プレビュー。一か月以上の公開文たまった。これは去年の記録超えてる。ひぃい。歴史ものに手を出すとこうなるのか!
アンティキィラ島。
「なあんか、ロボットが見えたんだけど。ペラの方面に」
アンティキィラ島の機械をいじっていたミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒが、半眼で言う。
「え。僕ら応援に行った方がいいかな?」
と、アリウス=シュレーゲル。
「行かなくていいんじゃねーの? サリサとフィオラと冬華ちゃんとさゆちゃ、のどれかで余裕でおつりくるわ。4人とも1人で手軽なエネルギー波で全力出さなくても地球全体を一瞬で消せるからな。1kmだろうが100万kmだろうがでかいロボットごとき何でもねーだろ」
と、フレデリック=ローレンス(フレッド)。
「じゃ、作業続けますか」
アリウス=シュレーゲルはそうのんびりと言った。
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一方、幽霊騒ぎやら巨大ロボ騒ぎやら色々大変な事になっているアンフィポリスの街。
「カンショーシンデス。ロクサーヌとアレクサンドロス4世を」
巨大ロボで暴れているカッサンドロスが、ちょっと聞き取れる事を言った。
「いや。テッサテロニケももらうしー」
これはサリサ=アドレット=ティーガーが言ったことだ。
「あいつ! 敵に行動バラしてどうするの!」
フィオラ=アマオカミが毒づく。
「いいじゃん別に。こいつはこのアンフィポリスで眠ってもらうから。21世紀に話題になるわよ? 掘ってたら遺跡どころか、巨大ロボが出てきたってね!」
161cmのサリサ=アドレット=ティーガーがそういって利き腕の左手のパーを巨大ロボットに見せつけるように立つ。
金銀妖艶(ヘテロクロミア)の右目が赤、左目が金のサリサの瞳が輝く。
「打ってみろよ。500mから繰り出されるパンチ。わたしは慈悲があるから、よけずに受け止めてやるよ! ねぇ、早く!」
