで生活が苦しいのは、スーパーマーケットが大手数社の寡占状態にあることが原因。
カナダは元々雇用する産業が少なく、新規に雇用される事が少ない。だから特に移民者が割りを食って最悪ホームレスになったり犯罪組織に入ったりしています。
移民者の集中増加はこれに火に油を注いでいる。
そしてカナダの家賃高騰。
これは移民や難民をものすごい勢いで増加させたせいだ!
『そこに目をつけた海外資本家――まぁ血筋辿るとフェニキア人だな』がカナダの住宅を買って移民に貸し出してビジネスしてんだけど、あいつら人の事考えず家賃がアホみたいにつり上がってしまった。
カナダの大学生。五人でシェアハウスに住んでいるケース、一部屋あたりの家賃が大体月10万円で、大学から徒歩圏内の物件だと一部屋13万円。
学生寮は空き無し。
トロントやバンクーバーといった大都会じゃなく、小さな都市でこれだぜ。物価高も加えると正直結構キツイだろ学生でも大人でも。
富裕層を優遇しすぎてるのも問題。
労働力不足にはマリファナ合法化による労働意欲の減衰なんかも原因には有りそうだが……
ほんと「リベラルの理想の国つくろうとしたらこうなる」の典型的な例だわ。
あと、建設させるべき住宅数が移民増加に追いつかないという状況になっている。
さらに、移民になると『家族を一緒につれてくる』
計算以上に人口受け入れの住宅が必要なのを政府は計算には入れていなかったので、特にインドからの移民の家族は一つの家に何十人も住んでいる。
インドね。アレクサンダー大王が到達した場所!
こういう政府は移民ビジネスをしているんだよ。わたしとフィオラとサリサが外宇宙から滅ぼした日本もな。株式会社日本政府。
移民に寛容だと言って、人を受け入れ経済を発展させて課税する。
課税する。
課税する。
課税する。
何度も言ったが、これが本音ね。カネに魂売るとろくでもないことになる。
国規模なら大きすぎてわかるでしょ?
学校を建てて学生を受け入れる、でもマーケットが小さいから仕事がなく結局ホームレス。これがわたしたちが地球を滅ぼす直前のカナダの現状だった。
そして治安も悪くなる。
イギリスの少女なんて、泣きわめきながら斧と包丁を持って動画撮って移民から自分の体と命を守っていたよ。かわいそうに。イギリスでは85ほどの犯罪組織の拠点が見つけられていた。この少女みたいなのを襲おうとしてな。かわいそうに。
まあわたしとサリサとフィオラが星そのものをエネルギー波で消したから、もう彼女は襲われないんだけど。
こういう悲惨な構図のは政府がわざとやってる。
格差が拡大したことによる国民の怒りが政府に向かないように外国人に怒りが向くようにしてる。
つまりシーザー。ジュリアス。ハゲ。
移民賛成の言葉は最悪だ!
もう一度言ったら魂そのものを殺すぞ! 霊波動で! ジュリアス! いま! ここで!
気の合う者同士国分けて住まなきゃいけないんだ。
ペット買う時でも言われただろ? 家に考え方違うものがいるとペットはすごいストレスに感じるって。
それをアレクサンダー大王も分かってなかったから、XXXXXXXの恨みを買ったんじゃない? まぁバイケイソウはやり過ぎだが……。
そしてアレクサンダー暗殺成功したけど自分の命もすぐに尽きたしな。XXXXXXX。
もう終わりだよこの国って結構聞くけどさ、もう終わりだよこの世界の方が正しいんじゃないかって思えてきたからわたしとフィオラとサリサは外宇宙からエネルギー波を撃って21世紀で地球を終わらせた。今喋ってるここは紀元前4世紀ね。
……21世紀に平和なとこってある……ないだろ?
アレクサンダー大王の暗殺の風景がそこかしこで増える!
