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アレクサンドリアに帰還 プレビュー

いつも熱いけど今日は特にアッツ普通の熱さじゃない。
”地球ごと電子レンジの中に放り込まれた肌の感触。”
HAARPかわかんねーけどベトナムの枯葉剤使いまくった後の気象改変兵器禁止条約やぶりすぎだろー、つーの。
北海道で40度っておかしいよね で説明した通り、わたしは
https://kakuyomu.jp/users/mrwhite/news/16818792437143641894
だと思ってるんですけどね。

世界で猛威を振るうHPHD(high pressure heat dome)
気温40度とかいってるのに砂浜の砂が裸足で歩けるくらい熱くなかったらハイプレッシャーヒートドーム。
​ブルックス・アグニュー博士が解説してるわ。

この暑さが自然なわけあるか! 脳みそ働かせろ!
70年前の日本の真夏の温度どれほど低いか調べてみろ!
自分の頭で処理しきれない高次元な事を否定するクズ大人にはなるな。


で、webpあげられないので、動画作ってもあげられないという。URLで誘導は何かまずいらしいのでキャプチャして乗せる。
個人でもうロボット戦動画できたりする時代。


で、プレビュー。


プトレマイオスがフィオラ=アマオカミとオリュンピアスに聞く。
「それで。計画はどうなった。報告頼む。
 それにあの、わたしにカンチョーしてきた野郎……ミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒだっけ? とその連れのアリウス=シュレーゲルとフレッドが見えないがどこに行った。エウメネスもいないようだが……ミハエルと同じか?
 エウメネスの死体偽装作戦はまだしてないよな。あんなてんてこまいで、最後はカッサンドロスが500mの巨大ロボで出てくるんじゃあする隙もなかったろうに」


 フィオラ=アマオカミは疲労から少し立ち直り、プトレマイオスの問いかけに対して正面から向き合った。汗でわずかに湿った髪を整えながら、彼女は自分の赤い瞳を閉じてから再び開いた。
「計画は……変則的に成功したわ」
 彼女はゆっくりと説明し始める。竜族特有の落ち着いた声音が、周囲の混乱と対照的に静かに響く。
「ロクサーネと若きアレクサンドロスの救出には成功した。これが最優先事項だったわ」
 オリュンピアスは孫を今なお腕に抱きながら、静かに頷いた。彼女の表情には安堵と同時に深い疲労が刻まれている。長い亡命と策略の日々を経て、ようやくアレクサンドロスの血を守るという使命の一部を果たしたのだ。
「エウメネスの死体偽装はまだよ」
 フィオラ=アマオカミは続けた。
「あれだけの混乱の中では無理だったわ。カッサンドロスの巨大ロボット登場は完全に想定外ね……さゆの時空歪曲の結果だわ」
 水鏡冬華はフィオラの言葉に小さくため息をついた。
「桜雪さゆが引き起こした時空の歪みが、どれほど広範囲に影響しているのか…心配だわ」
 彼女は窓の外を見つめた。エジプトの港の風景は、紀元前の世界本来の姿を保っているように見えるが、いつ異常が現れるか分からない。彼女の中の黒竜神の因子が、何かの違和感を察知している。
「ミハエルたちは……アンティキティラ島にいるわ」
 フィオラ=アマオカミは説明を続けた。
「アリウスとフレッドと共に、アンティキティラの機械を調査している。古代のコンピュータとも言われるその装置に、何か特別な意味があるようだけど……詳細は不明ね」
 プトレマイオスは顎を撫でながら考え込んだ。彼の目には戦略家らしい計算の色が宿る。
「俺にカンチョーしてきた野郎……ミハエル」
 彼は小さく笑った。将軍としての威厳を保ちながらも、その記憶は彼を少し緩ませたようだ。
「エウメネスはどこにいる?」
 ミハエル黒騎士団のクロード=ガンヴァレンが一歩前に出て、騎士らしい姿勢で答えた。
「プトレマイオス様、エウメネスはまだ安全な隠れ家に……いると思われます。彼の死亡を偽装する計画は、カッサンドロスの注意がそれていた今が好機と考えていましたが……」
 彼はフィオラ=アマオカミを見た。フィオラの=アマオカミ判断を仰いでいるようだ。
 フィオラ=アマオカミは考え込みながら首を振った。
「いいえ、むしろ今は待つべきよ。カッサンドロスの混乱は確かに好機だけど、この海竜の出現……そして時空の歪みによる予測不能な事態を考えると、計画を急ぐよりも状況を見極めるべきだわ」
 サミュエル=ローズはロクサーネの傍らで静かに治癒魔法を続けながら言った。
「でも、ロクサーネ様とお子様の救出に成功したのは大きな前進です。これだけでも計画の一部は達成されていますよ」
 ロクサーネは若きアレクサンドロスの髪を優しく撫でながら、弱々しいながらも感謝の笑みを浮かべた。
「助けてくださって……ありがとうございます」
 彼女の声は長い幽閉生活で弱っていたが、自由への希望が少しずつ彼女の中に戻りつつあった。

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