バイケイソウいくらあっても足りねー。
寛容な多様性、多文化主義を容認した結果、宗教原理主義に敗北していくそれが移民爆弾さ。武器を持たない戦争だよ移民爆弾は。
貧乏なんで高い物件には住めないって人は、安い物件は外国人だらけで前の物件が外人が増えたから引っ越したけど新しいトコはもっとひどい。
楽園はどこ?
結局シーザーくんみたいな
『欧米諸国は奴隷貿易の時代からずっと安い労働力の絶え間ない供給以外に経済成長する方法を知らない』
んだ。わたしの国……の真似はできないな、地球人には。
せめて紀元前の日本のような平和な社会を目指してくれ!
多様性って、『元々いる人たちから富を吸い上げて、新規に富を分配する』構造
多様性って、『元々いる人たちの価値観を崩壊させて、新規に価値観を合わせる』構造
そのうえ、分配する前に吸い上げた方々の内の方に『中抜きされた分の残り』なので始末が悪い。
まず『移民爆弾くらった国』は、もうそれ以上外国人を入れないこと、今いる外国籍もどんどん出すことが健全化への一歩。外国投資税を作って、国内投資には税金優遇。つまり鎖国だ。日本で、徳川や豊臣がした、な。
男を殺し、女はあれこれし、歴史資料を燃やし、文化を壊し、母国語を禁止する。
エウメネスくん! 本で見た覚えあるだろう!
ミケーネ王国の暗黒時代200年間に何が行われたか!?
文化や資料への攻撃! 君にとっては許せない攻撃! 焚書!
ハーゲー君に怒ってしまったけど、申し開きある? シーザーくん。人殺しをかっこいい事って思っている移民を君と同じ屋根の下に住まわそうか?
政治家はガードマン雇って厄介ごと回避とか許さねえぞ! ってみんな思ってるの。
毎日移民で血みどろだぜ?
ギャーギャー隣の移民がうるさいから注意しに行ったら外国人の集団に刃物つきつけられたとかざらだぜ?
まったく。うまいのは借金の仕方だけかよジュリアス。
移民。
これ古代マケドニアから、アレクサンダー大王の時から現在まで成功したことないのに、移民を強固に進める一派がいる。失敗した惨状が進める奴の望む光景だからだ。日本の政治家も裏にこいつらがいる。民主制誕生の陰には古今東西こいつらがいる。日本も。
陰謀論という言葉に押され続けたメアリー=フェレルは絶対奴らに辿り着いたであろう。
古代から謎の民族 海の民(本として自分らの行動を残さない掟があった。今でもこの掟どこかのあの民族が掟として強いていますね~~)
『日記は全部焼き払え』って家訓がある大富豪。
ヘロトドスも詳細に書いた、ファウスト5幕でも悪魔メフィストフェレスが『海軍と貿易と海賊は三位一体だ。これが分らない奴は航海の素人』と言った一派が。
基本的に戦の雰囲気にのまれてない時は人格者のアレクサンダー大王が
『あいつら人食いは同じ人間と思ったらだめだ!』
と激怒し、ティルス(今のレバノン辺り)攻略に乗り出した民族。
クセノフォンの「エフェソス物語」、ロンゴスの「ダフニスとクロエ」、タティウスの「レウキッペーとクレイトフォン」に出てきたことの繰り返しを各国で今行ってやがる。ホメロスもいってたような。
エウメネスくん読んだ? クセノフォンの「エフェソス物語」、ロンゴスの「ダフニスとクロエ」、タティウスの「レウキッペーとクレイトフォン」。あれ、これら君が死んだ後の時代で発売だったかな。紀元前2世紀とか……。
まあ、シェイクスピアも書いてるけど。ヴェニスの商人。紀元後16世紀か。
時代隔てたらみんな忘れるから分かんねーと思ったら大間違い。
本は力だ。
十戒も何もかも反キリストのルールに変えてるサタン教には騙されんよ」
エウメネスは熱心にその言葉を聞き入っていた。彼の頭の中で、アレクサンドロスのビジョンとシーザーの哲学が重なり合う。アレクサンドロスもまた、東西の文化を融合させようとしていた。
